医療用画像処理装置向けの高性能ADC/AFE

X線は1895年にWilhelm Conrad Röntgen(レントゲン)氏によって発見されました。この功績により、同氏は第1回ノーベル物理学賞を受賞しました。その後、X線は科学的な分野で広く利用されるようになりました。なかでも医療分野において、X線が多いに役立ったことは周知のとおりです。現在では、人体の内部構造を非侵襲的に視覚化する多様な手法が実用化されています。X線はそうした技術の基礎として位置づけられるものであり、医療用画像処理の分野の基盤となる要素の1つだとも言えます。

本稿では、何種類かの医療用画像処理装置を取り上げます。それぞれがベースとする物理的な原理や処理手法には違いがありますが、1つの共通点を持っています。それは、シグナル・コンディショニングとデジタル領域への変換が、アクイジション・システムのアナログ・フロント・エンド(AFE)で行われるということです・・・・・・

 

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Anton Patyuchenko

Anton Patyuchenko

Anton Patyuchenkoは、アナログ・デバイセズのフィールド・アプリケーション・エンジニアです。2015年に入社しました。ヘルスケア、エネルギー、マイクロ波分野のアプリケーションを専門とし、戦略顧客および主要顧客に対するサポートを提供しています。2007年にミュンヘン工科大学でマイクロ波工学の理学修士号を取得しました。卒業後は、ドイツ航空宇宙センター(DLR)で研究職に就いていました。