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ADL5802: Dual Channel, High IP3, 100MHz to 6GHz Active Mixer Data Sheet (Rev. C)10/30/2020PDF767 K
製品概要
機能と利点
- パワー変換ゲイン:1.6dB
- ワイドバンドRF、LOとIFポート
- SSBノイズ指数:11dB
- 入力IP3:28dBm
- 入力P1dB:12dBm
- 標準LOドライバ:0dBm
- 低LOリーケージ
- 単電源動作5V@240mA
- 4mm×4mmの露出パドルつき24ピンLFCSPパッケージを採用
製品概要
ADL5802はLOバッファ・アンプを内蔵した、高リニアリティ、ダブルバランスのアクティブ・ミキサーで、100MHz~6GHzの高いダイナミックレンジの周波数変換を提供します。このミキサーは、独自の直線化アーキテクチャによって構成されており、高入力レベルのときに優れたIP3性能を提供します。バイアスの校正機能によって、入力のリニアリティ、SSBノイズ指数とDC電流は1本の制御ピンを使って最適化することができます。高い入力リニアリティを備えていますので、このデバイスは、それ以外の帯域の信号をブロックしているところでは、ダイナミック性能の劣化を招く可能性があるような要求の厳しい携帯電話用アプリケーションで使うことができます。IF出力は内部で200Ωソース・インピーダンスに終端されており、200Ω負荷に対して7.5dBの電圧変換ゲインを提供します。ADL5802はSiGe高性能ICプロセスを使って製造されています。この製品は小型4×4mm、24ピンLFCSPパッケージで供給されており、-40~+85℃の温度範囲にわたって動作します。評価ボードも入手可能です。
アプリケーション
- 携帯電話基地局での受信装置
- メイン受信とダイバーシティー受信の設計
- 無線リンク・ダウン・コンバータ
製品ライフサイクル
新規設計にお薦めします
発売済みの製品です。データシートには、最終的な仕様と動作条件がすべて記載されています。新規の設計には、これらの製品の使用を推奨します。
評価キット (1)
参考資料
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RF/マイクロ波/ミリ波IC セレクション・ガイド11/2/2022PDF7 M
ツールおよびシミュレーション
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
おすすめ製品
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サポート & ディスカッション
ADL5802 Discussions
評価用ボード
表示されている価格は、1個あたりの価格です。
analog.comサイトから購入できるボードは、最大で2枚までとなります。3枚以上の購入をご希望の場合は、正規販売代理店からご購入ください。
価格は1個当たりの米ドルで、米国内における販売価格(FOB)で表示されておりますので、予算のためにのみご使用いただけます。 また、その価格は変更されることがあります。米国以外のお客様への価格は、輸送費、各国の税金、手数料、為替レートにより決定されます。価格・納期等の詳細情報については、弊社正規販売代理店または担当営業にお問い合わせください。なお、 評価用ボードおよび評価用キットの表示価格は1個構成としての価格です。