AD5930

製造中

波形発生器、プログラマブル周波数掃引/出力バースト

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • プログラマブルな周波数プロファイル
    • 外付け部品不要
  • 出力周波数レンジ:0~25MHz
  • バースト/リッスン機能
  • 事前にプログラムできる周波数プロファイルにより、DSP/マイクロコントローラ書込み回数を最小化
  • サイン波/三角波/矩形波出力
  • 周波数ステップの自動/シングル・ピン制御
  • 既知の位相で波形開始
    • 位相連続または0°位相でインクリメント
  • パワーダウンモード:20μA
  • 動作電源電圧:2.3~5.5V
  • 車載温度範囲:-40~+125℃
  • 鉛フリーの20ピンTSSOP

AD5930は、プログラマブルな周波数掃引および出力バースト機能を備えた波形発生器です。高度の周波数制御が可能な内蔵のデジタル処理機能を使って、合成アナログ/デジタル周波数ステップ波形を生成します。周波数プロファイルは事前にプログラムされるので連続書込みサイクルがなくなり、DSP/マイクロコントローラの貴重なリソースが開放されます。波形は既知の位相からスタートし、連続に位相がインクリメントされて、簡単に位相シフトを決めることができます。 消費電流わずか8mAのAD5930は、低消費電力で便利な波形発生ソリューションを提供します。

AD5930には各種の動作モードがあります。連続出力モードでは、定義した時間、必要な周波数を出力し、その後次の周波数にステップします。デバイスから特定の周波数を出力する時間の長さは事前にプログラムして周波数を自動的にインクリメントするか、CTRLピンを使って外部からインクリメントします。バースト・モードの場合、デバイスはある一定期間その周波数を出力してから、事前に定義した時間だけミッドスケールに戻り、その後次の周波数にステップします。MSBOUTピンをイネーブルにすると、デジタル出力が生成されます。

デバイスをプログラムする場合は、スタート周波数、インクリメント・ステップの大きさ、インクリメント数、デバイスが各周波数を出力する時間インターバルを入力します。周波数掃引プロファイルは、CTRLピンをトグルして初期化、開始、実行します。

掃引プロファイルは、さまざまなものが提供されています。三角波掃引モードでは周波数掃引のステップは、連続的に増加し、定められた周波数に到達すると連続的に減少します。あるいはノコギリ波掃引モードでは周波数は連続的に増加し、定められた周波数に達すると最初の周波数に戻って掃引を再開します。掃引を行わず、単一周波数またはバースト信号を生成する事もできます。

AD5930には、最大40MHzのクロック速度で動作する3線式のシリアル・インターフェースを介して書き込むことができます。この製品は2.3~5.5Vの電源で動作します。AVDDとDVDDは互いに独立していて、異なる電圧で動作可能です。又、スタンバイ機能も備えているので、デバイスの未使用部分をパワーダウンできます。

AD5930は、鉛フリー20ピンTSSOPパッケージを採用しています。

アプリケーション

  • 周波数掃引/レーダー
  • ネットワーク/インピーダンス測定
  • 増分周波数刺激
  • センサー・アプリケーション-近接/運動BFSK
  • 周波数バースト/パルス列

AD5930
波形発生器、プログラマブル周波数掃引/出力バースト
AD5930 Functional Block Diagram AD5930 Pin Configuration
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ドキュメント

データシート 2

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ソフトウェア・リソース

評価用ソフトウェア 1

AD5930 Evaluation Software

 


ツールおよびシミュレーション

ADIsimDDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)

ADIsimDDSは、数学の方程式を用いて、選択したデバイスの全体的な性能をモデル化し、表示します。ADIsimDDSは、リファレンス・クロック周波数と求められる出力周波数が与えられた場合に、必要なFTWを計算します。このツールは総合的なスペクトル性能全体の推定値もモデル化できるため、外付け再構成フィルタの効果を確認できます。

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評価用キット

eval board
EVAL-AD5930

AD5930 Evaluation Board

機能と利点

  • Full-featured evaluation board for the AD5930
  • USB cable for PC connection
  • Can be powered entirely from USB port
  • Various linking options
  • PC software for control of the AD5930
  • On-board patchwork area

製品詳細

This user guide describes the evaluation board for the AD5930 programmable single-scan waveform generator with programmable frequency sweep and output burst capabilities. The EVAL-AD5930EBZ interfaces to the USB port of a PC. It is possible to power the entire EVAL-AD5930EBZ off the USB port. Software for the EVAL-AD5930EBZ is downloadable from the EVAL-AD5930EBZ product page, which allows users to easily program the AD5930.

The EVAL-AD5930EBZ includes a 50 MHz oscillator that provides the MCLK for the AD5930. The user can remove this oscillator, if required, and drive the AD5930 with a different clock oscillator or an external clock source via a subminiature BNC connector.

EVAL-AD5930
AD5930 Evaluation Board
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