MAX5059
並列可能、2次側同期整流器ドライバおよびフィードバック発生器コントローラIC
シャントリファレンス、電流共有、および電圧マージンを内蔵した二次側、同期整流器ドライバ
製品の詳細
- クリーンなドライブ波形により同期MOSFETを実現
- 1次側からのルックアヘッド信号を使用して適切なターンオン/ターンオフ時間を実現
- 最大2Aのピーク電流のソースおよびシンクが可能な同期整流器用ドライバ
- 5V (MAX5058)または10V (MAX5059)のゲート駆動電圧用のゲート電圧レギュレータ内蔵
- エラーアンプ内蔵
- 高精度の差動電流配分/強制回路により複数電源の並列接続を可能として大出力電流を実現
- リモート電圧検出用アンプ内蔵
- フレキシブルなリファレンス電圧の生成
- 最小出力電圧レギュレーション:0.5V
- 低自己消費電流:2.5mA
- 内蔵ディジタル出力マージニング回路により外付け部品および基板面積を削減
- パルス入力から出力までの伝搬遅延時間:30ns
- フリーホイール用MOSFETの不連続電流伝導およびターンオフを自動検出
- 低出力電流時の高効率および逆電流保護
- オープンドレイン型の高温警告フラグ出力
- 熱強化された28ピンTSSOPパッケージ
MAX5058/MAX5059は、入手の容易なパワーMOSFETを使って絶縁型電源として2次側同期整流を可能にします。これらのデバイスは、絶縁トランスの1次側でスイッチングするパワーMOSFETと同期するクリーンなゲートドライブ信号を供給して、2次側MOSFETによる整流を容易にします。MAX5058/MAX5059によってMAX5051およびMAX5042/MAX5043の1次側PWM ICが補完され、高効率で同期整流を行う絶縁型電源の設計が可能になります。1次側とフリーホイール同期整流器MOSFETの同時伝導は(1次側MOSFETのターンオン前に)ルックアヘッド信号を受けることで回避できるため短絡されたトランスの2次側による大電流スパイクは回避することができます。
内蔵のエラーアンプは使いやすい電流リファレンス出力を持っており、実質的にあらゆるリファレンス電圧を生成することができます。エラーアンプのリファレンス電圧は、適切な抵抗をこの出力に接続して、生成されます。
低オン抵抗のマージニング用MOSFETを内蔵しているため、外付けスイッチを使用せずにマージニング回路を実現することができます。MAX5058はロジックレベルMOSFET用の5VのLDO出力を供給し、MAX5059は通常の10V MOSFET用の10V LDO出力を供給します。
MAX5058/MAX5059は複数電源の並列接続用に設計され、シンプルな2線、差動、電流配分バスにより高精度の電流配分を実現します。この並列接続性によって電源能力が拡大され、大出力電流アプリケーションでの温度管理が容易になります。MAX5051と併用すると、複数の1次側を同期させ、180°逆位相で動作させることもできます。
MAX5058/MAX5059は28ピンの熱強化されたTSSOPパッケージで提供され、-40℃~+125℃の広い温度範囲で動作します。
警告 : MAX5058/MAX5059は、高電圧を含む回路で動作するように設計されていますので取り扱いには注意してください。
アプリケーション
- ±48V電源モジュール
- ±48V/±12Vサーバ電源
- 産業用電源
- 絶縁型ネットワーク電源
- 絶縁型テレコム電源
ドキュメント
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