製品概要

機能と利点

  • 超低歪み、高解像度ソース
    • 周波数範囲:DC 、50Hz~40kHz
    • 独自のデジタル・プリディストーション(DPD)アルゴリズム
    • −130dBc THD(1kHz(代表値)の時)
    • 内蔵パターン・メモリを用いた任意波形発生(AWG)
    • 差動(バランス型)出力:最大3.6VRMS
  • 複数の記憶された波形間の高速パターン・スイッチング
  • スモール・フォーム・ファクタ(60mm × 40mm)
  • 低消費電力:1W(自己消費、代表値)
  • SPIインターフェースをテストおよび測定システムに統合

製品概要

ADMX1002は、超低歪み、正弦波、高解像度の任意波形発生器です。この高性能モジュールは、独自のデジタル・プリディストーション・アルゴリズムの採用により、信号の歪みを、高性能のDAC(D/Aコンバータ)やアンプのみが達成できるレベル以下に低減します。その差動出力は、高性能ADC(A/Dコンバータ)、オーディオ・コーデック、その他のオーディオICやシステムのテストで必要になることが多いコモンモード・レベルに合わせて設定できます。容易に導入可能なSPIインターフェースとスモール・フォーム・ファクタにより、ADMX1002は、テスト・システムへの組み込みが容易にでき、測定や特性評価用の作業台でも簡単に使用できます。

アプリケーション

  • ハイエンド・オーディオのテスト
  • A/Dコンバータの特性評価およびテスト
  • センサーおよびトランスジューサのテスト
  • 周波数応答およびネットワークの解析
  • ATE(自動試験装置)

マーケット&テクノロジー

対象となる製品

パッケージの内容

ADMX1002

はじめに

使用説明書の詳細は右記のwikiを参照: ADMX1001およびADMX1002、超低歪み、低ノイズ信号発生器およびアクイジションの評価モジュール[アナログ・デバイセズ Wiki]

注:評価ソフトウェアはダウンロードできます。

クイック・スタート:

  • GUIをダウンロードし、インストールします。
  • SDPドライバをダウンロードし、インストールします。
  • ADMX1002モジュールをキャリア・ボードEVAL-ADMX100X-FMCZに差し込みます。
  • SDP-H1ボードをEVAL-ADMX100X-FMCZのFMCコネクタに接続します。
  • SDP-H1とホストPCをUSBケーブルで接続します。
  • SDP-H1に給電し、次に付属の電源アダプタを用いて、EVAL-ADMX100X-FMCZに給電します。
  • GUIを起動します。

推奨システム動作環境

完全な評価ソリューションを得るには、次の3つのボードをすべてご購入ください。

  • ADMX1002B
  • EVAL-ADMX100X-FMCZ
  • EVAL-SDP-CH1Z

その他の要件

  • Windows 10以降のOSを搭載するPC
  • EVAL-ADMX100X-FMCZボード
  • ADMX1002Bボード
  • SDP-H1ボード
  • 電源アダプタ
  • ADMX100Xグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)
  • SDPドライバ

ソフトウェア

評価用ソフトウェア

ADMX100X Graphical User Interface (GUI)
Evaluation software (GUI and scripting tool) is available to download.

ハードウェア (1)

コントローラ・ボード