MAX4951BE
入力イコライゼーションおよびプリエンファシス内蔵、SATA I/II/III双方向リドライバ
長いケーブルで、かつコネクタを通しSATA Gen IIIデータレートにシステムを対応させることが可能なデュアルチャネルバッファ
製品の詳細
- 単一電源動作:+3.3V
- 低電力、500µA (typ)でeSATAケーブルを検出
- ドライブ検出
- ダイナミックパワーリダクション
- アクティブモードでの消費電力を低減
- 固定入力イコライゼーション
- デバイスへのトレースを長くすることが可能
- 選択可能な出力プリエンファシス
- 出力アイの改善
- SATA I (1.5Gbps)およびSATA II (3.0Gbps)準拠
- SATA III (6.0Gbps)準拠
- eSATA出力レベルをサポート
- SATA OOB信号をサポート
- OOB検出:8ns (max)
- 入力/出力に50Ω終端抵抗内蔵
- フロースルーレイアウト用インライン信号トレース
- エクスポーズドパッドを備えた省スペース、4mm x 4mmのTQFNパッケージ
- すべての端子に高いESD保護:±8kV (HBM)
デュアルチャネルバッファのMAX4951BEは、シリアルATA (SATA) I、SATA II、およびSATA III信号の再駆動に最適であり、±8kVのヒューマンボディモデル(HBM)の高い静電放電(ESD)保護を備えています。MAX4951BEはマザーボード上のほぼ任意の場所に配置することができるため、ボードの損失に対処してeSATA対応の信号レベルを生成することができます。このデバイスはSATA仕様v.2.6 (標準)に準拠するとともに、PCBとeSATAコネクタの損失を低減します。
MAX4951BEは、電力に敏感なアプリケーションに適する非常に低いスタンバイ電流を特長としています。このデバイスは、ハードウェアでSATAドライブのケーブル検出を備えており、スタンバイモードの電力を低減します。またこのデバイスは、入力信号が存在しない場合に電力消費を低減するチャネル別の動的なパワーダウンモードも備えています。
MAX4951BEは完全な出力レベルを再確立することによって、レシーバにおける信号完全性を維持し、入力イコライゼーションの提供によって総システムジッタ(TJ)を低減することができます。このデバイスは、より長いトレース長でのSATA出力の駆動またはeSATA仕様への適合のために、チャネル別のディジタルプリエンファシス制御を備えています。入力側での高速OOB信号検出を使用すること、および対応する出力側でスケルチを使用することによって、SATA帯域外(OOB)信号がサポートされます。入力および出力はすべて内部で50Ωに終端されており、SATAコントローラICおよびSATAデバイスに対してAC結合する必要があります。
MAX4951BEは+3.3V (typ)単一電源で動作し、レイアウトを容易にするフロースルートレースを備えた小型、4mm x 4mmのTQFNパッケージで提供されます。このデバイスは0℃~+70℃の温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- データストレージ/ワークステーション
- デスクトップコンピュータ
- ドッキングステーション
- ラップトップコンピュータ
- サーバ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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