MAX5922

新規設計には非推奨

Power over LAN用、+48V、シングルポートネットワークパワースイッチ

業界初、Power over LAN用、シングルポートネットワークパワースイッチ

利用上の注意

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製品情報

  • IEEE 802.3af準拠
  • 広い動作入力範囲:+32V~+60V
  • 0.45Ωパワースイッチ内蔵
  • パワーデバイス(PD)検出および分別
  • PD許容リーク検出:100µA
  • プログラマブルな電流制限値
  • ステータス出力付きゼロ電流検出
  • ミッドスパンアプリケーション用検出衝突防止オプション
  • 1.8V~5V CMOSロジック対応の入力ロジック信号
  • 最大オフセットが±4Vの独立したアナログおよびディジタルグランド
  • パワーグッドステータス出力
  • ステータス出力による過電流/過昇温度保護
  • タイムアウト/デューティサイクル制御付きフォルドバック電流制限
  • ラッチまたは自動再始動フォルト管理

MAX5922A/B/Cは、パワーMOSFETを内蔵したシングルポートネットワークパワーコントローラで、+32V~+60Vの電源レイルで動作します。このデバイスは、Power over LANアプリケーションの給電側機器(PSE)用に特別に設計されており、IEEE® 802.3af規格に完全準拠しています。MAX5922は、パワーデバイス(PD)検出、分別、電流制限、およびIEEE 802.3af規格準拠のPSEに必要なその他の機能を備えています。

MAX5922は、信号ペアによって負荷に給電されるスイッチ/ルータシステムおよびスペアペアによって負荷に給電されるミッドスパンシステムの両方のPSE機能に適しています。ミッドスパンモードでは、検出衝突防止回路(MAX5922A/Cのみ)が、2つの異なるPSEが同じPDを検出して給電しようとするときに生じるフォルト検出の防止に必要なバックオフタイミングを備えています。MAX5922B/Cは、ハイレベルに接続して検出/分別機能をディセーブルする、もしくはローレベルに接続してこれらをイネーブルすることが可能な検出ディセーブル入力を備えています。

MAX5922は、入力電圧があるスレッショルド(MAX5922Aでは38V、MAX5922B/Cでは28Vに内部設定)を超えるまでデバイスのシャットダウン状態を維持するプログラマブル低電圧ロックアウト(UVLO)を備えています。PDの検出と分別が良好に終了すると、MAX5922はスタートアップモードに入ります。MAX5922は、スタートアップ中の出力電圧と電流のスルーレートを制限してEMI (電磁干渉)を最小限に抑制します。このデバイスは、高効率の動作と簡素なシステム設計を可能にする0.45ΩのNチャネル パワーMOSFETを内蔵しています。MAX5922は、常時負荷を監視し、電流制限保護を行ないます。電流制限は、外付け電流検出抵抗器を使用して設定することができます。MAX5922は、フォルドバック電流制限とデューティサイクル制限動作を行って負荷フォルトと短絡状態における確実な動作を保証します。フォルト管理によって、フォルト後のデバイスがラッチオフまたは自動再始動のいずれかを行なうことができます。

MAX5922は、POK、アクティブローZC、およびアクティブローFAULTの信号を備えており、出力がそれぞれ良好、ゼロ電流フォルト、およびその他のフォルト(過電流、過昇温度)状態にあることを示します。MAX5922は、28ピンTSSOPパッケージで提供され、-40℃~+85℃の工業用拡張温度範囲での動作が保証されています。

アプリケーション

  • コンピュータテレフォニ
  • ミッドスパンパワーインジェクタ
  • Power over LAN/Power over MDI (メディア依存インタフェース)
  • 給電機器(PSE)
  • シングルポート電源インジェクタ/アダプタ
  • インライン電力付きスイッチ/ルータ

MAX5922
Power over LAN用、+48V、シングルポートネットワークパワースイッチ
MAX5922:標準アプリケーション回路
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