AD9674

新規設計に推奨

超音波用アナログ・フロントエンド(AFE)、オクタル

利用上の注意

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アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 8チャンネルのLNA、VGA、AAF、ADCとデジタルRFデシメータ
    • 低消費電力:150mW/チャンネル、TGCモード、40MSPS、62.5mW/チャンネル、CWモード、パワーダウン時30mW未満
    • タイム・ゲイン補正チャンネル(TGC)の入力換算ノイズ:0.82 nV/√Hz、最大ゲイン
    • 柔軟なパワーダウン・モード
    • 低電力スタンバイ・モードからの高速回復:<2μs
  • ローノイズ・プリアンプ(LNA)
    • 入力換算ノイズ電圧:0.78nV√Hz、ゲイン21.6dB
    • プログラマブル・ゲイン:15.6dB、17.9dB、21.6dB
    • 0.1dBコンプレッション:、1,000mV p-p/750mV p-p/450mV p-p
    • 柔軟なアクティブ入力インピーダンス・マッチング
  • 可変ゲイン・アンプ(VGA)
    • 減衰範囲:45dB、デシベル・リニアのゲイン制御機能
    • ポスト・アンプ・ゲイン(PGA):21dB、24dB、27dB、30dB
  • 詳細については、データシートを参照してください

AD9674は、医療用超音波のために、低価格、低消費電力、小型で使い易いように設計されています。この製品は、8チャンネルの、低ノイズ・プリアンプ(LNA)を伴った可変ゲイン・アンプ(VGA)、プログマブルな位相ローテーションを備えたCW高調波除去のI/Q復調器、アンチ・エリアッシング・フィルタ(AAF)、およびA/Dコンバータ(ADC)、デジタル・ハイパス・フィルタと2のRFデシメーションで構成されています。 

各チャンネルは、最大52dBまでのゲイン、完全差動信号パス、アクティブ入力プリアンプ・ターミネーション、などの機能を備えています。各チャンネルは、小型パッケージ・サイズを重要とするアプリケーションでの、ダイナミック性能と低消費電力化において最適化されています。 

LNAは、SPIを介して選択可能なシングルエンド-差動のゲイン段を備えています。15MHzのノイズ帯域幅(NBW)とLNAの21.6dBゲインを仮定した場合、LNA入力のSNRは約94dBとなります。CWドップラー・モードでは、各LNA出力は、独立に16種の位相設定の出来る、プログラム可能な位相ローテーションを備えたI/Q復調器をドライブします。 

個々のチャンネルのパワーダウン機能を使用すれば、ポータブル・アプリケーションにおいてバッテリ寿命を延ばすことができます。スタンバイ・モードではパワー・サイクルでの瞬時パワーアップを可能にします。CWドップラー動作では、VGA、AAFとADCはパワーダウンされます。このADCは、プログラマブルなクロック、データ・アライメントおよびプログラマブル・デジタル・テスト・パターン発生器など、柔軟性を最大化しシステム・コストを最小化するような設計のための、いくつかの特長を備えています。デジタル・テスト・パターンとしては、固定パターン、擬似乱数パターンを含んでおり、カスタムのユーザー定義のテスト・パターンもシリアル・ポート・インターフェースを介して入力することも可能です。 

アプリケーション
  • 医療用画像処理/超音波
  • 非破壊試験(NDT)

AD9674
超音波用アナログ・フロントエンド(AFE)、オクタル
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ハードウェア・エコシステム

製品モデル 製品ライフサイクル 詳細
A/Dコンバータ(ADC) 1
AD7982 製造中 18ビットA/Dコンバータ、1MSPS、PulSAR®、7.0mW、MSOP/LFCSPパッケージ
オペアンプ(OPアンプ) 2
ADA4896-2 新規設計に推奨 オペアンプ、ローノイズ(1nV/√Hz)、低消費電力、レールtoレール出力
ADA4897-2 新規設計に推奨 オペアンプ、1nV/√Hz、低消費電力
クロックIC 6
AD9510 新規設計に推奨 クロック分配器、1.2 GHz、PLL内蔵、分周器内蔵、遅延調整、8出力
AD9511 新規設計に推奨 クロック分配器、800MHz、PLL内蔵、分周器内蔵、遅延調整、5出力
AD9512 新規設計に推奨 クロック分配IC、1.2GHz、2つの1.6GHz入力、分周器/遅延調整内蔵、5出力
AD9513 新規設計に推奨 クロック分配IC、800 MHz、分周機能、遅延調整機能、3出力
AD9514 新規設計に推奨 クロック分配IC、1.6GHz、分周器、遅延調整、3出力
AD9515 新規設計に推奨 1.6 GHZクロック分配IC、ドライバ、遅延調整、2出力
ファンアウト・バッファ 2
ADCLK846 新規設計に推奨 クロック・ファンアウト・バッファ、1.8V、低消費、6LVDS/12CMOS出力
ADCLK946 新規設計に推奨 クロック・ファンアウト・バッファ、6出力、LVPECL、SiGe
差動アンプ 2
AD8138 製造中 差動A/Dコンバータ・ドライバ、低歪み
ADA4932-1 新規設計に推奨 差動A/Dコンバータ・ドライバ、低消費電力
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評価用キット

eval board
EVAL-AD9670

AD9670 Evaluation Board

機能と利点

  • Fully featured evaluation board for the AD9670
  • PC software for controlling the AD9670 via a USB interface

製品詳細

The AD9670EBZ evaluation board assists in evaluating all features of the AD9670 octal ultrasound analog front end (AFE) device. The AD9670 is low cost, low power, compact, and easy to use with medical ultrasound applications. The device provides eight voltage gain amplifier (VGA) channels, each with a low noise amplifier (LNA), a continuous wave (CW) harmonic rejection I/Q demodulator with programmable phase rotation, an antialiasing filter, an analog-to-digital converter (ADC), and a digital demodulator and decimator for both data processing and bandwidth reduction.

The evaluation board provides eight Subminiature Version A (SMA) connector inputs for all eight AD9670 channels. The evaluation board mates with a field-programmable gate array (FPGA) data capture board (HSC-ADC-EVALCZ) that enables data capture through a USB connection to a computer.

The SPIController software provides flexible configuration of the AD9670 and the VisualAnalog® software offers powerful data capture and signal analysis tools.

EVAL-AD9670
AD9670 Evaluation Board
AD9670EBZANGLE-web AD9670EBZBOTTOM-web AD9670EBZTOP-web

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