ADSP-SC587
デュアル・コアSHARC+とARM Cortex-A5 SOC、デュアルDDR、2xイーサネット、2xUSB、SDIO、529ボールcspBGA
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特長
- 500 MHz(3.0GFLOPS)/コア
- パリティ付き5Mビット(640KB)L1メモリ/コア
- オプションのキャッシュ/SRAMモード
- 32ビット、40ビット、64ビット浮動小数点に対応
- 450 MHz ARM Cortex-A5(Neon/FPU付き)
- 32kByte/32kByteのL1命令/データ・キャッシュ
- 256kByteのL2キャッシュ
- ECC保護付き256KB L2 SRAM
- DDR3-900、DDR2-800、LPDDR(16ビット)
- FFT/iFFT(20 GFLOPS、1K-pt FFTあたり5usec)
- FIR/IIRフィルタとSINCフィルタ、ASRC
- OTP付きセキュリティ暗号化エンジン
- 19mm x 19mm BGA(0.8mmピッチ)
- 民生、工業、車載用
- 2x イーサネットMAC
- 1つのギガビット(RGMII)と1つの10/100(RMII)
- IEEE-1588 & AVBに対応(QoSとクロック再生)
- 2x USB2.0 HS OTG/デバイス・コントローラ(MAC/PHY)
- 2x CAN2.0
- SD/SDIO/MMC/eMMC(SDXC サポート付き)
- 最大8個のフルSPORTインターフェース(TDM & I2Sモード付き)
- S/PDIF Tx/Rx、8x ASRCペア、PCG
- 2x デュアルSPIと1x クワッドSPI(直接実行付き)
- 3x I2Cと3x UART(フロー・コントロール付き)
- 高度なパラレル・ペリフェラル・インターフェース
- ビデオI/O又はパラレル・コンバータ・インターフェース向け
- 2x リンク・ポート(双方向、8ビット、最大150MB/sec)
- 3x 改良型PWM、ADC制御モジュール(ACM)
- 8x GPタイマー、1x GP カウンター、WDTとRTC
- 最大102 GPIO(他のインターフェースとともにマルチプレックスされる)
- 8チャンネル、12ビット1MSPSハウスキーピングADC
- 熱センサー
ADSP-SC587プロセッサは新しい高性能、高電力効率、リアルタイム・シリーズの1つで、2個の高度なSHARC+®コアと高度なDSPアクセラレータ(FFT、FIR、IIR)を使用し毎秒最大24ギガ浮動小数点演算を行ないます。ADSP-SC58xとADSP-2158xのシリーズは消費電力が2ワット以下なので、この新しいプロセッサ・ラインアップは従来のSHARCプロセッサ製品と比べて5倍以上も電力効率が優れています。この利点により、温度管理の点で消費電力を制約しなければならないアプリケーションや、コストおよび信頼性の面で冷却ファンの追加ができないアプリケーションにおいても業界最先端のデジタル信号処理性能を提供します。応用分野としては、自動車、コンシューマおよびプロフェッショナル・オーディオ、多軸モーター制御、エネルギー供給システムなどがあります。
ADSP-SC58x製品は、SHARC+コアおよびDSPアクセラレータに加えてARM® Cortex-A5プロセッサ・コアを搭載しています。Cortex-A5が持つFPUおよびNeon® DSPによって、オーディオ、工業用クローズド・ループ・コントロール、工業用センシング・アプリケーションにおいて追加のリアルタイムタスク処理や、タイム・クリティカルなデータを扱うペリフェラルの制御を行なうことができます。ADSP-SC58xのインターフェースには、Gigabit Ethernet、高速USB、モバイル・ストレージ(SD/SDIO含む)およびその他の柔軟で、かつシステム設計をシンプルにする多様な接続オプションがあります。
ADSP-2158xファミリーは主にDSPをコプロセッサとして必要とするアプリケーション向けに設計されており、2個のSHARC+コアとDSPコアに適合したペリフェラル・セットを内蔵しています。
コード互換性のある新しい高度なSHARC+コアはクロックレートと電力効率について改善されており、命令/データ・キャッシュ・オプション、ネイティブ倍精度の浮動小数点サポート、多数の他の新しい命令を追加しています。ADSP-SC58x/2158xファミリーは低消費電力用に設計され、低リークCMOSプロセスを採用しているので、105°C環境を念頭において500 MHzを実現し、将来より高性能で実施するためのロードマップを提供します。1.8 Mbytes以上の高速オンチップSRAMとDDR3/2/LPインターフェースは効率的なリアルタイム性能に役に立ち、メモリ・サブシステムは同時データ転送に主な強化機能となる高度なDMAエンジンを含んでいます。
高まる産業界のセキュリティに対する関心のソフトウェアIP保護に対しては、ARM® TrustZone®セキュリティや暗号化ハードウェア・アクセラレータを搭載しています。データの信頼性確保が必須の条件となっているアプリケーションには、メモリ・パリティおよびエラー訂正ハードウェアが、データの完全性を高めます。新しいADSP-SC58xおよびADSP-2158xシリーズは全体の機能が集積化されており、低消費電力なので、今日の複雑なアプリケーションに対して、BOM(部品材料)コストおよび基板面積を大幅に節減し、設計を簡素化し、市場投入時間を短縮します。
ADSP-SC58x/2158xはADIの受賞技術であるCrossCore® Embedded Studio開発ツール・スイートによってサポートされております。この統合開発環境は、システム設計を最適化し、市場投入までの時間短縮に貢献するインタラクティブかつリアルタイムな開発ツールを設計者に提供します。
加えて、ADIとミクリアム社は、SHARC+コア上でもARM Cortex-A5コア上でも動作する、µC/OS-II®およびµC/OS-III®といったリアルタイム・カーネル、さらにARM Cortex-A5上で動作するミクリアム社のUSB Host、USB Device、およびファイル・システム・スタックを共同で提供しています。
アナログ・デバイセズはCrossCore Embedded Studio用のLinux Add-In(BuildrootをベースとするカスタムLinuxボード支援パッケージ)も提供します。このLinux Add-Inによってembedded Linux向けに用意されARM Cortex-A5コア上で動作する通信スタックやアプリケーション・パケッジの利用にご興味をいただけるようになります。Linuxの供給目標は2015年9月ですが、ご要求の際には、analog.com/srfのsoftware request formを完成し、追加コメント欄に「Linux SC58x Support」と特定してください。
