LVDS/MLVDS
LVDS(低電圧差動伝送)はポイントtoポイント・アプリケーション向けの高速通信の標準で、M-LVDS(マルチポイント低電圧差動伝送)はマルチポイント・アプリケーション向けの同様の標準です。LVDSとM-LVDSは、どちらも電気的相互接続を使用したシリアル通信用の長距離デジタル・インターフェースを提供します。
アナログ・デバイセズのLVDS(低電圧差動伝送)ポートフォリオの中には、絶縁型LVDSと非絶縁型LVDSおよびM-LVDSのトランスミッタ/ライン・ドライバおよびレシーバーがあります。アナログ・デバイセズのLVDS(低電圧差動伝送)モジュールは、厳しい静電気環境での堅牢なボード間アプリケーション向けの8kV IEC ESD性能標準を満たし、最大600Mbpsのデータ・レートのTIA/EIA-644 LVDS標準に適合しています。M-LVDS製品は、設計者が最大100Mbpsや250Mbpsのデータ・レートで複数のノードに送信する必要があるアプリケーション向けに最適です。M-LVDSは2本の差動ラインを使用して高速で情報を伝送するため、コネクタ・サイズが小さくなり、情報をファンアウトする必要があるレーン数を低減できます。アナログ・デバイセズのiCoupler®技術が採用されており、LVDSシグナル・チェーンの電気的絶縁およびドロップイン絶縁を実現しながら高速動作を実現します。非常に小さいジッタで最大2.5Gbpsのデータ・レートを実現する絶縁型LVDSにより、計測器やデジタル・ヘルスで新しいアプリケーションの可能性が開けます。
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アプリケーション・ノート
技術記事
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