製品概要
機能と利点
- フラクショナルNとインテジャーN、シンセサイザー
- 高電圧チャージ・ポンプ:VP=6V~30V
- チューンイング範囲:1.0V~29V(またはVP電源電圧±1V)
- RF帯域幅:3.0 GHz
- 1、2、4、8、または16のプログラマブル分周出力
- シンセサイザ電源電圧:3.0 V~3.6 V
- プログラマブルなデュアル・モジュール・プリスケーラ:4/5または8/9
- プログラマブルな出力パワー・レベル
- プログラマブルなチャージ・ポンプ(CP)電流
- RF出力のミュート機能
- 3線式シリアル・インターフェース
- アナログとデジタルのロック検出機能
製品概要
ADF4150HVは3.0GHz、フラクショナル-Nまたはインテジャ-Nの周波数シンセサイザで、高電圧のチャージ・ポンプを内蔵しています。このシンセサイザは、より高いチューニング電圧を実現するためにオペアンプを使う必要がなく、外部のワイドバンドVCOを直接ドライブするように使うことができます。これは、設計を簡素化しコストを削減すると同時に、受動フィルタ・トポロジに比較すると位相ノイズの劣化を招きがちな能動フィルタ一を使わないので、位相ノイズを改善します。VCO周波数は、1、2、4、8または16に分周することが可能で、ユーザは、31.25MHzまでもの低いRF出力周波数を発生させることができます。アイソレーションを必要とするアプリケーション用として、RF出力段をミュートさせる機能があります。このミュート機能は、ピンおよびソフトウエアーの両方で制御できます。
単純な3線インターフェースが、内蔵レジスタの全てを制御します。チャージ・ポンプは、6V~30Vの電源範囲で動作し、デバイスのその他の部分は3.0V~3.6Vで動作します。ADF4150HVは、使用しない場合にはパワーダウンさせることができます。
アプリケーション
- ワイヤレス・インフラストラクチャ
- マイクロウエーブのポイント-(複数)ポイント間無線
- VSAT無線
- テスト装置
- 私設/ランド-モバイル無線
製品ライフサイクル
新規設計にお薦めします
発売済みの製品です。データシートには、最終的な仕様と動作条件がすべて記載されています。新規の設計には、これらの製品の使用を推奨します。
評価キット (1)
ドキュメント
FAQ (1)
ツール
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
リファレンス・デザイン (1)
参考資料
セレクション・ガイド (1)
プレス・リリース (1)
技術記事 (2)
設計リソース
ADI has always placed the highest emphasis on delivering products that meet the maximum levels of quality and reliability. We achieve this by incorporating quality and reliability checks in every scope of product and process design, and in the manufacturing process as well. "Zero defects" for shipped products is always our goal.
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サポート & ディスカッション
ADF4150HV Discussions
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