周波数シンセサイザADF4193でLO(局部発振器)を実現し、ワイヤレス環境におけるRF信号のアップコンバージョンとダウンコンバージョンに利用できます。このアーキテクチャは、特に基地局のGSM/EDGEロック時間要件を満たすよう設計されています。
ADF4193は、低ノイズのデジタルPFD(位相周波数検出器)、高精度の差動チャージ・ポンプを備えています。また、差動チャージ・ポンプ出力を外部VCO(電圧制御発振器)用のシングルエンド電圧に変換する差動アンプ(Diff AMP)も備えています。ΣΔベースのフラクショナル・インタポレータとN分周器を組み合わせて使用すれば、係数を設定してフラクショナルN分周を実行できます。また、4ビットのリファレンス(R)カウンタとオンチップの周波数逓倍器により、PFD入力におけるリファレンス信号(REFIN)の周波数を選択できます。
シンセサイザを外付けのループ・フィルタおよびVCOと組み合わせて使用すれば、完全なPLL(位相ロック・ループ)になります。ADF4913のスイッチング・アーキテクチャにより、PLLの整定時間はGSMタイムスロット・ガード期間内に収まるため、別のPLLや関連のアイソレーション・スイッチは不要です。このため、従来のピンポン方式GSM PLLアーキテクチャに基づくシールディングや特性評価、コスト、複雑さ、PCB領域などを節減できます。
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