LT3581

新規設計に推奨

フォルト保護付き3.3A 昇圧/反転DC/DCコンバータ

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

Viewing:

製品情報

  • 3.3A、42V の結合されたパワースイッチ
  • マスタ/スレーブ (1.9A/1.4A) スイッチ設計
  • 出力の短絡保護
  • 広い入力電圧範囲: 2.5V~22Vで動作、過渡電圧は最大40V
  • スイッチング周波数:最大2.5MHz
  • 昇圧、SEPIC、反転またはフライバック・コンバータとして容易に構成可能
  • ユーザーが設定可能な低電圧ロックアウト
  • 低VCESAT スイッチ: 250mV /2.75A (標準)
  • 外部クロックに同期可能
  • 他のスイッチング・レギュレータに同期可能
  • ゆっくり変化する入力信号を受容する高利得のSHDNピン
  • 14ピン4mm × 3mm DFNパッケージと16ピンMSEパッケージ

LT3581は、出力の短絡状態、入力/出力の過電圧状態、および過熱状態からデバイスを保護するのに役立つフォルト保護機能を内蔵したPWM DC/DCコンバータです。このデバイスは42Vのマスタ・スイッチと42Vのスレーブ・スイッチで構成されており、これらのスイッチを互いに接続することにより、電流制限値を合計3.3Aにすることができます。

LT3581は多くのローカル電源設計に最適です。このデバイスは昇圧コンバータ、SEPICコンバータ、反転コンバータまたはフライバック・コンバータのいずれかに容易に構成可能で、5V入力から12V/830mAまたは–12V/625mAを生成可能です。さらに、LT3581はスレーブ・スイッチを備えているので、非常に効率的で従来の回路に比べて外付け部品が少なくて済む高電圧、高電力のチャージポンプ構成にすることができます。

LT3581のスイッチング周波数は200kHz~2.5MHzの範囲で設定できます。このデバイスは、RTピンとグランドの間に接続された抵抗によって周波数が設定される内部クロックに同期することも、外部クロックに同期することもできます。バッファされたクロック信号はCLKOUTピンからドライブされるので、これを使用して他の互換スイッチング・レギュレータICをLT3581に同期させることができます。

また、LT3581は、緩やかに変化する入力信号を受容する革新的なSHDNピン回路と調整可能な低電圧ロックアウトを特長としています。この他に、周波数フォールドバックやソフトスタートなどの機能も内蔵しています。LT3581 は14ピン4mm × 3mm DFNパッケージと 16ピンMSEパッケージで供給されます。


アプリケーション

  • ローカル電源
  • 真空蛍光ディスプレイ(VFD)のバイアス電源
  • TFT-LCD のバイアス電源
  • 車載エンジン制御ユニット(ECU) の電源

LT3581
フォルト保護付き3.3A 昇圧/反転DC/DCコンバータ
Output Short Protected, 5V to 12V Boost Converter Operating at 2MHz Efficiency and Power Loss vs Load Current Product Package 1 Product Package 2
myAnalogに追加

myAnalogの製品セクション(通知受け取り)、既存/新規プロジェクトに製品を追加する。

新規プロジェクトを作成
質問する
サポート

アナログ・デバイセズのサポート・ページはアナログ・デバイセズへのあらゆるご質問にお答えするワンストップ・ポータルです。


ドキュメント

データシート

これは最新改訂バージョンのデータシートです。

さらに詳しく
myAnalogに追加

myAnalogのリソース・セクション、既存/新規プロジェクトにメディアを追加する。

新規プロジェクトを作成

ソフトウェア・リソース

必要なソフトウェア/ドライバが見つかりませんか?

ドライバ/ソフトウェアをリクエスト

ハードウェア・エコシステム

製品モデル 製品ライフサイクル 詳細
保護スイッチ & コントローラ 1
LTC4365 新規設計に推奨 低電圧、過電圧および逆電源保護コントローラ
Modal heading
myAnalogに追加

myAnalogの製品セクション(通知受け取り)、既存/新規プロジェクトに製品を追加する。

新規プロジェクトを作成

ツールおよびシミュレーション

LTspice 1


下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:

  • LT3581
LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

eval board
DC1424A-A

LT3581EMSE Demo Board | VIN = 5V to 10V, VOUT1 = 12V @ 900mA

製品詳細

Demonstration circuits 1424A-A and 1424A-B feature the LT3581 in Boost and Inverting Regulator configurations, respectively. The Boost is designed to convert a 5V to 10V input source to 12V at 900mA, and the Inverter a 5V to 12V to -12V at 750mA. DC1424A-A is designed to survive output short circuit events with the external MOSFET installed at the output as default. The demo board includes an option to install the MOSFET at the input side. Install Q1 and R1 on the back of the board and refer to Figure 4 for other instructions. DC1424A-B can easily be converted into a SEPIC Converter by swapping L2 and D2 from their respective locations as shown in Figure 5. The LT3581 includes a 42V Master and Slave switch combination with 3.3A total current and can be used in many configurations such as Boost, SEPIC, CUK and Flyback.

eval board
DC1424A-B

LT3581EMSE Demo Board | VIN = 5V to 12V, VOUT1 = –12V @ 750mA

製品詳細

Demonstration circuits 1424A-A and 1424A-B feature the LT3581 in Boost and Inverting Regulator configurations, respectively. The Boost is designed to convert a 5V to 10V input source to 12V at 900mA, and the Inverter a 5V to 12V to -12V at 750mA. DC1424A-A is designed to survive output short circuit events with the external MOSFET installed at the output as default. The demo board includes an option to install the MOSFET at the input side. Install Q1 and R1 on the back of the board and refer to Figure 4 for other instructions. DC1424A-B can easily be converted into a SEPIC Converter by swapping L2 and D2 from their respective locations as shown in Figure 5. The LT3581 includes a 42V Master and Slave switch combination with 3.3A total current and can be used in many configurations such as Boost, SEPIC, CUK and Flyback. It has a 2.5V to 22V operating input range, UVLO, soft-start, programmable switching frequency and many other popular features.

DC1424A-A
LT3581EMSE Demo Board | VIN = 5V to 10V, VOUT1 = 12V @ 900mA
DC1424A-A - Schematic
DC1424A-B
LT3581EMSE Demo Board | VIN = 5V to 12V, VOUT1 = –12V @ 750mA
DC1424A-A - Schematic

最新のディスカッション

最近表示した製品