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ADL5605: 700 MHz to 1000 MHz, 1 W RF Driver Amplifier Data Sheet (Rev. B)6/3/2011PDF507 K
製品概要
機能と利点
- 動作周波数範囲: 700 MHz~1,000 MHz
- ゲイン:23dB@943 MHz
- OIP3:44.3dBm@943 MHz
- P1dB:31.1dBm@943 MHz
- ノイズ指数:4.8dB@943 MHz
- 電源電圧:5V
- 電源供給電流:312mA(typ)
- 内部アクティブ・バイアッシング
- パワーダウン機能を内蔵
- 小型4mm×4 mm、16ピンのLFCSPパッケージを採用
- ±1kVのESD耐性 (クラス1C)
- ADL5606(1800MHz~2700MHz)とピン互換
製品概要
ADL5605は、700MHz~1,000MHzの周波数範囲にわたって動作する、広帯域、2段構成、1WのRFドライバ・アンプです。ADL5605は、5Vの供給電源で動作し、307 mAの電流を消費します。またこのドライバは、TDDアプリケーション、省エネ・モードを要求するようなアプリケーションまたは間欠的にデータを伝送するようなアプリケーションに対する高速のパワー・アップ/パワー・ダウン機能を備えています。
ADL5605はGaAs HBTプロセスで製造され、小型4 mm × 4 mm、16ピンLFCSPパッケージを採用しています。このパッケージには、優れた熱抵抗を実現する露出パドルが付いています。ADL5605は-40℃~+85℃で動作します。完全実装され、943MHzにチューニングされた評価用ボードも入手可能となっています。
アプリケーション- ワイヤレス・インフラストラクチャ
- 自動テスト装置
- ISM/AMRアプリケーション
製品ライフサイクル
新規設計にお薦めします
発売済みの製品です。データシートには、最終的な仕様と動作条件がすべて記載されています。新規の設計には、これらの製品の使用を推奨します。
評価キット (1)
参考資料
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AN-1604: LFCSP パッケージおよびフランジ・パッケージに収容された RF アンプの温度管理計算 (Rev. 0)8/9/2019PDF247 K
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Thermal Management for Surface Mount Components General Application Note11/11/2015PDF189 K
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RF/マイクロ波/ミリ波IC セレクション・ガイド11/2/2022PDF7 M
ツールおよびシミュレーション
Sys-Parameters
Sys-Parameter models contain behavioral parameters, such as P1dB, IP3, gain, noise figure and return loss, which describe nonlinear and linear characteristics of a device.
S-Parameters
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。