ADL5350
新規設計に推奨直線性の優れたYミキサー、低周波~4GHz
- 製品モデル
- 3
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$2.94
製品の詳細
- 広帯域無線周波数(RF)、中間周波数(IF)、ローカル発振器(LO)の各ポートを装備
- 変換損失: 6.8 dB
- ノイズ係数: 6.5 dB
- 高い入力IP3: 25 dBm
- 高い入力P1dB: 19 dBm
- 低いLO駆動レベル
- シングルエンド・デザイン: バラン不要
- 単電源動作: 19 mAで3 V
- 小型の2 mm × 3 mm 8ピンLFCSPを採用
- RoHs準拠製品
ADL5350は、広い入力周波数範囲で動作できる、直線性の優れたアップ/ダウン・コンバータ・ミキサーです。高い感度と効果的なブロッカ耐性を必要とする要求の厳しい携帯電話基地局用ミキサー・デザイン向けに最適です。ADL5350はGaAs pHEMTとシングルエンド・ミキサー・アーキテクチャを採用し、高い電力レベルでのLO駆動を必要としないで、優れた入力直線性と低いノイズ係数を提供します。
ADL5350は、850 MHz/900 MHz受信アプリケーションで、6.8 dB(typ)と小さい変換損失で動作します。内蔵のLOアンプを使うと、低いレベルでLOを駆動することができるため、大部分のアプリケーションに対して4 dBm (typ)で済みます。
入力IP3は、入力圧縮ポイント19 dBmで25 dBm(typ)以上です。ADL5350の入力直線性は高いため、GSM 850 MHz/900 MHzや800 MHz CDMA2000のような高いブロッカ耐性を必要とする通信システム向けの優れたミキサー・デバイスになっています。2 GHzでは、同じ性能を得るため少し大きい電源電流を必要とします。
シングルエンドの広帯域RF/IFポートを使うと、シンプルな外付けフィルタ回路を使用して所望の帯域動作向けにデバイスをカスタマイズすることができます。LO―RF間のアイソレーションでは、RFポート・フィルタ回路のLO除去比を使用しています。高次のフィルタ回路を使うと、アプリケーション情報のセクションで説明するように、高いアイソレーションを実現することができます。
ADL5350は、高性能IC製造プロセスGaAs pHEMTを採用して製造されています。ADL5350は2 mm × 3 mmの8ピンLFCSPパッケージを採用しています。このデバイスは、−40℃ ~ +85℃の温度範囲で動作します。評価ボードも提供しています。
アプリケーション
- 携帯電話基地局
- 1対1無線回線
- RF計装機器
ドキュメント
データシート 2
技術記事 2
評価用設計ファイル 1
製品選択ガイド 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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ADL5350ACPZ-R2 | 8-Lead LFCSP (3mm x 2mm x 0.75mm w/ EP) | ||
ADL5350ACPZ-R7 | 8-Lead LFCSP (3mm x 2mm x 0.75mm w/ EP) | ||
ADL5350ACPZ-WP | 8-Lead LFCSP (3mm x 2mm x 0.75mm w/ EP) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
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該当なし | ||
6 5, 2024 - 24_0091 Design Update to ADL5350 |
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ADL5350ACPZ-R2 | 製造中 | |
ADL5350ACPZ-R7 | 製造中 | |
ADL5350ACPZ-WP | 製造中 | |
11 4, 2015 - 15_0048 Conversion of 2x3mm LFCSP Package Outlines from Punch to Sawn and Transfer of Assembly Site to Amkor Philippines |
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ADL5350ACPZ-R2 | 製造中 | |
ADL5350ACPZ-R7 | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
---|---|---|
インテジャー N PLL 2 | ||
ADF4351 | 新規設計に推奨 | 広帯域シンセサイザ、VCO内蔵 |
ADF4106 | 製造中 | PLL周波数シンセサイザ、6GHz、整数N |
ゲイン・ブロック 4 | ||
ADL5531 | 製造中 | IFゲイン・ブロック、20~500MHz |
ADL5534 | 新規設計に推奨 | IFアンプ、20MHz~500MHz |
ADL5535 | 新規設計に推奨 | IFゲインブロック、20 MHz~1.0 GHz |
ADL5536 | 新規設計に推奨 | IFゲイン・ブロック、20MHz~1.0GHz |
フラクショナル N PLL 1 | ||
ADF4153A | 新規設計に推奨 | 周波数シンセサイザ、フラクショナルN |
ツールおよびシミュレーション
ADIsimPLL™
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
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アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
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