MAX2160EBG
ISDB-Tシングルセグメント低IFチューナ
製品の詳細
- 低ノイズ指数:4dB以下(typ)
- 広いダイナミックレンジ:-98dBm~0dBm
- ハイサイドまたはローサイドLO注入
- VCOおよびタンク回路搭載
- 低LO位相ノイズ:-88dBc/Hz (typ、10kHzにおいて)
- 周波数シンセサイザ搭載
- 帯域通過フィルタ内蔵
- イメージ除去:52dB (typ)
- 単一電源電圧範囲:+2.7V~+3.3V
- 3種類の低電力モード
- 2線式、I²C対応シリアル制御インタフェース
- 超小型、鉛フリーWLPパッケージ
チューナICのMAX2160/EBGは、日本のモバイルディジタルTV (ISDB-Tワンセグメント)アプリケーション用に設計されています。これらのデバイスは、ブロードバンドI/QダウンコンバータによってUHF帯信号を低IFに直接変換します。動作周波数範囲は、470MHz~770MHzです。
MAX2160/EBGはI/Q低IFインタフェースおよびシングル低IFインタフェースをともにサポートしているため、これらのデバイスは各種ディジタル復調器ICの実装に汎用的なチューナになっています。
MAX2160/EBGは、LNA、RF可変利得アンプ、I/Qダウン変換ミキサ、低IF可変利得アンプ、および帯域通過フィルタを備え、42dB以上のイメージ除去を実現します。これらの製品は、ハイサイドまたはローサイド局部発振器(LO)の注入で動作させることができます。MAX2160/EBGの可変利得アンプは、100dB以上の利得制御範囲を備えています。
また、MAX2160/EBGは、完全周波数シンセサイザのほかに、完全モノリシックVCOおよびタンク回路も搭載しています。これらのデバイスは、XTAL発振器と独立したTCXO入力バッファを備えています。これらのデバイスは13MHz~26MHzのXTAL/TCXO発振器で動作し、携帯ハンドセットアプリケーションにおいてVC-TCXOの共用が可能です。さらに、分周器がXTAL/TCXO発振器に用意されているため、各種チャネルデコーダに簡単かつ低コストでインタフェースすることができます。
MAX2160/EBGは-40℃~+85℃での動作が保証され、エクスポーズドパッド(EP)付きの40ピンTQFN鉛フリープラスチックパッケージ(6mm x 6mm)と3.175mm x 3.175mmの鉛フリーのウェハレベルパッケージ(WLP)で提供されます。
アプリケーション
- 携帯電話モバイルTV
- 携帯情報端末(PDA)
- ポケットTV
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
評価用キット
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