MAX5858
製造中デュアル、10ビット、300Msps、電流出力DAC、4x/2x/1x補間フィルタ付
デジタル補間フィルタを特長とする、デュアル、10ビット、300Msps DAC
製品の詳細
- 10ビット分解能、デュアルDAC
- 更新速度:300Msps
- 内蔵4x/2x補間フィルタ
- 単一電源:2.7V~3.3V
- 2.7V電源電圧でフル出力スイングおよびダイナミック性能
- 卓越したダイナミック性能
- 75dBc SFDR (fOUT = 20MHz時)
- UMTS ACLR = 63dB (fOUT = 30.7MHz時)
- プログラマブルなチャネル利得マッチング
- 内蔵1.24V低ノイズバンドギャップリファレンス
- 単一抵抗による利得制御
- インタリーブデータモード
- 差動クロック入力モード
- 評価キットを提供(MAX5858A EV Kit)
MAX5858は、デュアル、10ビット、300Msps、ディジタル-アナログコンバータ(DAC)で、広帯域通信システムにおいて卓越したダイナミック性能を発揮します。MAX5858 は、2つの10ビットDACコア、2x/4xのプログラマブルディジタル補間フィルタ、および1.24Vリファレンスを内蔵しています。MAX5858は、シングルエンドおよび差動動作モードが可能です。MAX5858のダイナミック性能は、2.7V~3.3Vの全電源範囲で維持されます。アナログ出力は、-1.0V~+1.25Vのコンプライアンス電圧で動作します。
この4x/2xのプログラマブル補間フィルタは、優れた通過帯域歪みおよびノイズ性能を備えています。補間フィルタによって、アナログ再生フィルタの複雑な設計を簡素化し、また、ディジタルインタフェースのデータバスおよびクロック速度を低減します。I/Oピン点数を削減するために、DACはインタリーブデータモードで動作することもできます。このため、MAX5858は10ビット単一バスを使ってデータを更新することができます。
MAX5858は、0.05dBステップの16段階で、チャネル利得マッチングを±0.4dB以内にディジタル制御する機能を備えています。アナログ直交変調のアプリケーションでは、チャネルマッチングにより、側波帯抑制能力が向上します。内蔵1.24V バンドギャップリファレンスには制御用アンプが備えられ、このアンプにより一個の抵抗を使って両チャネルを外部からフルスケール調整することができます。内蔵リファレンスをディセーブルにして、外部リファレンスを高精度アプリケーション用として使用することもできます。
MAX5858は2mA~20mAのフルスケール電流出力を備え、2.7V~3.3Vの単一電源で動作します。DACは、標準、低電力スタンバイ、および完全パワーダウンの3つの電源制御動作モードを可能とします。パワーダウンモードの場合、動作電流は1µAまで低減されます。
MAX5858は放熱性を向上した裏面放熱パドル(EP)付48ピンTQFPパッケージで提供され、-40℃~+85℃の工業用拡張温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- 通信
- ダイレクトデジタル合成(DDS)
- 計測/ATE
- ポイント間マイクロ波リンク
- SatCom、LMDS、MMDS、HFC、DSL、WLAN
- ワイヤレス基地局
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