自動車照明用の4Aスイッチを内蔵した60V LEDドライバ

LED照明は、現在そして将来の自動車設計における重要な特長です。LED照明は効率が高く、堅牢で魅力があり、芸術的です。LED照明は、さまざまな方法で車両に使用されています。すなわち上向き光線または下向き光線の前照灯、日中走行用ライト、信号灯、ブレーキライト、ダッシュボード表示装置、ヘッドアップ表示装置など、多様性に富んだ内部および外部照明装置です。これらの設計では、LEDの列を精度、効率、信頼性の高い方法で正常に駆動できるLEDドライバが必要です。多様な電力レベルやその他の機能(輝度調整やEMI低減など)は、これらのアプリケーションでも同様に必要です。

LT3952は、さまざまなDC/DCコンバータ回路構成で使いやすい60V汎用LEDドライバです。標準的な自動車用バッテリから最大25Wを供給し、場合によってはさらに高い電力を供給するのに役立つ強力な4A低電位側MOSFETを内蔵しています。このデバイスは最大54VのLEDの昇圧コンバータとして使用することができます。あるいは、昇降圧コンバータとして使用して、自動車用LED列の広い範囲内の電圧で1列のLEDに電力を供給することができます。高性能PWM調光デバイスは、LEDに対する高精度で大深度の輝度調整を実現します。LED列の短絡/開放保護回路および診断回路により、このデバイスは、非常に有用な昇圧、降圧、または昇降圧LEDドライバになります。

LT3952は疑似ランダム・スペクトラム拡散機能を備えており、この機能を使用すると、PWM調光時にちらつきを発生させずにEMIの平均値を低減することができます。また、特許出願中の昇降圧回路で構成して、昇圧および降圧アプリケーションで入出力リップルやEMIを低減することもできます。このデバイスは強力で堅牢な汎用LEDドライバICで、多くの自動車用LEDドライバ・アプリケーションでの使用に対応します。