ADSP-SC592
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ADSP-SC592

1GHz SHARC+® DSP(Arm® Cortex®-A5を内蔵)

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よく聞かれる質問(FAQ)

製品モデル 2
1Ku当たりの価格 最低価格:$34.56
特長
SHARC+コア・インフラストラクチャ
  • 1GHz(最大)のコア・クロック周波数
  • 640KBのチップ内蔵レベル1(L1)SRAMメモリ(パリティあり)により、低レイテンシ性能が向上
  • 32ビット、40ビット、および64ビットの浮動小数点に対応
  • 32ビットの固定小数点
  • バイト、ショートワード、ワード、ロングワードでアドレス指定
Armコア・インフラストラクチャ
  • 1GHz Arm Cortex-A5(Neon/FPU搭載)
  • 32kバイト/32kバイトのL1計装/データ・キャッシュ
  • 256kバイトのL2キャッシュ
メモリ
  • 2048KBのチップ内蔵レベル2(L2)SRAM(ECC保護機能あり)(多くのユース・ケースで外部メモリが不要に)
  • 低システム電力用に最適化されたレベル3(L3)インターフェースにより、DDR3への16ビット・インターフェースを供与(1.35V対応DDR3Lデバイスをサポート)
16ビットのDDR/DDR3Lメモリ・コントローラ
  • DDR3Lを1.35Vでサポート
高度なハードウェア・アクセラレータ
  • コア・クロック周波数で動作する拡張FIR/IIRオフロード・エンジンにより、処理能力が向上
  • OTPを用いたセキュリティ暗号エンジン
パワフルなDMAシステム
画期的なデジタル・オーディオ・インターフェース(DAI)には次のものが含まれます。
  • TDMおよびI2SモードのフルSPORTインターフェース × 8
  • S/PDIF Rx/Tx × 2、8つのASRCペア
  • 高精度クロック発生器 × 8
  • 4チャンネルPDMマイク入力 × 2
  • 40個のバッファ
その他のペリフェラル接続/インターフェース
  • クワッドSPI × 2、オクタルSPI × 1
  • MLB 3ピン/6ピン
  • I2C × 6、UART × 3
  • リンク・ポート × 2
  • 汎用タイマー × 16、汎用カウンタ × 1
  • ウォッチドッグ・タイマー × 3
  • ePPI
  • USB 2.0 HS OTGコントローラ
  • 10/100 EMAC
  • AVB規格および1588規格に対応した10/100/1000 EMAC
  • CAN FD × 2
  • 8チャンネル、12ビットのハウスキーピングADC
  • 135本のGPIOピン、40本のDAIピン
  • サーマル・センサー
パッケージ
  • 17mm × 17mm(0.8mmピッチ)400ボールFCBGA
その他の機能
  • セキュリティと保護
    • 暗号ハードウェア・アクセラレータ
    • IP保護による高速セキュア・ブート
  • 1GHzまで動作する拡張FIRおよびIIRアクセラレータ
  • 車載用にAEC-Q100認証済み
製品概要
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最大1GHzの速度を実現するADSP-SC59xプロセッサは、SHARC®製品ファミリのメンバーです。ADSP-SC59xプロセッサは、デュアルSHARC+®コアDSPであり、前身のシングルSHARC+コアADSP-2156xのオーディオ性能を2倍にします。また、Arm Cortex-A5コアを内蔵しており、これも最大1GHzで動作します。このA5プロセッサは、FPUおよびNeon® DSP拡張機能を備えており、追加のリアルタイム処理タスクを処理し、オーディオ・アプリケーションのタイム・クリティカルなデータへのインターフェース接続に使用される周辺機器を管理します。 これらのインターフェースには、ギガビット・イーサネット、USBハイスピード、CAN FD、およびその他の豊富な接続オプションが含まれており、柔軟で簡素化されたシステム設計が可能になります。

The ADSP-SC59x SHARCプロセッサは、アナログ・デバイセズのSuper Harvard Architectureを採用したデジタル信号プロセッサ(DSP)のSIMD SHARCファミリのメンバーです。これらの32ビット/40ビット/64ビットの浮動小数点プロセッサは、チップ内蔵で大容量のスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、入出力(I/O)ボトルネックを解消する複数の内部バス、および画期的なデジタル・オーディオ・インターフェース(DAI)を備えた高性能オーディオ/浮動小数点アプリケーション向けに最適化されています。SHARC+コアに追加された新機能には、キャッシュの強化と分岐予測があり、同時に以前のSHARC製品との命令セットの互換性が維持されます。

業界をリードする豊富なシステム周辺機器とメモリ(データシートの表1を参照)の統合により、SHARC+プロセッサは、RISC(縮小命令セット・コンピューティング)と同様のプログラマビリティ、マルチメディア・サポート、および最先端の信号処理が1つの統合型パッケージで必要になるアプリケーション向けの最高のプラットフォームです。これらのアプリケーションは、高い浮動小数点性能が必要な車載用、業務用オーディオ、および産業用アプリケーションなど、幅広い市場に及んでいます。

