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ADF4007: PLLシンセサイザ/高周波数分周器 (Rev. 0)12/24/2004
製品概要
機能と利点
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製品概要
ADF4007は、さまざまな通信アプリケーションで使用できる高周波数分周器/PLL周波数シンセサイザです。RFサイドで7.5GHz、PFDサイドで120MHzまでの周波数動作が可能です。このデバイスは、低ノイズのデジタルPFD(位相周波数検出器)、高精度のチャージ・ポンプ、分周器/プリスケーラで構成されています。2本の外部制御ピンを使用して、分周器/プリスケーラの値を4つの数値(1/8、1/16、1/32、1/64)のどれか1つに設定できます。基準分周器は常に1/2に設定されており、最大240MHzまでの外部REFIN周波数を利用することができます。シンセサイザを外部ループ・フィルタおよびVCO(電圧制御発振器)と併用すれば、完全なPLL(位相ロック・ループ)が構成できます。帯域幅が非常に高いため、多くの高周波数システムで周波数二倍器が不要になり、システム・アーキテクチャがシンプルになり、コストを削減できます
アプリケーション
- 衛星通信
- ブロードバンド・ワイアレス・アクセス
- CATV
- 計測器
- ワイアレスLAN
製品ライフサイクル
新規設計にお薦めします
発売済みの製品です。データシートには、最終的な仕様と動作条件がすべて記載されています。新規の設計には、これらの製品の使用を推奨します。
評価キット (1)
参考資料
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PLL/シンセサイザ1/1/2000
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FAQ7/26/2017
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RF/マイクロ波/ミリ波IC セレクション・ガイド11/2/2022
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Phase-Locked Loops for High-Frequency Receivers and Transmitters - Part 37/1/1999 アナログ・ダイアログ
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高周波レシーバー/トランスミッタ向けのPLL【Part 2】5/1/1999 アナログ・ダイアログ
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高周波レシーバー/トランスミッタ向けのPLL【Part 1】3/1/1999 アナログ・ダイアログ
ツールおよびシミュレーション
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
おすすめ製品
ADF4007 コンパニオン製品
推奨 Linear Regulators
- For a step up, 3V to 5V regulator: ADP1613.
- For ultralow noise, 3V applications,150 mA output: ADP150.
- For high accuracy, 5V applications: ADP3334.
- For ultalow noise, 3V applications, 200 mA output: ADP151.
推奨 Divide-by-4 Prescaler
- For a low noise, low power, fixed RF block: ADF5001.
推奨 Modulators/Demodulators
推奨 PLL Active Filter
- For an ultralow noise, rail-to-rail amplifier: OP184.
サポート & ディスカッション
ADF4007 Discussions
評価用ボード
表示されている価格は、1個あたりの価格です。
analog.comサイトから購入できるボードは、最大で2枚までとなります。3枚以上の購入をご希望の場合は、正規販売代理店からご購入ください。
価格は1個当たりの米ドルで、米国内における販売価格(FOB)で表示されておりますので、予算のためにのみご使用いただけます。 また、その価格は変更されることがあります。米国以外のお客様への価格は、輸送費、各国の税金、手数料、為替レートにより決定されます。価格・納期等の詳細情報については、弊社正規販売代理店または担当営業にお問い合わせください。なお、 評価用ボードおよび評価用キットの表示価格は1個構成としての価格です。