MAX2410
製造中止低コスト、RFアップ/ダウンコンバータ、LNAおよびPAドライバ付
製品の詳細
- 低価格のシリコンバイポーラ設計
- 完全なアップコンバータ/ダウンコンバータ機能
- 電源:+2.7V~+5.5V単一
- 3.2dB複合レシーバノイズ:
- 2.4dB (LNA)
- 9.8dB (ミキサ)
- 適応性のあるパワーアンプドライバ:
- 出力3次インターセプト(OIP3) 18dBm
- 利得制御範囲35dB
- 低LOドライブレベル用LOバッファ
- 低消費電力:
- 受信時60mW
- フルパワー送信時90mW
- 0.3µWシャットダウンモード
- MAX2510/MAX2511 IFトランシーバにコンパチブルなフレキシブルパワーダウンモード
MAX2410は、時分割デュープレックス(TDD)通信システムにおいて、RFフロントエンド送受信機能を果たします。広範囲の周波数で動作し、約1.9GHzのRF周波数用として最適化されています。アプリケーションとしては、最もポピュラーなコードレスおよびPCS標準が挙げられます。
MAX2410は、ローノイズアンプ(LNA)、ダウンコンバータミキサ、ローカルオシレータ(LO)バッファ、アップコンバータミキサおよび可変利得パワーアンプ(PA)ドライバで構成されており、低価格の表面実装プラスチックパッケージで提供されています。LNAのノイズは2.4dB (typ)で、入力3次インターセプトポイント(IP3)は-10dBmです。ダウンコンバータミキサのノイズは僅か9.8dBで、入力IP3は3.3dBmです。イメージおよびLOフィルタリングは、最良の適応性が得られるようにチップ外部で構成します。PAドライバの利得は15dBで、35dB (typ)までの範囲で低減できます。また、消費電力は受信モードで僅か60mW、送信モードで90mWになっており、シャットダウンモードでは0.3µW以下に低減します。
MAX2410と同じ機能性を持つMAX2411Aは、差動双方向(送信および受信) IFポートを提供し、1つのIFフィルタを送信(TX)と受信(RX)の両方で使用できるようになっています。受信機能だけを必要とするアプリケーションに対しては、低価格のローノイズアンプ付ダウンコンバータMAX2406のデータシートをご覧ください。
アプリケーション
- DCS1800またはPCS1900シングルモード電話
- DECT
- イリジウム携帯電話
- ISMバンドトランシーバ
- PHS/PACS
- PWT1900
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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