AD5687

製造中

D/Aコンバータ、12ビット、デュアル、SPIインターフェース、nanoDAC+™

利用上の注意

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なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品情報

  • 高い相対精度(INL):±2LSB(max)@16ビット
  • 小型パッケージ:3mm×3mmの16ピンLFCSPパッケージ
  • 総合未調整誤差(TUE):±0.1%フルスケール(max)
  • オフセット誤差:±1.5mV(max)
  • ゲイン誤差:±0.1%フルスケール(max)
  • 高い駆動能力:20mA、電源レールから0.5Vまで
  • ゲインは1または2に選択可能(GAINピン)
  • ゼロ・スケールまたはミッド・スケールにリセット(RSTSELピン)
  • 1.8Vロジックに互換
  • リードバックまたはデイジーチェーン可能な50MHzのSPIインターフェース
  • 低グリッジ:0.5nV-sec
  • 低消費電力:3.3 mW @ 3 V
  • 電源:2.7 V ~ 5.5 V
  • 温度範囲:−40°C ~ +105°C

AD5689/AD5687は、nanoDAC+™ファミリーの一製品で、低消費電力、デュアル、16ビット/12ビット、バッファ回路内蔵の電圧出力D/Aコンバータ(DAC)です。このデバイスは、ゲイン・セレクト・ピンを含んでおり、これによって、2.5V(ゲイン=1)または5V(ゲイン=2)のフルスケール出力が選べます。AD5689/AD5687は単電源2.7V~5.5Vで動作し、設計によって単調増加性が保証されており、0.1%FSR未満のゲイン誤差と1.5mVのオフセット誤差性能を実現します。これらの製品は3mm×3mmのLFCSPとTSSOPパッケージを採用しています。

AD5689/AD5687は、パワーオン・リセット回路も内蔵しており、RSTSELピンで、パワーアップ時の、DAC出力をゼロ・スケールまたミッド・スケールにすることができ、デバイスに対する有効な書込みが行われるまでこの値を維持します。各製品はチャンネルごとのパワーダウン機能も備えており、パワーダウン・モード期間ではデバイスの消費電流を、3V動作時に標準で4μAに低減します。

AD5689/AD5687は、最大50MHzのクロックレートで動作する汎用性の富んだSPIインターフェースを採用しており、両製品とも1.8V/3V/5Vロジック用にVLOGICピンを備えています。 

製品のハイライト

  1. 高い相対精度(INL):
    AD5687(12ビット):±1LSB(max)
  2. 優れたDC性能:
    総合未調整誤差:0.1%フルスケール(max)
    オフセット誤差:±1.5mV(max)
    ゲイン誤差:±0.1%フルスケール(max)
  3. 2種のパッケージ・オプション:
    3mm×3mm、16ピンLFCSPまたは16ピンTSSOPパッケージ

アプリケーション

  • オプティカル・トランシーバ
  • 基地局用パワー・アンプ
  • プロセス制御(PLCのI/Oカード)
  • 工業用オートメーション
  • データ・アクイジション・システム

AD5687
D/Aコンバータ、12ビット、デュアル、SPIインターフェース、nanoDAC+™
AD5689/AD5687 Functional Block Diagram AD5689/AD5687 Pin Configuration AD5689/AD5687 Pin Configuration
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ソフトウェア・リソース

Mbed サポート 1


ツールおよびシミュレーション

LTspice


下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:

  • AD5687R

Precision DAC Error Budget Tool

Precision DAC Error Budget Toolは、高精度DACシグナル・チェーンのDC精度を計算するウェブ・アプリケーションです。これは、シグナル・チェーン全体で静的誤差がどの程度累積するかを示すもので、これにより設計のトレードオフを手早く評価できます。計算には、電圧リファレンス、オペアンプ、および高精度DACが生成するDC誤差が含まれます。

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IBISモデル 1

LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

eval board
EVAL-AD5686R

AD5686R 評価用ボード

機能と利点

  • AD5686R 用のフル機能評価用ボード
  • オンボード・リファレンス
  • さまざまなリンク・オプション
  • アナログ・デバイセズのシステム・デモンストレーション・プラットフォーム(SDP)と組み合わせての PC 制御

製品詳細

EVAL-AD5686RSDZ 評価用ボードは、AD5686R 回路のプロトタイプを迅速にし、設計時間を短縮するように設計されています。AD5686R は 2.7 V ~ 5.5 V の単電源で動作します。AD5686R には内部 2.5 V リファレンスが組み込まれていて、2.5 V または 5 V の出力電圧を提供します。評価用ボードには追加の電圧リファレンスも組み込まれています。

 

EVAL-AD5686RSDZ 評価用ボードは、システム・デモンストレーション・プラットフォーム(SDP)ボードを介して PC の USB ポートにインターフェースします。分析制御評価(ACE)ソフトウェアは、EVAL-AD5686RSDZ 製品ページからダウンロードでき、評価用ボードで使用して、AD5686R をプログラムできます。PMOD 接続を使用すると、SDP ボードがなくても、マイクロコントローラーを評価用ボードに接続することもできます。PMOD 接続を介してマイクロコントローラーを使用するときには、SDP ボードを切断する必要があり、ACE ソフトウェアを操作できないことに注意してください。

 

EVAL-AD5686RSDZ 評価用ボードは、アナログ・デバイセズの SDP ボードと互換性があります。このボードは、評価用ボードとは別に購入できます。

 

詳細については、AD5686R のデータシートを参照してください。評価用ボードを使用する際は、データシートと併せてユーザー・ガイド(UG-725)を参照してください。

 

EVAL-AD5686R
AD5686R 評価用ボード
EVAL-AD5686RSDZ Image

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