AD5663

製造中

nanoDAC® 16ビットD/Aコンバータ、デュアル、2.7~5.5V、250µA、レールtoレール出力

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製品情報

  • 低消費電力のデュアル16ビットnanoDAC
  • 相対精度(INL):±12LSB(最大)
  • 単調増加性を設計によって保証
  • 10ピンのMSOPおよびサイズが3mm×3mmのLFCSP_WDパッケージ
  • 電源電圧:2.7~5.5V
  • チャンネルごとのパワーダウン機能
  • パワーオン時のリセット:ゼロ・スケールまたはミッドスケール
  • ハードウェアLDACおよびCLR機能
  • 最大50MHzのシリアル・インターフェース


nanoDAC®ファミリーの製品であるAD5663は、2.7~5.5Vの電圧範囲の単電源で動作し、単調増加性が設計によって保証されている低消費電力、デュアル、16ビットのバッファ付き電圧出力DACです。

AD5663では、DACの出力範囲の設定に外部リファレンス電圧が必要です。このデバイスには、パワーオン・リセット回路が組み込まれているので、パワーアップ時にDAC出力が0Vまたはミッドスケール電圧(AD5663-1)にリセットされ、有効な書き込みが実行されるまで、この状態に維持される動作が確実に保証されます。5Vの電源動作時に消費電流を480nAに低減するパワーダウン機能が用意されており、このパワーダウン・モード時に出力負荷をソフトウェアで選択することが可能です。

このデバイスは通常の動作時でも同様に消費電力が低く抑えられるので、携帯型のバッテリ駆動機器に最適です。消費電力は5V電源時で1.25mWですが、パワーダウン・モード時には2.4µWまで低減されます。

AD5663には、レールtoレールの出力振幅が可能なオンチップの高精度出力アンプが内蔵されています。

AD5663では、最大50MHzのクロック・レートで動作し、標準のSPI®、QSPI、MICROWIRE、およびDSPインターフェースとの互換性を備える、融通性に優れた3線のシリアル・インターフェースを使用します。

製品のハイライト

  1. デュアル16ビットDAC、相対精度±12LSB(最大)
  2. 10ピンのMSOPおよびサイズが3mm×3mmの10ピンLFCSP_WDパッケージを用意
  3. 低消費電力:3V電源時で0.6mW、5V電源時で1.25mW
  4. 7µsの最大セトリング時間

アプリケーション

  • プロセス制御
  • データ・アクイジション・システム
  • 携帯型のバッテリ駆動計測機器
  • ゲインとオフセットのデジタル調整
  • プログラマブル電圧源および電流源
  • プログラマブル減衰器

AD5663
nanoDAC® 16ビットD/Aコンバータ、デュアル、2.7~5.5V、250µA、レールtoレール出力
AD5663 Functional Block Diagram AD5663 Pin Configuration AD5663 Pin Configuration
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ソフトウェア・リソース

評価用ソフトウェア 1

AD5663 Evaluation Software (zip)

 


ハードウェア・エコシステム

製品モデル 製品ライフサイクル 詳細
インターフェース・トランシーバ & アイソレータ 5
ADUM4160 製造中

USBアイソレータ、フル / ロー・スピード

ADUM7440 製造中 デジタル・アイソレータ、クワッド・チャンネル、1 kV RMS耐性
ADUM7441 製造中 デジタル・アイソレータ、クワッド・チャンネル、1 kV RMS耐性
ADUM5401 製造中 デジタル・アイソレータ、クワッドチャンネル、2.5kV、DC/DCコンバータ内蔵(チャンネル信号方向:3/1)
ADUM1300 製造中 3チャンネル・デジタル・アイソレータ
オペアンプ(OPアンプ) 3
AD820 製造中 オペアンプ、単電源、高精度、レールtoレール、
低消費電力、FET入力
OP295 製造中 オペアンプ、レールtoレール、デュアル
ADA4096-2 新規設計に推奨 オペアンプ、デュアル、マイクロパワー、30V電源、過電圧入力保護、入 / 出力レールtoレール
電圧リファレンス 2
REF195 製造中 電圧リファレンス、5.0V,高精度、マイクロパワー、 低ドロップアウト
REF193 製造中 電圧リファレンス、3.0V、高精度、マイクロパワー、 低ドロップアウト
Modal heading
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ツールおよびシミュレーション

Precision DAC Error Budget Tool

Precision DAC Error Budget Toolは、高精度DACシグナル・チェーンのDC精度を計算するウェブ・アプリケーションです。これは、シグナル・チェーン全体で静的誤差がどの程度累積するかを示すもので、これにより設計のトレードオフを手早く評価できます。計算には、電圧リファレンス、オペアンプ、および高精度DACが生成するDC誤差が含まれます。

ツールを開く

IBISモデル 1


評価用キット

eval board
EVAL-AD5663R

AD5663R Evaluation Board

機能と利点

  • Full featured evaluation board for the AD5663R and AD5667R
  • Flexible configuration options
  • On-board references
  • PC control in conjunction with Analog Devices, Inc.
  • EVAL-SDP-CB1Z system demonstration platform (SDP)

製品詳細

The evaluation board is designed to allow straightforward customer evaluation of the device using the hardware and software provided. The evaluation board can also be used to quickly create a prototype with the AD5663R/AD5667R, reducing design time. The AD5663R/AD5667R operate from a single 2.7 V to 5.5 V supply. These are 16-bit, dual-channel, voltage output digital-to-analog converters (DACs). The AD5663R uses a serial peripheral interface (SPI) for configuration and control, whereas the AD5667R uses an I2C interface.

Full data on the AD5663R/AD5667R can be found in the appropriate data sheets available from Analog Devices and should be consulted in conjunction with the user guide UG-991 when using the evaluation board.

The evaluation board interfaces to the USB port of a PC via the SDP board.

This evaluation board requires the EVAL-SDP-CB1Z board (SDP-B controller board).


EVAL-AD5663R
AD5663R Evaluation Board
EVAL-AD5663R-SDZ/EVAL-AD5667R-SDZ Image

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