製品概要
機能と利点
- 電源:+5V単一
- シンプルな2線式シリアルインタフェース
- I²Cコンパチブル
- 出力スイング:電源電圧範囲
- バッファ無しの出力(MAX520)
- バッファ付きの出力(MAX521)
- 出力抵抗はトリミングにより精度1% (MAX520A)
- 超低消費電流:4µA (MAX520)
- 各DACに独立したリファレンス入力
- パワーオンリセットが全ラッチをクリア
- パワーダウンモード:4µA
製品概要
MAX520/MAX521は、複数デバイス間の通信を可能にするシンプルな2線式シリアルインタフェースを備えた、クワッド/オクタル8ビット電圧出力ディジタル-アナログコンバータ(DAC)です。+5V単一電源で動作し、高精度の内部バッファによりDAC出力は電源電圧範囲でスイングします。リファレンス入力範囲は電源電圧の両端まで拡張されています。
MAX521は、負荷を駆動する場合のシステムの小型化と部品点数の削減のために、電源電圧範囲の出力バッファを備えています。一方、MAX520の電圧出力はバッファリングされていないため、総消費電流が僅か4µAまで低減され、出力電流が低い場合の精度を向上させています。
MAX520/MAX521はシリアルインタフェースおよび内部ソフトウェアプロトコルを備え、最大400kbpsのデータレートで通信することができます。このインタフェースとダブルバッファの入力構成の組合わせにより、DACのレジスタを別々あるいは同時に更新することができます。さらに、ローパワーのシャットダウンモードでは、消費電流を4µAまで低減させることができます。パワーオンリセットにより、電源投入時のDAC出力は0Vになることが保証されます。
MAX520は16ピンDIP、ワイドSOおよび省スペースの20ピンSSOPパッケージで提供されています。MAX521は20ピンDIP、24ピンSOおよび省スペースの24ピンSSOPパッケージで提供されています。
アプリケーション
- デジタル利得およびオフセット制御
- 汎用
- 産業用プロセス制御
- プログラマブル減衰
製品ライフサイクル
製造中
この製品ファミリーの1つ以上の型番が生産/供給中です。新規の設計に適していますが、より新しい代替製品を提供している場合があります。
参考資料
-
MAX521 Reliability Data1/12/2023
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設計リソース
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