LT1993-4
新規設計には非推奨900MHz、低歪み、低ノイズ差動アンプ/ADCドライバ(AV=4V/V)
- 製品モデル
- 4
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$4.18
製品の詳細
- 900MHzの-3dB帯域幅
- 4V/V(12dB)の固定利得
- 低歪み:
- OIP3が40dBm、HD3が-73dBc(70MHz 2VP-P)
- OIP3が51dBm、HD3が-94dBc(10MHz 2VP-P)
- 低ノイズ:NFが14.5dB、en = 2.35nV/√Hz (70MHz)
- 差動入出力
- 追加のフィルタ付き出力
- 調整可能な出力同相電圧
- DC結合またはAC結合動作
- 最小限のサポート回路
- 高さ0.75mmの小型16ピン3mm×3mm QFNパッケージ
LT1993-4は、DC~900MHzのアプリケーション向けの低歪み、低ノイズ差動アンプ/ADCドライバです。使いやすく設計されており、最小限のサポート回路しか必要としません。シングルエンド入力と差動入力のいずれを使用する場合でも、入力基準ノイズが極めて低く、歪み積が低いので、高速12ビットおよび14ビットADCをドライブするための優れたソリューションとなります。通常のフィルタされていない出力(+OUTと-OUT)に加え、175MHz差動ローパス・フィルタを追加した1組のフィルタ出力(+OUTFILTERED、-OUTFILTERED)を内蔵しているので、高速ADCをドライブする際の外付けフィルタ部品の数を減らします。出力同相電圧はVOCMピンを介して容易に設定され、多くのアプリケーションにおいて出力トランスまたはAC結合コンデンサが不要です。
LT1993-4は通信用トランシーバのアプリケーションの厳しい要求条件を満たすように設計されています。このデバイスは差動ADCドライバ、汎用差動利得ブロックなど、差動ドライブを必要とするあらゆるアプリケーションに使用できます。LT1993-4は最小DCまでの周波数で機能することが要求されるデータ収集システムで使用可能です。
LT1993-4は5V電源で動作し、消費電流は100mAです。小型の16ピン3mm×3mmDFNパッケージで供給され、-40℃~85℃の温度範囲で動作します。
アプリケーション
- イメージング、通信用の差動ADCドライバ
- 差動ドライバ/レシーバ
- シングルエンドから差動への変換
- 差動からシングルエンドへの変換
- レベル・シフト
- IFサンプリング・レシーバ
- SAWフィルタ・インタフェース/バッファ
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
ユーザ・ガイド 2
デザイン・ノート 1
製品セレクタ・カード 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
LT1993CUD-4#PBF | 16-Lead QFN (3mm x 3mm x 0.75mm w/ EP) | ||
LT1993CUD-4#TRPBF | 16-Lead QFN (3mm x 3mm x 0.75mm w/ EP) | ||
LT1993IUD-4#PBF | 16-Lead QFN (3mm x 3mm x 0.75mm w/ EP) | ||
LT1993IUD-4#TRPBF | 16-Lead QFN (3mm x 3mm x 0.75mm w/ EP) |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
LTspice 1
下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:
- LT1993-10
- LT1993-2
- LT1993-4
キーサイトGenesys向けのSys-Parameterモデル
Sys-Parameterモデルは、デバイスの直線性と非直線性を明らかにするP1dB、IP3、ゲイン、ノイズ指数、リターン損失などの挙動パラメータを提供します。
ツールを開くADIsimRF
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
ツールを開く
LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。
評価用キット
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