デジタル・ポテンショメータ
デジタル・ポテンショメータは、可変抵抗器やレオスタット、機械式ボリューム、機械 ( アナログ ) 式ポテンショメータと同様に電子回路の調整およびトリミングを行います。デジタルポット、RDAC、またはデジポット(digiPOT)とも呼ばれ、システム誤差の校正やシステム・パラメータの動的制御に使用できます。
また、デジタル・ポテンショメータは電子制御による設定が可能で、不揮発性メモリ・デバイスには電源オフ時のワイパー設定保持機能があります。1つのチップ ( サブストレート ) 上に抵抗体ラダーが構築されますので、D/Aコンバータと同じような相対精度があることもメリットです。また、ヒューズ・リンク・デバイスには、ワンタイム・プログラム機能もあります。
デジタル・ポテンショメータとは何かをまとめたページもご用意していますので、こちらもご覧ください。
アナログ・デバイセズのデジタル・ポテンショメータのポートフォリオは、広い工業用温度で妥協のない性能を提供します。この機会に是非ご検討ください。
製品セレクション・テーブル
最新情報
アプリケーション・ノート
- DS1863/DS1865における内部キャリブレーションおよび右シフト処理(スケーラブルダイナミックレンジ)の使用によるADC性能の強化
- ロジックアナライザのメモリ制限に対する解決策
- C (言語)でパラレルポートの2線式ソフトウェアを書く
- Using Multiple DS1267 Digital Potentiometers With an 8051 Microprocessor Generating 3-Wire Signals
- Controlling a DS1803 Digital Potentiometer Using an 8051 Microprocessor to Generate 2-Wire Signals
デザイン・ノート
- Adding Autorestart Capability to the MAX16046 EEPROM-Programmable System Manager
- Why Honest Weigh Scales Are Application Specific
- DS1845/DS1855ディジタルポテンショメータ用のプッシュボタンインタフェースを作成する
- Using the DS4424 to Margin the Output Voltage of a DC-DC Converter
- 同じI²Cバス上における複数のDS1859デバイスの接続
技術記事
- デジタル・ポテンショメータを使ってプログラマブルな発振器を構成
- 標準的な方法による標準的な「標準値」のテスト
- デジタル・ポテンショメータにより、スイッチング・モード電源を敏速かつ直線的に調整
- デジタル・ポテンショメータと機械式ポテンショメータの比較:最高のシステム性能を実現するための設計に関する重要な考慮事項
- Passive Components Aren’t Really So Passive (Part 2): Resistors