製品概要

機能と利点

  • ADIN1110の全機能へのユーザーフレンドリーなアクセス
  • スタンドアロン・ハードウェアで設定可能な動作
  • 柔軟な電源とプロトタイピング・オプション
  • オンボードARM Cortex-M4 STM32L4S5QII3P低消費電力マイクロコントローラ

製品概要

EVAL-ADIN1110EBZは、ADIN1110の堅牢な低消費電力10BASE-T1L MAC-PHYの迅速な評価を実現する柔軟なプラットフォームです。1.7kmのケーブルを介したデバイスとの10Mbpsシングル・ペア・イーサネット(SPE)接続を実現します。

評価用ボードには、最大限の柔軟性を実現するために2つの動作モードがあります。USBポートを介してPCに接続すると、シリアル・コマンド・インターフェースを使用し、USBを介して、すべてのADIN1110レジスタ設定やリンク品質の監視や診断などのすべての機能にアクセスできます。ボードには、Arduino(アルドゥイーノ)インターフェースも付属しています。

また、ボードは、ハードウェア構成リンクとスイッチの設定により構成されるスタンドアロン・モードで動作できます。内蔵LEDによりステータスを示します。

SPIインターフェースにより、ADIN1110の設定とデータ・アクセスが可能です。

絶縁トランスや電力カップリング・インダクタなどの代替ケーブル接続トポロジの実験のために、小さなプロトタイピング・エリアとテスト・ポイントが備わっています。

はじめに

必要な装置

  • 10BASE-T1Lインターフェースを備えたリンク・パートナー
  • ADIN1100EBZ評価用ボード(10BASE-T1Lと10BASE-T間のメディア・コンバータとして使用するRJ45イーサネット・インターフェース)の使用を推奨
  • 10BASE-T1L互換シングル・ペア・ケーブル:最大1.5mm²/AWG 16でスクリュー端子コネクタに適合
  • 電源:5~32V DC、0.6W、またはUSB(ボード用電源)
  • オプション:Windows 7以降を搭載するUSBインターフェース付きPC
  • オプション:ST-LINKプログラマ

ソフトウェア(オプション)

  • FTDI USB仮想COMポート・ドライバー(FTDIのWebサイトから入手可能)
  • シリアル・ポート・ターミナル・ソフトウェア(CompuPhase Termiteなど)

ハードウェア (1)

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