FIDO5200

製造中

PROFINET、EtherNet/IP、Modbus/TCP、POWERLINK、SERCOS III、およびEtherCATをサポートしているリアル・タイム・イーサネット・スイッチ

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製品情報

2つの独立型イーサネット・ポート：ポートごとに1MIIおよび1RMIIのインターフェース
あらゆる産業用プロトコルをサポート
- PROFINETクラスBおよびクラスC
- EtherNet/IP、CIP Sync、およびCIP Motion
- Modbus TCP
- EtherCAT
ホスト・インターフェースの転送レート：28nsあたり32ビット
PI Net Load Class IIIに適合
DLR MRP
IEEE 802.3、10Mbps/100Mbps、半／全二重、IPv6 および IPv4 通信
IEEE 1588バージョン2をサポート：オーディナリー・クロック（ピアtoピアおよびエンドtoエンドの両方のトランスペアレント・クロック）、生のフレーム、およびUDP

内部精密タイマーと同期した8つの独立したタイマー信号
- タイマーのキャプチャ・イベントまたはタイマー出力イベント用の、独立にプログラマブルな4つのタイマー信号
- 4つのタイマー信号により、内部精密タイマーに同期したプログラマブルな周期波形が生成されます
- DCP、LLDP、DHCP、RSTP、VLAN、IGMPスヌーピングのサポート
- エージング機能およびラーニング機能を備えたフォワーディング・テーブル
- リンク・アクティビティ用のLEDを駆動
工業用温度範囲定格：−40°C～+105°C
144ピン、CSP_BGA、RoHS準拠のパッケージ

fido5100とfido5200は、リアルタイム・イーサネット・マルチプロトコル（REM）の2ポート・スイッチです。このREMスイッチは高い柔軟性を備えており、アプリケーションに最適なプロセッサを選択できます。これらのスイッチは10Mbps/100Mbpsのスループットを備えており、レイヤ2またはレイヤ3プロトコルのほとんどをサポートしています。

fido5100は、PROFINETリアルタイム（PROFINET RT）とアイソクロナス・リアルタイム（IRT）、デバイス・レベル・リング（DLR）、EtherNet/IP、Modbus TCP、およびPOWERLINKをサポートしています。fido5200はEtherCATと、fido5100用に定義されたすべてのプロトコルをサポートしています。これらのスイッチは各プロトコル用のソフトウェア・ドライバを内蔵しており、このソフトウェア・ドライバは、フィールド・デバイスやあらゆるプロトコル・スタックとの統合化に使用するAPIを提供します。

このREMスイッチのアーキテクチャには効率的なデータ転送のためにアナログ・デバイセズのPriorityChannel™技術が組み込まれており、スイッチとの間のデータ転送にはPriorityChannelのキューが使われます。したがって、重要なデータを適切なタイミングで配信するために、リアルタイム・データ転送は非リアルタイム・データ転送に割り込むことができます。これらのキューは、アプリケーション・ソフトウェアを介在させることなく最も効率的なデータ転送を実現するために、スイッチ・ドライバによって管理され、プロトコル・スタックに接続されます。

更に、PriorityChannel技術は、スイッチがネットワーク負荷に影響されないようにすることができます。REMスイッチは、パケットを自動的に選別してプロセッサに不要なトラフィックが転送されないようにし、プロセッサの負荷状態に基づいて優先順位の低いトラフィックを取り扱うことで、全体的なパケット負荷に関わらず、優先順位の高いトラフィックが適切なタイミングで転送されるようにします。

ソフトウェア・ドライバには、低優先度の標準TCP/IP通信、基本的なスイッチの初期化、タイマー設定、および割込み管理をサポートするインターフェースの標準セットが含まれています。このインターフェースはすべてのREMスイッチ・ドライバに共通で、サポートされている各プロトコルへのアプリケーションの移植も容易です。各プロトコルは、最適な動作が可能なようにREMスイッチを設定する独自のインターフェースを備えています。この設定はユーザに対して透過的に行われるので、ホスト・プロセッサやPHYをリセットすることなくプロトコルを変更するソフトブートを含めて、いつでも行うことができます。

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