製品概要
機能と利点
- ADF4216:550MHz/1.2GHz
- ADF4217:550MHz/2.0GHz
- ADF4218:550MHz/2.5GHz
- 電源:2.7V~5.5V
- 選択可能チャージポンプ電流
- 両PLLのプリスケーラの選択可能
IF:8/9または16/17
RF:32/33または64/65 - 3線シリアル・インターフェース
- パワー・ダウン・モード
製品概要
ADF4216/ADF4217/ADF4218はデュアル周波数シンセサイザで、ワイヤレス・レシーバ/トランスミッタのアップコンバージョン/ダウンコンバージョン部でLO(局部発振器)を実現します。このLOによって、RF部およびIF部の両方に対応できます。この3つの製品は、ローノイズのデジタルPFD(位相周波数検出器)、高精度のチャージ・ポンプ、プログラマブルなリファレンス・デバイダ、プログラマブルなAカウンタとBカウンタ、およびデュアル係数プリスケーラ(P/P+1)で構成されます。デュアル係数プリスケーラ(P/P+1)にAカウンタ(6ビット)とBカウンタ(11ビット)を追加することで、Nデバイダ(N=BP+A)が実現します。さらに14ビットのリファレンス・カウンタ(Rカウンタ)により、PFD入力におけるREFIN周波数が選択可能です。シンセサイザを外付けのループ・フィルタおよびVCO(電圧制御発振器)と組み合わせて使用すれば、完全なPLL(フェーズ・ロック・ループ)になります。
製品カテゴリ
製品ライフサイクル
最終販売
このファミリーの全製品について製造中止が予定されています。製品の最終購入をご検討の場合は、弊社営業担当、あるいは販売代理店にお問い合わせください。また、「製造中止情報」 をご覧いただき、最終受注期限および最終引き受け納期をご確認ください。
参考資料
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PLL/シンセサイザ1/1/2000
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FAQ7/26/2017
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Phase-Locked Loops for High-Frequency Receivers and Transmitters - Part 37/1/1999 アナログ・ダイアログ
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高周波レシーバー/トランスミッタ向けのPLL【Part 2】5/1/1999 アナログ・ダイアログ
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高周波レシーバー/トランスミッタ向けのPLL【Part 1】3/1/1999 アナログ・ダイアログ
ツールおよびシミュレーション
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
おすすめ製品
ADF4216 コンパニオン製品
推奨 Linear Regulators
- For a step up, 3V to 5V regulator: ADP1613.
- For ultralow noise, 3V applications,150 mA output: ADP150.
- For high accuracy, 5V applications: ADP3334.
- For ultalow noise, 3V applications, 200 mA output: ADP151.
推奨 Divide-by-4 Prescaler
- For a low noise, low power, fixed RF block: ADF5001.
推奨 Modulators/Demodulators
推奨 PLL Active Filter
- For an ultralow noise, rail-to-rail amplifier: OP184.