アプリケーション

  • 車載用:
    • オーディオ・アンプ、ヘッド・ユニット、ANC/RNC、リア・シート・エンターテインメント、デジタル・コックピット、ADAS
  • 民生用および業務用オーディオ:
    • スピーカー、サウンド・バー、AVR、会議システム、ミキシング・コンソール、マイク・アレイ、ヘッドフォン

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本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.G)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

ドキュメント

技術資料 18
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アナログ・デバイセズは、最高レベルの品質と信頼性を満たす製品を供給することを常に最重要視しています。これを実現するため、製品、プロセス設計、更には製造プロセスに対しあらゆる観点から品質と信頼性のチェックを行っています。アナログ・デバイセズでは出荷製品に対する「ゼロ・ディフェクト」を常に目指しています。詳細については、アナログ・デバイセズの品質および信頼性プログラム、認証のページを参照してください。
製品モデル ピン/パッケージ図 資料 CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル
ADSP-SC592BBPZ10
  • HTML
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ADSP-SC592KBPZ10
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ソフトウェアおよび製品のエコシステム

評価用キット 1

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EV-SC594-SOM

1GHz ADSP-SC59x SHARC+®オーディオ・プロセッサ・ファミリ評価用システム・オン・モジュール(SOM)ボード

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EV-SC594-SOM

1GHz ADSP-SC59x SHARC+®オーディオ・プロセッサ・ファミリ評価用システム・オン・モジュール(SOM)ボード

1GHz ADSP-SC59x SHARC+®オーディオ・プロセッサ・ファミリ評価用システム・オン・モジュール(SOM)ボード

機能と利点

  • Arm® Cortex®-A5を内蔵したADSP-SC594デュアルSHARC+オーディオ・プロセッサ
  • 8GbのDDR3(800MHz)メモリ
  • 512MbのクワッドSPIフラッシュ・メモリ
  • 256MbのオクタルSPIフラッシュ・メモリ
  • LTコンポーネントを基盤とるす電力ソリューション
  • FTDI USB-UART
  • USB Cによる給電
  • デバッグ・インターフェース(JTAG)
  • SOMインターフェース・コネクタ
  • CCESキット・ライセンス

製品の詳細

EV-SC594-SOMは、ADSP-SC59x SHARCオーディオ・プロセッサ・ファミリ(ADSP-SC592/ADSP-SC594)に焦点を置いた設計の評価および敏速なプロトタイピングを可能にします。これは、プロセッサ自体のリリースに先立ってカスタム・ハードウェアにインターフェースできる拡張機能を備えた、使いやすいプラグアンドプレイのリファレンス設計を提供します。EV-SC594-SOMボードをEV-SOMCRR-EZKITキャリア・ボードに差し込むと、EZ-KIT®評価システム(EV-SC594-EZKIT)が使用できるようになり、プロセッサ・コアやシステムのペリフェラル/インターフェースを手早く簡単に評価できます。

EV-SC594-SOMを用いることで、没入型3Dサウンドおよびパーソナル・オーディオ・ゾーン(PAZ)、オートモーティブのアクティブ・ノイズ・キャンセリングおよびロード・ノイズ・キャンセリング(ANC/RNC)、音声ベース・ユーザ・インターフェースおよび車内通信(ICC)、エンジン音合成(ESS)および電気自動車警告音システム(EVWSS/AVAS)など、広範なアプリケーションを手早くプロトタイピングできます。その他のアプリケーションとしては、プロフェッショナル向けオーディオおよびサウンドバー/ホームAVR(3Dオブジェクトおよびマルチチャンネル・オーディオ付き)や、機能が増強された会議システムなどがあります。アナログ・デバイセズでは、複数のソフトウェア・モジュール(AEC/NR、マイクロフォン・ビームフォーミング、ピッチ・シフティング、高調波発生器、WAV プレーヤーなど)を提供する他、ユーザが独自のオーディオおよび音声プロセッシング・アプリケーションを開発/評価できる、フル機能ソフトウェア・ソリューションもライセンス供与できます。また、アナログ・デバイセズのSHARCプロセッサ・ファミリでライセンス供与できる、サード・パーティのサラウンド・サウンド・ソリューションも提供しています。詳細については、アナログ・デバイセズのソフトウェア・ソリューションのページを参照してください。

EV-SC594-SOMモジュールは、CrossCore® Embedded Studio(CCES)開発ツールを使用しているため、市場投入までの時間を短縮できます。この開発環境により、以下に示すように先進的なアプリケーション・コードの開発およびデバッグを促進できます。

  • C++、C、アセンブリで書かれたアプリケーション・プログラムの作成、コンパイル、アセンブル、リンク
  • アプリケーション・プログラム中のブレークポイントのロード、実行、ステップ、停止、設定
  • データおよびプログラム・メモリの読書き
  • コアおよびペリフェラルのレジスタの読書き

ツールおよびシミュレーション 3

最近表示した製品