製品概要
機能と利点
- 動作周波数範囲: 1,800 MHz~2,700 MHz
- ゲイン:24.3dB@2,140 MHz
- OIP3:45.5dBm@2,140 MHz
- P1dB:30.8dBm@2,140 MHz
- ノイズ指数:4.7dB@2,140 MHz
- 電源電圧:5V
- 電源供給電流:362 mA(typ)
- 内部アクティブ・バイアッシング
- 高速パワーアップ/パワーダウン切り替え機能
- 小型4mm×4 mm、16ピンのLFCSPパッケージを採用
- ±1kVのESD耐性 (クラス1C)
- ADL5605(700 MHz~1,000 MHz)とピン互換
製品概要
ADL5606は、1,800MHz~2,700MHzの周波数範囲にわたって動作する、広帯域、2段構成、1WのRFドライバ・アンプです。この製品は、ISM、MC-GSM、W-CDMA、TDSCDMA及びLTEを含む、幅広い、無線及び有線のアプリケーションで使うことが出来ます。
ADL5606は、5Vの供給電源で動作し、362 mAの電流を消費します。またこのドライバは、TDDアプリケーション、省エネ・モードを要求するようなアプリケーションまたは間欠的にデータを伝送するようなアプリケーションに対する高速のターン・オン/オフ機能を備えています。
ADL5606はGaAs HBTプロセスで製造されています。このデバイスは、優れた熱抵抗のための露出パドルが付いた、小型4mm×4mm、16ピンのLFCSPパッケージを採用しています。-40℃~+85℃で動作し、完全実装されて、2140MHzにチューニングされた評価用ボードも入手可能となっています。
アプリケーション- ワイアレス・インフラ
- 自動テスト装置
- ISM/AMRアプリケーション
製品ライフサイクル
新規設計にお薦めします
発売済みの製品です。データシートには、最終的な仕様と動作条件がすべて記載されています。新規の設計には、これらの製品の使用を推奨します。
評価キット (1)
ツール
Sys-Parameters
Sys-Parameter models contain behavioral parameters, such as P1dB, IP3, gain, noise figure and return loss, which describe nonlinear and linear characteristics of a device.
S-Parameters
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
リファレンス・デザイン (1)
参考資料
セレクション・ガイド (1)
設計リソース
ADI has always placed the highest emphasis on delivering products that meet the maximum levels of quality and reliability. We achieve this by incorporating quality and reliability checks in every scope of product and process design, and in the manufacturing process as well. "Zero defects" for shipped products is always our goal.
PCN-PDN Information
サポート & ディスカッション
ADL5606 Discussions
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