対応するADSP-SC589 EZ-KIT-Lite開発用ボードおよびICE-1000/2000エミュレータは先進的なアプリケーションの創造、テスト、およびデバッグを容易にします。エミュレータはCrossCore Embedded Studioとともに動作し、ARM社のCoreSight™を使用したJTAG準拠のすべてのアナログ・デバイセズプロセッサに対して最高水準のサポートを提供します。
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その他のサポート
よく聞かれる質問(FAQ)
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ADSP-SC587
資料
Filters
1つが該当
データシート
2
アプリケーション・ノート
18
HTML
情報
1
HTML
プロセッサ・マニュアル
2
集積回路異常
1
利用上の注意
アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。
本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。
なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.G)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 18
プロセッサ・マニュアル 2
集積回路異常 1
情報 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
ADSP-SC587BBCZ-4B | 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm) |
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ADSP-SC587BBCZ-5B | 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm) |
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ADSP-SC587KBCZ-4B | 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm) |
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|
ADSP-SC587KBCZ-5B | 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm) |
|
- ADSP-SC587BBCZ-4B
- ピン/パッケージ図
- 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm)
- 資料
- HTML Material Declaration
- HTML Reliablity Data
- CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル
- Ultra Librarian
- SamacSys
- ADSP-SC587BBCZ-5B
- ピン/パッケージ図
- 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm)
- 資料
- HTML Material Declaration
- HTML Reliablity Data
- CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル
- Ultra Librarian
- SamacSys
- ADSP-SC587KBCZ-4B
- ピン/パッケージ図
- 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm)
- 資料
- HTML Material Declaration
- HTML Reliablity Data
- CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル
- Ultra Librarian
- SamacSys
- ADSP-SC587KBCZ-5B
- ピン/パッケージ図
- 529-Ball CSP-BGA (19mm x 19mm x 1.36mm)
- 資料
- HTML Material Declaration
- HTML Reliablity Data
- CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル
- Ultra Librarian
- SamacSys
モデルでフィルタ
製品モデル
製品ライフサイクル
PCN
1 12, 2024
- 23_0103
Alternate Test Site for Products Using 529-ball CSP_BGA Package.
ADSP-SC587BBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587BBCZ-5B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-5B
製造中
2 20, 2019
- 19_0030
Die Revision for ADSP-SC58x & ADSP-2158x SHARC Processors
ADSP-SC587BBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587BBCZ-5B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-5B
製造中
12 21, 2018
- 18_0142
Data sheet changes for ADSP-SC582,SC583,SC584,SC587,SC589,21583,21584,21587
ADSP-SC587BBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587BBCZ-5B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-5B
製造中
7 20, 2017
- 17_0106
Data Sheet corrections for ADSP-2158x and ADSP-SC58x Products
ADSP-SC587BBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-4B
製造中
モデルでフィルタ
製品モデル
製品ライフサイクル
PCN
1 12, 2024
- 23_0103
Alternate Test Site for Products Using 529-ball CSP_BGA Package.
