AD5628

製造中

D/Aコンバータ、12ビット、オクタル、電圧出力、5ppm/℃リファレンス内蔵、SPIインターフェース、denseDAC

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

Viewing:

製品情報

  • 低消費電力、小型フットプリント、ピン互換のオクタルDAC: 12ビット
  • 14 ピン/16 ピン TSSOP 、16 ピン LFCSP、16ボールWLCSPパッケージを採用
  • オンチップ1.25 / 2.5V、5ppm/℃リファレンス
  • 5Vで400nA、3Vで200nAにパワーダウン
  • 電源電圧: 2.7~5.5V
  • 単調増加性を設計で保証
  • ゼロスケール又はミッドスケールにパワーオン・リセット
  • 3つのパワーダウン機能
  • LDACおよびLDACのハードウェア・オーバーライド機能
  • プログラマブル・コードのCLR機能
  • レールtoレールの動作


AD5628は低消費、オクタル(8チャンネル)、12ビットのバッファ内蔵電圧出力のD/Aコンバータです。この製品は単電源2.7V~5.5Vで動作し、設計によって単調増加性が保証されています。 AD5668とAD5628は4mm×4mmのLFCSPと16ピンTSSOPの両方を採用し、AD5648は14ピン/16ピンTSSOPを採用しています。

AD5628/AD5648/AD5668はゲイン2倍を持ったリファレンスを備えています。AD5628-1/AD5648-1/AD5668-1には1.25V、5ppm/℃のリファレンスが内蔵されており、出力のフルスケール範囲は2.5Vになっています:AD5628-2/AD5648-2/AD5668-2 と AD5668-3は、2.5V、5ppm/℃のリファレンスを内蔵しており、出力フルスケール範囲は5Vになっています。内蔵のリファレンスは、電源投入時ではオフになっており、外部リファレンスの使用も可能となっています。内部リファレンスはソフトウェアを介してイネーブルされます。

この製品はパワーオン・リセット回路を採用しているため、パワーアップ時ではDAC出力を0V(AD5628-1/AD5648-1/AD5668-1、 AD5628-2/AD5648-2/AD5668-2) あるいはミッドスケール (AD5668-3) にして、有効な書込みがあるまでこの出力状態を維持します。また、この製品はパワーダウン機能も備えており、パワーダウン時には消費電流を、5V動作時に標準で400nAに低減し、パワーダウン・モード時ではいくつかのあるいは全部のDACチャンネルの出力負荷をソフトで選択する機能を提供します。

全てのD/Aコンバータの出力はLDAC機能を用いることによって、同時アップデートが可能で、ユーザーが選択したDACチャンネルを同時更新する機能も備わっています。さらに、非同期のCLR機能もあり、全てのDAC出力を、ユーザーがプログラムできるコード (ゼロ、ミッドスケール、またはフルスケール)のいずれかに、更新することも可能です。 

AD5628/AD5648/AD5668 は、汎用3線シリアルインターフェースを使用しており、最大50MHzのクロックレートで動作し、標準のSPI®、QSPI、MICROWIRE、DSPなどのインターフェース規格と互換性を備えています。内蔵の高精度出力アンプはレールtoレールの振幅を出力することができます。

 

製品のハイライト

  1. オクタル12/14/16ビットDAC
  2. 1.25 / 2.5V、5ppm/℃のリファレンスを内蔵
  3. 14ピン / 16ピンTSSOP、16ピンLFCSP、16ボールWLCSPで供給
  4. 0V又はミッドスケールへのパワーオン・リセット機能
  5. パワーダウン機能を内蔵。パワーダウン時のDAC消費電流は3Vで200nA(typ)、5V動作時で400nA

アプリケーション

  • プロセス制御
  • データ・アクイジション・システム
  • 携帯型バッテリ駆動計測器
  • デジタル・ゲイン / オフセット調整
  • プログラマブル電圧 / 電流源
  • プログラマブル減衰器



AD5628
D/Aコンバータ、12ビット、オクタル、電圧出力、5ppm/℃リファレンス内蔵、SPIインターフェース、denseDAC
AD5628/AD5648/AD5668 Functional Block Diagram AD5628/AD5648/AD5668 Pin Configuration AD5628/AD5648 Pin Configuration AD5628/AD5668 Pin Configuration AD5628/AD5668 Pin Configuration
myAnalogに追加

myAnalogの製品セクション(通知受け取り)、既存/新規プロジェクトに製品を追加する。

新規プロジェクトを作成
質問する
サポート

アナログ・デバイセズのサポート・ページはアナログ・デバイセズへのあらゆるご質問にお答えするワンストップ・ポータルです。


ドキュメント

さらに詳しく
myAnalogに追加

myAnalogのリソース・セクション、既存/新規プロジェクトにメディアを追加する。

新規プロジェクトを作成

ソフトウェア・リソース


ツールおよびシミュレーション

Precision DAC Error Budget Tool

Precision DAC Error Budget Toolは、高精度DACシグナル・チェーンのDC精度を計算するウェブ・アプリケーションです。これは、シグナル・チェーン全体で静的誤差がどの程度累積するかを示すもので、これにより設計のトレードオフを手早く評価できます。計算には、電圧リファレンス、オペアンプ、および高精度DACが生成するDC誤差が含まれます。

ツールを開く

評価用キット

eval board
EVAL-AD5668

Evaluation Board for the AD5668, Octal, 16-Bit, Serial Voltage-Output DAC

機能と利点

  • Full featured evaluation board for the AD5668
  • On-board reference
  • Various link options
  • PC control in conjunction with Analog Devices
  • System development platform (SDP)
  • PC software for control of DACs
  • On-board ADC for voltage readback

製品詳細

The Analog Devices AD5668 evaluation boards, the EVALAD5668SDCZ and EVAL-AD5668SDRZ, are designed to help customers quickly prototype new AD5668 circuits and reduce design time. The AD5668 operates from a single 2.7 V to 5.5 V supply. The device incorporates an internal 1.25 V or 2.5 V on-board reference to give an output voltage span of 2.5 V or 5 V, respectively. The on-board reference is off at power-up allowing the use of an external reference; the REF195 is used on this evaluation board. The device must be written to after power-up to turn on the internal reference.

Consult the AD5668 data sheet, available from Analog Devices, in conjunction with this user guide when using the evaluation board.

The evaluation board interfaces to the USB port of a PC via the SDP. Software is available with the evaluation board, which allows the user to easily program the AD5668.

EVAL-AD5668
Evaluation Board for the AD5668, Octal, 16-Bit, Serial Voltage-Output DAC
EVAL-AD5668SDCZANGLE-web EVAL-AD5668SDCZBOTTOM-web EVAL-AD5668SDCZTOP-web EVAL-AD5668 Functional Block Diagram

最新のディスカッション

最近表示した製品