LTC6950

製造中止

クロック分配回路を内蔵した1.4GHz低位相ノイズ、低ジッタPLL

利用上の注意

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製品情報

  • 低位相ノイズおよび低ジッタ
  • 付加ジッタ:18fsRMS(12kHz~20MHz)
  • 付加ジッタ:85fsRMS(10Hz~ナイキスト周波数)
  • EZSyncマルチチップ・クロック・エッジ同期
  • ロック表示機能を備えた完全なPLLコア
  • 正規化された帯域内位相ノイズフロア:–226dBc/Hz
  • 正規化された1/f位相ノイズ:–274dBc/Hz
  • VCO入力周波数:最大1.4GHz
  • 独立した4つの低ノイズ1.4GHz LVPECL出力
  • 構成可能な1つのLVDS/CMOS出力
  • 1から63までのすべての整数を対象範囲とする個別にプログラム可能な5つのドライバ
  • 0から63までのすべての整数を対象範囲とする個別にプログラム可能な5つのVCOクロック・サイクル遅延回路
  • 接合部温度範囲:-40°C~105°C
  • ClockWizardソフトウェア設計ツールによるサポート

LTC®6950は、クロック分配回路を内蔵した、低位相ノイズの整数分周方式周波数シンセサイザ・コアです。LTC6950は、高周波、高分解能のデータ収集システムで要求される低位相ノイズのクロック信号を供給します。

この周波数シンセサイザは、低ノイズの完全なPLLコアの他に、プログラム可能なリファレンス分周器(R)、プログラム可能な帰還分周器(N)、位相/周波数検出器(PFD)、および低ノイズのチャージポンプ(CP)を内蔵しています。LTC6950のクロック分配部は、VCO入力に基づいて最大5つの出力を供給します。1~63の任意の整数でVCO入力周波数を分周し、0~63のVCOクロック・サイクルだけ出力を遅延させるため、各出力は個別にプログラムされます。出力のうち4つは、ノイズが非常に低く、低スキューで、最大1.4GHzの動作が可能なLVPECLロジック信号を特長としています。5番目の出力は、ロジック・タイプとしてLVDS(800MHz)またはCMOS(250MHz)を選択可能です。また、この出力は、VCO入力またはリファレンス分周器出力に基づいて出力信号を生成するようプログラムすることもできます。


Applications
  • 高速、高分解能のADC、DAC、およびデータ収集システムのクロック制御
  • 低ジッタのクロック信号生成および分配

LTC6950
クロック分配回路を内蔵した1.4GHz低位相ノイズ、低ジッタPLL
PECLx Closed-Loop Phase Noise, fVCSO = 1GHz, Mx[5:0] = 8, fPECLx = 125MHz Product Package 1
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ソフトウェア・リソース

評価用ソフトウェア 1

ClockWizard

ClockWizard は 、PLLWizard をベースとしており、LTC6950 の評価プロセスを簡単に実行できます。ループ・フィルタ・コンポーネントを設計して最終的な位相ノイズとジッタ性能を予測できるだけでなく、 LTC6950 の出力を時間領域で表示し、それぞれの EZSync 設定に基づいて出力間の位相関係を確認できるスコープ・プロットを採用しています。また、DC590 または DC2026 によって LTC6950 デモ・ボードを制御できます。


ハードウェア・エコシステム

製品モデル 製品ライフサイクル 詳細
A/Dコンバータ(ADC) 3
LTC2157-14 製造中 デュアル、14ビット、250Msps ADC
LTC2208 製造中 16ビット、130Msps ADC
LTM9013 最終販売 300MHz広帯域レシーバ
コンパレータ 1
LTC6957 位相ノイズの小さいデュアル出力バッファ/ドライバ/ロジック・コンバータ
ファンアウト・バッファ & スプリッタ 1
LTC6954 最終販売 低位相ノイズ、トリプル出力クロック分配分周器/ドライバ
フェーズ・ロック・ループ(PLL)シンセサイザ 1
HMC1031 最終販売 0.1 MHz ~ 500 MHz のクロック・ジェネレータ、インテジャー N PLL 付き
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ツールおよびシミュレーション

Linduino

Linduino はアナログ・デバイセズの Arduino 互換システムで、アナログ・デバイセズ製集積回路のファームウェア・ライブラリおよびサンプル・コードの開発と配布に使用します。Linduino対応の各製品には、LTSketchbook/Part Numberフォルダに定義されたサンプルのメイン・プログラムと、LTSketchbook/librariesフォルダに定義されたドライバ・コードが含まれています。

GitHub上のLinduinoコードのリポジトリとコード使用方法

LTSketchbookをダウンロード

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評価用キット

eval board
DC1795A

LTC6950 Demo Board | Integer-N PLL with 5 Outputs (Requires DC590 or DC2026)

製品詳細

Demonstration circuit 1795A features the LTC6950, a 1.4GHz low phase noise, low jitter PLL with clock distribution. For ease of use, the DC1795A comes installed with a 100MHz reference and a 1GHz VCSO, voltage controlled SAW oscillator with sine wave output. All differential inputs and outputs have 0.5" spaced SMA connectors. The DC1795A has four AC coupled LVPECL outputs with 50Ω transmission lines making them suitable to drive 50Ω impedance instruments. The LVDS/CMOS output is DC coupled. The LTC6950’s EZSync™ function is made available via a turret and an SMA connector.

DC1795A
LTC6950 Demo Board | Integer-N PLL with 5 Outputs (Requires DC590 or DC2026)
DC1795A Demo Board DC1795A Demo Board DC1795A Demo Board DC1795A Demo Board DC1795A - Schematic

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