ADSP-SC587BBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587BBCZ-5B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-5B
製造中
2 20, 2019
- 19_0030
Die Revision for ADSP-SC58x & ADSP-2158x SHARC Processors
ADSP-SC587BBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587BBCZ-5B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-5B
製造中
12 21, 2018
- 18_0142
Data sheet changes for ADSP-SC582,SC583,SC584,SC587,SC589,21583,21584,21587
ADSP-SC587BBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587BBCZ-5B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-4B
製造中
ADSP-SC587KBCZ-5B
製造中
7 20, 2017
- 17_0106
Data Sheet corrections for ADSP-2158x and ADSP-SC58x Products
ソフトウェアおよび製品のエコシステム
ミドルウェア
軽量TCP/IP(lwIP)スタック
ソフトウェア開発ツール
CrossCore® Embedded Studio
SigmaStudio®
SigmaStudio®+
CrossCore® Utilities
評価用ソフトをお探しですか? ここで見つけることができます。
評価用キット 3
EMULATOR-ADSP
低価格の ICE-1000 と高性能な ICE-2000 USB ベースの JTAG エミュレータ
製品の詳細
ICE-1000/ICE-2000 で追加された新しいデバッグ機能:
- Coresight シリアル・ワイヤ・デバッグ(SWD)
ADZS-SC589-EZLITE
ADSP-SC589 Evaluation Hardware for the ADSP-SC58x/ADSP-2158x SHARC Family (529-ball CSPBGA)
製品の詳細
The ADSP-SC589 EZ-KIT Lite and EZ-Board® are evaluation systems for the ADSP-SC58x family of SHARC® processors. The ADSP-SC589 processor is based on the SHARC+™ core dual processor with the arm® Cortex-A5™ processor core and is designed for a wide array of markets, from automotive and pro-audio to industrial-based applications that require high floating-point performance. The EZ-Board is shipped with all of the necessary hardware—you can start the evaluation immediately. The package contains the standalone evaluation board, CE-approved power supply, and USB cable. The EZ-KIT Lite® version ships with an EZ-Kit license for CrossCore® Embedded Studio (CCES) and the ICE-1000 emulator, while the EZ-Board version requires the customer to provide an ICE-1000 or ICE-2000 emulator. The EZ-Kit license gives the user a full, subscription based license to use CCES with only the ADSP-SC589 EZ-KIT Lite evaluation board.
Expansion Interface III connectors are provided for interfacing with additional extender boards to provide LCD, camera, video, and audio. Traditional mechanical switches for changing the board's factory setup have been removed in favor of I2C controlled software switches. The only remaining mechanical switches are the boot mode switch, JTAG configuration switches, and push buttons.
The evaluation board is designed to be used in conjunction with the CrossCore® Embedded Studio (CCES) development tools to test capabilities of the ADSP-SC58x processors. The development environment aids advanced application code development and debug, such as:
- Create, compile, assemble, and link application programs written in C++, C, and assembly
- Load, run, step, halt, and set breakpoints in application programs
- Read and write data and program memory
- Read and write core and peripheral registers
資料
HDMI Audio EI3 EZ-Extender
The HDMI Audio EI3 EZ-Extender is a low-cost, plug-on extender for EZ-KITs that support the Expansion Interface 3 (EI3) specification. This board extends the capabilities of the evaluation system by providing a connection to three analog audio codecs along with an HDMI transmitter/receiver. For information about compatible EZ-KIT products, see the processors family's Software and Tools page.
製品の詳細
The HDMI Audio EI3 EZ-Extender is a separately sold daughter board that plugs onto the expansion interface III of the EZ-Board evaluation platform. The daughter board aids the design and prototyping phases of HDMI HD audio decode/encode applications. The board extends the capabilities of the evaluation system by providing a connection to three analog audio codecs along with an HDMI transmitter/receiver.
The HDMI Audio EI3 EZ-Extender’s analog audio interface is comprised of three Analog Devices AD1939 multichannel audio codecs. The AD1939 is a high performance, single-chip codec featuring four analog-to-digital converters (ADCs) for audio input and eight digital-to-analog converters (DACs) for audio output. This translates to twelve channels of audio in and twenty four channels of audio out. The codec/extender can input and output data at a sample rate of up to 192 kHz on all channels.
This HDMI Audio EI3 EZ-Extender connects with the Expansion Interface 3 (EI3) which gives the user more available signals on the interface connectors and a reduction in size over the previous EI2 specification. Software examples are provided to demonstrate the functionality of the devices on the Extender Board.