計装アンプ / インスツルメンテーションアンプ
アナログ・デバイセズの計装アンプ( インスツルメンテーションアンプ )は、差動入力と、リファレンス端子に対して差動またはシングルエンドの出力を持つ高精度のゲイン・ブロックです。これらのデバイスは、両方の入力に共通する信号を除去して、2つの入力信号電圧間の差を増幅します。ノイズの多い環境下でDC精度とゲイン精度を維持しなければならず、大きな同相信号(通常はAC電源ライン周波数におけるもの)が存在するような工業、測定、データ収集、医療分野の数多くのアプリケーションには、計装アンプが広く使われています。
ゼロ・ドリフト計装アンプは、チョッピング・ノイズなどさまざまな理由から、ゲインを大きくするとノイズもあわせて大きくなりがちです。ゲインのレベルが現在の産業用機器メーカーが必要とする大きさになると、オフセット・ドリフトとノイズのトレードオフも限界です。アナログ・デバイセズは、スイッチド・キャパシタなどの外付け部品を使うことなく、計装アンプ ( インスツルメンテーションアンプ ) のノイズ・プロファイルの大幅低減を可能にする独自のオートゼロ技術を用いてこの課題を解決しました。
また、計装アンプの基本的な知識から、動作原理などを詳しく説明した「計装アンプの設計ガイド」をダウンロードいただけるPDFでご用意しています。 こちらも是非ご活用ください。
製品セレクション・テーブル
計装アンプ・ダイヤモンド・プロット・ツール
ダイヤモンド・プロット・ツールは、アナログ・デバイセズの計装アンプ向けの Web アプリケーションです。構成固有の出力電圧範囲圧対入力コモンモード電圧のグラフ(ダイヤモンド・プロット)を生成します。このツールは、電源電圧、ゲイン、入力信号範囲などのユーザー入力を基にして、飽和を検出し、入力信号が範囲内に収まり構成が有効になるような計装アンプを推奨します。飽和を回避し、設計に最適な計装アンプを見つけ、開発時間を短縮できます。.
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