MAX20345

新規設計に推奨

PMIC、超低IQ電圧レギュレータ、光検出用バックブースト、小型リチウムイオンシステム用チャージャ内蔵

ウェアラブルやIoTなどの24/7監視システム用に最適化されたパワーマネージメント

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • 充電間のバッテリ使用時間を延長
    • 3つの低IQバックレギュレータ:IQ = 0.9µA (typ)
      • 出力電流:220mA
      • スイッチング周波数の柔軟な調整によってノイズを緩和
      • バック1出力電圧:0.700V~1.330V (10mVステップ)
      • バック2出力電圧:0.700V~2.275V (25mVステップ)
      • バック3出力電圧:0.700V~3.850V (50mVステップ)
    • LDO1:IQ = 0.55µA (typ)
      • 出力:100mA
      • 入力電圧範囲:2.7V~5.5V
      • 出力電圧:0.8V~3.6V (100mVステップ)
    • LDO2:IQ = 1µA (typ)
      • 出力:100mA
      • 入力電圧範囲:1.71V~5.50V
      • 出力電圧:0.9V~4.0V (100mVステップ)
    • LDO3:IQ = 1µA (typ)
      • 出力:50mA
      • 入力電圧範囲:1.00V~2.00V
      • 出力電圧:0.50V~1.95V (25mVステップ)
    • 2つの負荷スイッチ
      • 入力電圧範囲:0.65V~5.50V
      • RON:1Ω (SYS = 3.0V時)
    • 低IQバックブーストレギュレータ:IQ = 2µA (typ)
      • 出力能力:1.5W
      • 出力電圧:2.6V~5.5V (50mVステップ)
  • リチウムイオンバッテリ充電の実装が容易
    • リニアリチウムイオンバッテリチャージャ
      • 充電電流:5mA~500mA
      • 入力耐圧:+28V / -5.5V
      • ステップ充電(フルデータシートの「Step Charging」の項を参照)
    • サーミスタモニタ
    • スマートパワーセレクタ
  • システム制御を最適化
    • パワーオン/リセットコントローラ
    • プッシュボタンモニタ
    • 出荷時モード
    • システムインタフェース
      • 設定可能なディバイダを備えたモニタマルチプレクサによってシステム電圧および充電電流を監視

MAX20345は超低IQ電圧レギュレータを備えたパワーマネージメントソリューションで、低電力ウェアラブルアプリケーションに最適です。このデバイスは、スマートパワーセレクタおよび電力を最適化した数個のペリフェラルを備えたリニアバッテリチャージャを内蔵しています。このデバイスは、3つのバックレギュレータ、3つの低ドロップアウト(LDO)リニアレギュレータ、およびバックブーストレギュレータを備え、それぞれ超低消費電流で最大7つの安定化電圧を提供します。2つの負荷スイッチによってシステムペリフェラルを切断し、システムの総静止負荷を最小限に抑えることが可能です。MAX20345は、システム設計者が消費電力を最小限に抑え、ウェアラブル市場の製品などの1日24時間/週7日動作する機器のバッテリ寿命を延長することを可能にします。

3つの同期整流、高効率バックレギュレータは、パルス周波数変調(PFM)制御方式を使用して軽負荷動作時の効率を向上させます。これらのレギュレータの出力電圧は、I2Cを介して最低0.7Vまでの電圧に設定可能です。さらに、これらのバックレギュレータはダイナミック電圧スケーリング(DVS)に対応するため、システム設計者はDVSを利用可能な機器を使用する場合にシステム消費電力をさらに向上させることができます。

3つのLDOレギュレータは、I2Cを介してそれぞれの出力電圧を設定可能です。柔軟性をさらに高めるために、各LDOは負荷スイッチとして設定することも可能で、システムペリフェラルの静止負荷の切断に使用することができます。

内蔵バックブーストコンバータは、バッテリ電圧以上および/または以下の電圧を必要とする、システムペリフェラルに給電するための便利な方法を提供し、光心拍数(OHR)/PPGおよびSpO2測定などの光検出システム用に最適化されています。バックブーストの出力ノイズは最小限に抑えられ、それらのシステムでの敏感な測定値への影響を可能な限り最小にします。DVSの追加によって、良好な測定条件でさらなる省電力が提供されます。

また、MAX20345は設定可能なパワーコントローラも備えており、デバイスを真のオフ、または常時オン状態にする必要があるアプリケーション用にデバイスを設定することができます。このコントローラは、遅延リセット信号および電圧シーケンスを提供します。MAX20345は56ピンウェハレベルパッケージ(WLP) (3.37mm × 3.05mm、0.4mmピッチ)で提供されます。

デザインソリューション:REALLY Smart Wearables Customize Their Power Supply ›

デザインソリューション:Choose the Proper PMIC to Boost Your Optical Sensor SNR ›

 

アプリケーション

  • IoT
  • ウェアラブルデバイス

MAX20345
PMIC、超低IQ電圧レギュレータ、光検出用バックブースト、小型リチウムイオンシステム用チャージャ内蔵
MAX20345:標準アプリケーション回路
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評価用キット

MAX20345EVKIT

MAX20345の評価キット

機能と利点

  • RoHS準拠
  • 実証済みPCBレイアウト
  • 完全実装および試験済み
  • I2Cシリアルインタフェース

製品詳細

MAX20345の評価キット(EVキット)は、低電力ウェアラブルアプリケーション用I2C対応機能を備えたウェアラブル充電管理ソリューションのMAX20345を評価するための完全実装および試験済み回路です。このデバイスはリニアバッテリチャージャ、スマートパワーセレクタ、3つの超低自己消費電流バックレギュレータ、バックブーストレギュレータ、3つの低ドロップアウト(LDO)リニアレギュレータ、2つの負荷スイッチ、および5つのGPIO端子を内蔵しています。

デバイスの動作と機能に関する詳細については、MAX20345 ICのフルデータシートを参照してください。

アプリケーション

  • IoT
  • ウェアラブルデバイス

eval board
MAX20345EVSYS

MAX20345の評価用システム

機能と利点

  • USB給電オプション
  • 柔軟な構成
  • バッテリ・シミュレーションを実装
  • 出力電圧測定用の検出テスト・ポイント
  • Windows® 8/Windows 10対応グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)ソフトウェア
  • 完全実装および試験済み

製品詳細

MAX20345の評価用システム(EVシステム)は、ウェアラブル・アプリケーション用の超低消費電力パワー・マネージメントIC(PMIC)であるMAX20345を実証する、完全実装および試験済み回路基板です。

MAX20345は、低電力ウェアラブル・アプリケーションに最適なバッテリ充電管理ソリューションです。このデバイスは、降圧、昇圧、昇降圧、リニアなどの電圧レギュレータと、バッテリ・シール、リニア・バッテリ・チャージャ、スマート電源経路セレクタを備えたバッテリ・マネージメント・ソリューションを内蔵しています。

MAX20345のEVシステムには、MAX20345_SYS_EVKIT_Bボード、PICO2PMB#ボード、および2本のmicro-Bケーブルが付属しています。このEVシステムは、MAX20345AEWN+が実装されています。このデバイスはI2Cインターフェースを介して設定可能で、各種機能の設定およびデバイス状態の読み取りが可能です。アプリケーションからMAXPICO2PMB USB-I2Cアダプタ・ボードにコマンドを送信し、MAX20345を設定します。

アプリケーション

  • IoT
  • ウェアラブルデバイス

MAX20345EVKIT
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MAX20345の評価用システム
MAX20345EVSYS:ボード写真

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