スイッチング・レギュレータ

スイッチング・レギュレータ

アナログ・デバイセズは、昇圧（ブースト）、降圧（バック）、および反転の各モードで動作する広範なスイッチング・レギュレータを提供しています。これらのデバイスは固定または調整可能な出力電圧を生成することが可能で、最大2Aの出力電流を提供します。アナログ・デバイセズのスイッチング・レギュレータのポートフォリオが備える特長として、バッテリ電圧の低下検出、ユーザー調整可能な電流制限、各種のスイッチング周波数、および外付け部品数の削減などがあります。この高集積で汎用性の高い製品ファミリは、スペースの制約が厳しいアプリケーションで外付け部品数を最小限に抑えることを目的としています。

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DDR/QDRメモリ／バス終端

アナログ・デバイセズのSRAMメモリ電源製品およびバス終端製品は、DDR、QDRメモリ、SSTLロジック、高速FPGAおよびプロセッサ用のHSTLインターフェースに加えて、PCIe、クラウドベース・システム、RAID、ビデオ処理、ネットワーキングなどの広帯域アプリケーションをサポートする他の高度なポータブル・マイクロプロセッサベース・システムにとって最適な選択肢になります。DDRメモリとQDRメモリには3つの電圧レールであるバス電源電圧（VDD）、バス終端電圧（VTT）、およびリファレンス電圧（VREF）が必要です。バス終端電圧（VTT）とリファレンス電圧（VREF）は½のバス電源電圧（VDD）を追従できる必要があるほか、バス終端電圧（VTT）には電流のソースおよびシンク用の機能も必要になります。当社のDDR/QDRメモリ・バス終端製品ポートフォリオは、電圧モードと電流モードのスイッチング・レギュレータ・トポロジ、非常に低い入力電圧、調整可能なスイッチング周波数動作、および極薄パッケージを提供し、MX、PXA、ARM、OMAP、他の高度なマイクロプロセッサに対する電力供給ニーズに対応できます。

SEPIC レギュレータ

アナログ・デバイセズは、SEPICコンバータとして構成可能な種々のモノリシック昇圧レギュレータを揃えています。これらのSEPICコンバータは、入力電圧が出力電圧を上回る場合でも下回る場合でも、固定出力電圧を維持します。また、入力電圧範囲が広く、ショットキー・ダイオードを内蔵し、外部同期を行います。プログラム可能な電流制限、バーストモード動作、バッテリ低下検出などの機能も搭載しています。

SIMOレギュレータ

単一インダクタの設計による、複数の電源レール・アプリケーションのためのコンパクト、省スペース・アーキテクチャのスイッチング・コンバータが持つ優れた効率を活用してください。アナログ・デバイセズの単一インダクタ・マルチ出力（SIMO）電源管理ICは、ただひとつのインダクタを使用して複数のスイッチング・バックブースト・レギュレータ機能を提供します。高効率の変換によりバッテリ寿命が延長され、また超小型のサイズと部品点数の少なさを通じて設置スペースの限られたウェアラブル、ヒアラブル、IoT、およびその他の小型のバッテリ駆動家電製品に最適なソリューションを実現します。
またバッテリ管理（チャージャと残量表示）、ノイズに敏感なレールのためのLDO出力、制御された電源投入と切断のため基板に搭載されたシーケンサなどの機能が組み込まれ、低消費電力の携帯型機器の設計を更に簡素化します。12Cインターフェイスにより電源管理ICの完全なカスタマイズが可能であり、また電力を更に節約し電力プロファイルをカスタマイズできる動的電圧スケーリング（DVS）もサポートしています。

ステップアップ（昇圧）レギュレータ

アナログ・デバイセズは、同期および非同期の両方のスイッチを備えた高性能ステップアップ昇圧スイッチング・レギュレータ IC および昇圧スイッチング・コントローラ IC を幅広く製造しています。これらのスイッチング電圧レギュレータは、2.25 V 未満〜100 V 以上までの標準入力電圧性能、最大 4 MHz のスイッチング周波数、最高 96% までの高効率動作を提供します。バースト・モード動作では、数十マイクロアンペアのレベルの静止電流を実現します。このような機能の組み合わせにより、非常に小型で低プロファイルの昇圧スイッチング・レギュレータ回路実装が、最小限の外付け部品で可能になります。これらの製品の多くは、SEPIC レギュレータまたはフライバック・トポロジー・スイッチング・レギュレータとして設定することもできます。

