ADF5610
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ADF5610

VCO内蔵マイクロウェーブ広帯域シンセサイザ

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よく聞かれる質問(FAQ)

特長
  • RF出力周波数範囲:57~14,600MHz
  • RFOUT:7300~14,600MHz
  • PDIV/NDIV:57~14,600MHz
  • フラクショナルNシンセサイザ・モードおよびインテジャーNシンセサイザ・モード
  • 24ビット・フラクショナル・モジュラス
  • 周波数誤差が0Hzの精密周波数モード
  • PFDスプリアス(代表値):<−105dBc
  • 統合化実効値ジッタ:<40fs
  • 正規化インバンド位相ノイズ・フロアFOM
    • 大電流モード:−232dBc/Hz(インテジャー)および−229dBc/Hz(フラクショナル)
    • ノーマル・モード:−229dBc/Hz(インテジャー)および−226dBc/Hz(フラクショナル)
  • −40°~+85°Cの範囲で周波数ロックを維持(常時ロック)
  • 低位相ノイズVCO
    • 100kHz(7.3GHz)で−115dBc/Hz(代表値)
    • 100kHz(10GHz)で−114dBc/Hz(代表値)
    • 100kHz(14.6GHz)で−109dBc/Hz(代表値)
  • RFOUT電力レベル:5dBm
  • 1、2、4、8、16、32、64、または128出力によるプログラマブルな割り振り
  • プログラマブルな出力電力レベル
  • 消費電力(代表値):815mW
  • プログラマブルな低電流および低消費電力:<700mW
  • 高速周波数ホッピング(自動キャリブレーションはイネーブル):<40μs
  • 48端子、7mm × 7mm LGAパッケージ:49mm2
製品概要
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ADF5610は、外部ループ・フィルタおよび外部リファレンス・ソースと併せて使用することで、フラクショナルNまたはインテジャーN位相ロック・ループ(PLL)周波数シンセサイザを実装できるようになりました。広帯域マイクロ波電圧制御発振器(VCO)の設計により、単一の無線周波数(RF)出力で7300~14600MHzの周波数動作が可能です。差動周波数出力で一連の周波数分周器を使用すると、57~14600MHzの動作が可能です。PLL回路用のアナログ電源とデジタル電源の電圧範囲は3.1~3.5Vであり、VCO電源は4.75~5.25Vです。チャージ・ポンプ電源電圧を3.6Vまで引き上げると、周波数帯域のオーバーラップを改善し、周波数範囲の上限側を引き上げることができます。

ADF5610は、基本周波数が3650~7300MHzのVCOを内蔵しています。これらの周波数を内部で2倍に引き上げ、RFOUTピンに送ることができます。この倍増したVCO周波数を別途の差動出力で1、2、4、8、16、32、64、128に分周すると、57MHzまでの低いRF出力周波数を生成できます。シンプルな3線のシリアル・ポート・インターフェース(SPI)で、複数のオンチップ・レジスタをすべて制御することが可能です。この分周器ブロックがSPIインターフェースで不要な場合は、ディスエーブルにすることで消費電力を抑えられます。同様に、シングル・エンド出力と差動出力のどちらについても、VCOレジスタ設定で出力電力を設定できます。また、ADF5610には、VCO回路およびPLL回路向けに各種のパワーダウン・モードも搭載されています。

最大100MHzで動作可能な内蔵の位相検出器(PD)とΔ-Σ変調器により、−100dBc(代表値)というスプリアス・レベルで広いループ帯域幅と高速周波数チューニングを可能にします。

位相ノイズが−115dBc/Hz(7.3GHz)~−109dBc/Hz(14.6GHz)という水準であることから、ブロッカの影響を最小限に抑え、レシーバー感度とトランスミッタのスペクトル純度を改善することができます。位相ノイズ・フロアが小さいため、トランスミッタのアプリケーションで変調器/ミキサーのノイズ・フロアに影響を与えません。

ADF5610は、VCO内蔵のPLLを搭載しています。このデバイスは革新的なプログラマブル性能技術を特長としています。この技術により、低電流消費モード、または位相ノイズ性能を高める高性能モードのいずれかを選択することで、電流消費とそれに対応するノイズ性能を個々のアプリケーションに合わせることができます。

ADF5610のその他の機能には、1.5dBステップでの約3dBのRFOUTゲイン制御、約2.5dBステップでの5dBの差動ポート上の制御があります。更に、Δ-Σ変調器は精密周波数モードを備えており、周波数誤差が0Hzに近い出力周波数を生成できます。

アプリケーション

  • 軍事および防衛
  • 試験装置
  • クロック生成
  • ワイヤレス・インフラストラクチャ
  • 衛星および超小型地上局(VSAT)
  • マイクロ波無線

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ソフトウェアおよび製品のエコシステム

評価用キット 1

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EVAL-ADF5610

ADF5610評価用ボード

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EVAL-ADF5610

ADF5610評価用ボード

ADF5610評価用ボード

機能と利点

  • VCO内蔵のADF5610周波数シンセサイザ、シングル・エンド50MHz電圧制御水晶発振器(VCXO)、PLLジッタ・クリーンアップ回路、ループ・フィルタ(4kHz)、USBインターフェース、および電圧レギュレータを含む、自己完結型ボード
  • Windowsベースのソフトウェアを使用するため、PCからのシンセサイザ機能の制御が可能
  • 6Vの単電源による外部からの電力供給

製品の詳細

EV-ADF5610SD1Zは、位相ロック・ループ(PLL)用のVCO内蔵ADF5610周波数シンセサイザの性能を評価します。評価用ボードの写真を図1に示します。評価用ボードには、電圧制御発振器(VCO)内蔵ADF5610周波数シンセサイザ、低ノイズのシングル・エンド50MHz電圧制御水晶発振器(VCXO)リファレンス、HMC1031インテジャーN PLL、スイッチ、ジャンパ、ループ・フィルタ、USBインターフェース、電力電源コネクタ、サブミニチュア・バージョンA(SMA)コネクタが含まれています。

シンセサイザを簡単にプログラミングするには、ftp://ADF5610_ftp:ZagrJ6Fx@ftp.analog.comのADF5610製品ページからWindows®ベースのソフトウェアをダウンロードしてください。ファイル転送プロトコル(FTP)のユーザ名とパスワードは、評価用ボードの箱のふたの内側のラベルに印刷されています。ユーザ・マニュアルおよび評価用プリント回路基板(PCB)の回路図は、FTPサイトに掲載しています。

EV-ADF5610SD1Z評価用ボードにはSDP-Sコントローラ(図3参照)が必要ですが、これはキットに付属していません。SDP-Sによって、USBインターフェースを通してADF5610デバイスのソフトウェアのプログラミングができます。

ADF5610広帯域マイクロ波シンセサイザの全仕様はADF5610データシートに記載されています。評価用ボードを使用する際には、このユーザ・ガイドと合わせてご確認ください。

ツールおよびシミュレーション 3

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 

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