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製品概要

機能と利点

  • 最大微分非直線性(DNL)と積分非直線性(INL):±0.2LSB(±0.00031%)
  • ユニポーラ時のオフセット、バイポーラ時のゼロ:±0.5LSB(±0.00076%)
  • 17ビットの単調増加性を保証
  • 18ビットの分解能(シリアル・モード)
  • 全機能内臓16/18ビットDAC
    • 出力アンプを内蔵
    • ツェナー埋め込み型の電圧リファレンスを内蔵
  • マイクロプロセッサ・コンパチブル
    • シリアルまたはバイト入力
    • ダブル・バッファ内蔵のラッチ
  • 非同期クリア機能
  • デイジーチェーン機能が可能なシリアル出力ピン
  • ユニポーラ出力またはバイポーラ出力をピン設定可能
  • 低THD+N:0.005%
  • 電源起動時と電源グリッチにおけるMUX出力制御


製品概要

The AD760は、セルフキャリブレーション機能付きのフル機能16/18ビット・モノリシックDAC(DACPORT®)で、電圧リファレンス、ダブル・バッファ付きラッチ、出力アンプを内蔵しています。AD760はアナログ・デバイセズのBiMOS IIプロセスで製造されています。このプロセスの採用によって、低消費電力のCMOSロジック機能と高精度のバイポーラ・リニア回路を同一のチップ上に集積化できます。

セルフ・キャリブレーションは、CALピンをローに設定するだけで開始します。キャリブレーションが正常に完了すれば、結果をCALOKピンから出力します。出力マルチプレクサ(MUXOUT)を使用して、キャリブレーションの実行中に出力範囲の下限に出力を設定できます。

ストレート・バイナリ、シリアル・データ、または2つの8ビット・バイトの形式でデータをAD760にロードできます。シリアル・モード時には、16ビットまたは18ビットのデータの使用が可能であり、ピン接続の変更によってシリアル・モード入力フォーマットをMSBファーストまたはLSBファーストのいずれかに選択できます。この設定は、二重機能を備える3本のデジタル入力ピン(12番、13番、14番の各ピン)を使用して行います。また、バイト・モード時にも、上位バイトと下位バイトのどちらを最初にロードするか定義できます。シリアル出力(SOUT)ピンを使用して、データを入力ラッチから次のDACにシフト入力することによって、複数個のAD760をデイジーチェーン接続できます。このため、複数個のDACを使用するアプリケーションで必要な制御ラインの数を最小限にできます。ダブル・バッファ・ラッチ構造の採用によって、データ・スキュー誤差の発生を抑え、マルチDACシステムで複数個のDAC出力を同時にアップデートできます。

非同期のCLR機能を利用して、CLRがストローブされるときに17番ピンの状態に応じて、出力を負のフルスケールまたはミッドスケールにクリアするように設定できます。さらにAD760は、デジタルおよびアナログ電源検出回路によってMUX出力が事前に設定された状態でパワーアップします。この機能は、産業用ロボットや工業制御アプリケーションで特に効果的です。

AD760のパッケージは、28ピンの600ミル幅サーディップです。AQバージョンは、-40~+85℃の温度範囲で仕様規定しています。

製品ライフサイクル icon-not-recommended 新規設計には非推奨

新規設計にはお勧めしていません。