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µModule昇圧レギュレータ

デジタル・パワー・システム・マネージメント機能を備えた昇圧レギュレータ

マイクロパワー昇圧レギュレータ

パワー・スイッチ内蔵型昇圧レギュレータ

複数出力昇圧レギュレータ

パワー・スイッチ外付け型昇圧コントローラ

ステップダウン（降圧）レギュレータ

アナログ・デバイセズは、同期および非同期の両方のスイッチを備えた高性能降圧スイッチング・レギュレータICおよび降圧スイッチング・コントローラICを幅広く製造しています。これらのスイッチング電圧レギュレータは、一般的には2V未満から100V以上までの入力電圧に対応し、スイッチング周波数最大4MHz、最高96%の高効率動作を提供します。バースト・モード動作では、数十マイクロアンペアの静止電流を実現します。このような機能の組み合わせにより、超小型で低背型の降圧スイッチング・レギュレータ回路実装を最小限の外付け部品で実現します。

Sub-subcategories

µModule 降圧レギュレータ

デジタル・パワー・システム・マネージメント機能を備えた DC/DC コントローラ

複数出力降圧レギュレータ

降圧レギュレータ + LDO

マイクロパワー降圧レギュレータ

パワースイッチ外付け型降圧コントローラ

パワー・スイッチ内蔵型降圧レギュレータ

高入力電圧降圧レギュレータ

デジタル・プログラマブル・レギュレータ

ピエゾ・マイクロアクチュエータ・ドライバ

アナログ・デバイセズの圧電（ピエゾ）マイクロアクチュエータ・ドライバは、ディスク・ドライブ、ピエゾ・スピーカ、バラクタ・バイアスに対してピエゾ・マイクロアクチュエータを駆動するために必要な増幅とブースト・レギュレーションを提供します。

フライバック、フォワード、絶縁コントローラ

アナログ・デバイセズのフライバックおよびフォワード・コントローラのポートフォリオは、絶縁型および非絶縁型アプリケーションで使用されるDC/DCコンバータ・ブリックのシンプルで費用対効果の高い代替品を提供します。フライバック・コントローラを使うと最大100W、フォワード・コントローラでは最大数キロワットの電力を得ることができます。アナログ・デバイセズが独自に開発したiCoupler®技術がいくつかのフォワード・コントローラに集積されているため、アイソレーションの境界を越えて信号を伝送する大きな信号トランスおよびフォトカプラが不要です。多くのフライバック・コントローラにはフォトカプラが不要なため、設計の複雑さやコストが削減され、同時にシステム全体の信頼性が向上します。どちらのトポロジについても既製のトランスがいくつか製品データシートに記載されています。これらのトランスでは設計が更にシンプルになっており、市場投入までの時間を最大限に短縮できます。

マルチトポロジDC/DC

アナログ・デバイセズのマルチトポロジDC/DCパワー・マネージメント製品には、様々な種類とトポロジのDC/DCレギュレータが組み込まれています。このカテゴリの製品は2つ以上のレギュレータを備えており、降圧（ステップダウン）、昇圧（ステップアップ）、降圧／昇圧（ステップダウン／ステップアップ）、SEPIC、リニア電圧、反転スイッチング・レギュレータの組み合わせが1つのコンパクトなパッケージに収められています。これらのマルチトポロジDC/DC製品は、高性能オペアンプ／DAC／ADC／シグナル・コンディショニング回路用のスプリット正電源および負電源、機能豊富な携帯機器／産業機器／医療機器、複数の電源を1つのコンパクトなICに統合しなければならないスペースが制約されたシステムといったアプリケーションに適しています。

昇降圧レギュレータ

アナログ・デバイセズは、真の昇降圧同期 DC/DC コンバータを提供しています。これらのスイッチング・レギュレータが持つ独自の内部 MOSFET スイッチの 4 つの組み合わせにより、ステップダウン・モードから 100% ドロップアウト動作へ、そしてステップアップ・モードにシームレスに移行し、入力電圧が出力の上下に変動しても固定の出力電圧が可能になります。

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パワー・スイッチ内蔵型昇降圧レギュレータ

パワー・スイッチ外付け型昇降圧コントローラ

µModule バックブースト（昇降圧）レギュレータ

超低ノイズ・レギュレータ

アナログ・デバイセズは、制約のある環境において影響を受けやすい RF 回路やオーディオ回路など、厳しいノイズ要件を必要とするアプリケーション用に、独自の超低ノイズ・リニア電圧レギュレータおよびスイッチング・レギュレータ・ファミリーを提供しています。これらのレギュレータは、ステップアップ、ステップダウン、反転、フライバック、およびチュック・トポロジで提供されます。ノイズ・レベルは、通常、数十マイクロボルトです。

反転レギュレータ

アナログ・デバイセズの DC/DC 反転スイッチング・レギュレータの製品群は、入力電圧を負の出力に反転するように特別に設計されています。わずか 100 mA〜10 A のスイッチ電流で、1〜64 V の入力電圧範囲を提供します。注目すべき特長としては、内蔵されたショットキー･ダイオード、固定周波数動作、プログラマブルな電流制限、低ノイズ動作などがあります。