Quantic X-Microwave

Analog Devices RF and microwave components are available as drop-in X-MWblocks®
from Quantic X-Microwave.

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ADL5902

新規設計に推奨

パワー検出器、50 MHz~9 GHz、65dB、TruPwr™

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 50 MHz~9 GHzでの高精度rms-DC変換
  • シングルエンド入力でのダイナミックレンジ:65dB
    バランまたは外部マッチング回路は不要
  • 波形および変調方式に制約なし、GSM/CDMA/W-CDMA/TD-SCDMA/WiMAX/LTEなどに対応可能
  • デシベル・リニアな出力スケール:53mV/dB
  • 伝達関数リップル:±0.1dB以下
  • 温度安定性:±0.3dB以下
  • 全ての機能は温度、電源電圧に対して安定
  • 動作電圧:4.5V~5.5V、動作温度:-40℃~+125℃
  • 1.5mWのパワーダウン機能
  • 50dBダイナミックレンジのAD8363とピン互換

ADL5902は真のrms応答を備えたパワー検出器で、シングルエンドの50Ω信号源でドライブされた時65dBmの測定範囲を持っています。この特長によって、ADL5902は最大9GHzまで動作に関して、バランや他の外部入力チューニングの必要なく、多様な周波数に対応できます。

ADL5902は、信号パワーの正確な測定を必要とする数多くの高周波数システムに対してのソリューションを提供します。必要なのは、5Vの単電源とわずかなコンデンサーだけですので、使い易く、シングルエンド・ドライブまたは差動入力ドライブのためにバランを使ったドライブに対応することができます。ADL5902は50MHz~9GHzまで動作することが可能で、大きなクレストファクタを持った-62dBmから少なくても+3dBmの入力に対応することができ、GSM、CDMA、W-CDMA、TD-SCDMA、WiMAX、LTEなどの変調信号に対応します。

ADL5902は、複雑な低周波変調エンベロープを持つ高周波信号の真のパワーを決定することができ、また、単純な低周波数のrms電圧計としても使うことができます。パワー計測デバイスとして使う場合、VOUTはVSETに接続されます。それによって出力は、入力のrms値の対数値に比例します。言い換えると、読み込みは直接デシベルで与えられ、1ディケードあたり1.06Vまたは53mV/dBのスケーリングとなり、またそれ以外のスロープにも簡単に変えられます。コントローラー・モードでは、VSETに加える電圧で、セット・ポイントから離れた入力ヌルで必要なパワー・レベルを決定します。出力バッファは高負荷電流を提供することができます。

ADL5902は、PWDNピンにロジック・ハイを与えることでパワーダウンとなり1.5mWの消費電力となります。約5μs以内でパワー・アップし、通常では25℃で73 mAの電流で動作します。ADL5902は4mm×4mmの16ピンLFCSPパッケージで供給され、-40~+125℃の広い温度範囲にわたって動作します。

ADL5902はまた、50dBのダイナミックレンジを備えたTruPwr™検出器AD8363、とピン・コンパチブルです。 この特長によって、設計者は、異なるダイナミックレンジの要求プロジェクトに対して1つの回路レイアウトを作るだけで済ますことが出来ます。また、部品実装済みのRoHS準拠の評価ボードも提供しております。

アプリケーション

  • パワー・アンプの直線化/制御ループ
  • 送信パワーの制御
  • 送信信号の強度表示(TSSI)
  • RF用計測機器

ADL5902
パワー検出器、50 MHz~9 GHz、65dB、TruPwr™
ADL5902-fbl ADL5902 Pin Configuration
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ソフトウェア・リソース


ツールおよびシミュレーション

ADIsimRF

ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。

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ADIsimPLL™

ADIsimPLLは、アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品の迅速で信頼性の高い評価を可能にします。これは、現在利用できる最も包括的なPLLシンセサイザ設計およびシミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、PLL性能に影響を与える重要な非線形効果がすべて含まれます。ADIsimPLLは、設計プロセスから1回以上の反復作業を削除し、設計から市場投入までの時間を短縮します。

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Sパラメータ 1


評価用キット

eval board
EVAL-ADL5902-ARDZ

ADL5902 Arduino Shield Board with PC-Based Software GUI

製品詳細

The EVAL-ADL5902-ARDZ shield illustrates the functionality of the ADL5902, a 50 MHz to 9 GHz 65 dB TruPwr RMS responding RF power detector. The voltage outputs of the ADL5902 are routed to the ANALOG IN connector of the Arduino base board. This allows the RF power detector’s output voltage to be easily digitized and processed by the Arduino base board’s integrated six-channel ADC. The output of the ADL5902’s on-board temperature sensor is also routed to one of the ANALOG IN pins.

eval board
EVAL-ADL5902

ADL5902 Evaluation Board

製品詳細

ADL5902-EVALZ is a fully populated, 4-layer, FR4-based evaluation board. For normal operation, it requires a 5 V/100 mA power suppply. The 5 V power supply should be connected to the pins labeled  VPOS and GND. The RF input signal is applied to the SMA connector labeled IN and the output voltage is available on the SMA connector labeled VOUT.

EVAL-ADL5902-ARDZ
ADL5902 Arduino Shield Board with PC-Based Software GUI
EVAL-ADL5902-ARDZ Evaluation Board EVAL-ADL5902-ARDZ Evaluation Board - Top View EVAL-ADL5902-ARDZ Evaluation Board - Bottom View
EVAL-ADL5902
ADL5902 Evaluation Board
ADL5519-EVALZ_BOTTOM-web ADL5519-EVALZ_TOP-web

リファレンス・デザイン

CN0340 Circuits from the Lab®

検出レンジ 95 dB の真の RMS RF 検出器※Rev.0を翻訳したものです。最新版は英語資料をご覧ください。

機能と利点

  • 800MHzの真のRMS応答パワー
  • 約95dBの広い検出レンジ
  • シングルサプライ
CN0178 Circuits from the Lab®

ソフトウェア・キャリブレーション方式の50MHz~9GHz RF 電力計測システム ※Rev.0を翻訳したものです。新ver.は英語資料をご覧ください。  

機能と利点

  • Wideband frequency range from 50MHz to 9GHz
  • 65 dB dynamic range
  • Calculates crest factor, RMS, and peak signal levels
Frequency Selective RF Detector
CN0360 Circuits from the Lab®

35MHz~4.4GHz、90dB のダイナミック・レンジを持つ周波数選択性 RMS 応答 RF 検出 ※Rev.Aを翻訳したものです。最新版は英語資料をご覧ください。  

機能と利点

  • 周波数選択性RMS検出器
  • 35MHz~4.4GHz
  • 90dBのダイナミック・レンジ
CN0340
検出レンジ 95 dB の真の RMS RF 検出器※Rev.0を翻訳したものです。最新版は英語資料をご覧ください。
CN0178
ソフトウェア・キャリブレーション方式の50MHz~9GHz RF 電力計測システム ※Rev.0を翻訳したものです。新ver.は英語資料をご覧ください。  
CN0360
35MHz~4.4GHz、90dB のダイナミック・レンジを持つ周波数選択性 RMS 応答 RF 検出 ※Rev.Aを翻訳したものです。最新版は英語資料をご覧ください。  
Frequency Selective RF Detector

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