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ADL5580

新規設計に推奨

10dBゲインの完全差動10GHz ADCドライバ

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • −3dB帯域幅:10.0GHz
  • 外部抵抗の増設でプリセット10dBゲインを低減可能
  • 差動信号またはシングルエンド信号を入力し、差動信号を出力
  • 入力および出力を内部でDCカップリング
  • 入力電圧ノイズ(NSD、RTI):100MHzで2.25nV/√Hz
  • 低ノイズ入力段:1GHz時のノイズ指数:11.3dB
  • +5.0Vおよび−1.8V電源、および1.4V p-pで低歪み
    • 50Ω||1pFの負荷差動での出力差動
  • 2GHz:−59.4dBc(HD2)、−54.3dBc(HD3)、−68.2dBc(IMD3)
  • 6GHz:−66dBc(HD2)、−88.1dBc(HD3)、−48.3dBc(IMD3)
  • 5.0Vで276mAの正の電源電流(typ)
  • −1.8Vで−224mAの負の電源電流(typ)
  • 電源ディスエーブル

ADL5580は、10dBの電圧ゲインを備えた高性能のシングルエンドまたは差動アンプです。DCから10.0GHzまでのアプリケーション向けに最適化されています。このアンプは、2.24nV/√Hz(1000MHz時)の低入力換算(RTI)ノイズ・スペクトル密度(NSD)を実現し、広い周波数範囲にわたって歪み性能を発揮するように最適化されています。そのため、高速12ビット~16ビットのA/Dコンバータ(ADC)には理想的なドライバとなっています。ADL5580は、高性能、ゼロ中間周波数(IF)および複雑なIFレシーバーの設計に適しています。更に、このデバイスは、シングルエンドの入力ドライバ・アプリケーションに対する低歪み性能を備えています。

外部に2つの直列抵抗を使用することで、差動入力に対する10dBからのゲイン選択を更に小さいゲインに変更できます。このデバイスは、0.5Vの出力コモンモード電圧(VCM)で低歪みを維持すると同時に、最大1.4V p-pのフルスケール・レベルでADCを駆動するための柔軟な機能を備えています。

+5Vと−1.8Vの電源で動作する場合、通常、ADL5580の正側の電源電流は+276mA、負側の電源電流は−224mAです。このデバイスには電源ディスエーブル機能があります。この機能が無効になっている場合、アンプの消費電力は2mAです。

ADL5580は、DC~10.0GHzの周波数範囲での広帯域、低歪み、低ノイズ動作向けに最適化されています。これらの特性と調整可能なゲイン機能の組み合わせにより、この製品は、様々なADC、ミキサー、ピン・ダイオードのアッテネータ、表面弾性波(SAW)フィルタ、多くのディスクリートRFデバイスなどの駆動に最適な選択肢となっています。

アナログ・デバイセズの高速シリコン・ゲルマニウム(SiGe)プロセスで製造されたADL5580は、小型の4mm × 4mm、20ピンのランド・グリッド・アレイ(LGA)パッケージに収納され、−40℃~+85℃の温度範囲で動作します。

アプリケーション

  • 計測器および防衛アプリケーション

ADL5580
10dBゲインの完全差動10GHz ADCドライバ
ADL5580 Functional Block Diagram ADL5580 Pin Configuration
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ソフトウェア・リソース

APIデバイス・ドライバ 1

デバイスのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)のC言語ドライバは、参照用コードとして提供されており、ユーザーが、高度な関数呼び出しを使用して製品を迅速に設定できるようにします。このライブラリは、アプリケーションとハードウェアの間で抽象化レイヤとして機能します。APIはC言語のC99で開発されており、プロセッサとオペレーティング・システムに依存しない統合を保証しています。プラットフォーム固有のコード・ベースをAPI HAL層に統合することで、このアプリケーション層のコードを組込みシステムに移植することができます。

このソフトウェア・パッケージをリクエストするには、MyAnalogアカウントでサイン・インした状態でソフトウェアのリクエスト・フォームにアクセスし、対象ハードウェアの項目で「High Speed RF Products(高速RF製品)」を選択し、ご希望のAPI製品パッケージを選択してください。ソフトウェアが提供された時点で、メール通知が送信されます。

デバイス・ドライバ 2


ハードウェア・エコシステム

製品モデル 製品ライフサイクル 詳細
A/Dコンバータ(ADC) 2
AD9217 新規設計に推奨 12ビット、6GSPS/10.25GSPS、RF A/Dコンバータ
AD9213 新規設計に推奨 12ビット、10.25GSPS、JESD204B、RF A/Dコンバータ
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ツールおよびシミュレーション

ADIsimRF

ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。

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Sパラメータ 1

Keysight Genesys向けのSys-Parameterモデル

Sys-Parameterモデルは、デバイスの直線性と非直線性を明らかにするP1dB、IP3、ゲイン、ノイズ指数、リターン損失などの挙動パラメータを提供します。

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LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

eval board
EVAL-ADL5580

ADL5580-EVALZ評価用ボード

機能と利点

  • ADL5580用のフル機能評価用ボード
  • 両電源動作
  • ACEを搭載した使いやすいインターフェース

製品詳細

ADL5580-EVALZ評価用ボードでは、SDP-Sインターフェース・ボードを使用することで、Windows® PCのUSBポートを介してADL5580を手動制御できます。

ADL5580の詳細については、ADL5580のデータシートを参照してください。ADL5880-EVALZ評価用ボードを使用する際は、ユーザ・ガイドと併せてADL5580のデータシートを参照してください。

EVAL-ADL5580
ADL5580-EVALZ評価用ボード
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