MAX38890
新規設計に推奨バックアップ・アプリケーション向けの2.5V~5.5V、5Aリバーシブル昇降圧レギュレータ
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$2.87
製品の詳細
- システム出力電圧範囲:2.5V~5.5V
- スーパーキャパシタ電圧範囲:0.5V~5.5V
- 閾値精度:±1%
- バックアップと充電との間のヒステリシス:2.5%
- ピーク・インダクタ電流制限:1A~5A
- 外付け抵抗を使用し、ピーク・インダクタ電流を1A~5Aの範囲でピン設定可能
- ピーク効率:94%(充電モードと放電モード)
- レディ状態での静止電流:4μA
- スーパーキャパシタ充電後に消費される静止電流はわずか4μA
- レディ状態とバックアップ状態の出力
- RDYフラグとBKBフラグがシステムにリアルタイムのステータスを提供
- 3mm × 3mm、16ピンTQFNパッケージ
MAX38890は、ストレージ・コンデンサまたはコンデンサ・バンクの柔軟なバックアップ・レギュレータであり、蓄電素子とシステム電源レールの間で効率よく電力を転送します。
主電源が存在し、その電圧が最小閾値のシステム電源電圧を上回る場合、このレギュレータは充電モードで動作し、ピーク電流最大5A、平均インダクタ電流2.5Aで蓄電素子を充電します。蓄電素子の充電が完了した後は、回路が消費する電流はわずか4μAで、蓄電素子のレディ状態が維持されます。バックアップ動作をイネーブルにするためには、スーパーキャパシタが完全に充電されている必要があります。
主電源が取り外されると、このレギュレータは、最大5Aのピーク・インダクタ電流で蓄電素子を放電することによって、スーパーキャパシタの電圧をレギュレーションされたVSYSまで上昇させながら、システムの動作電圧が、設定されたシステム・バックアップ動作電圧を下回らないように制御します。このバックアップ・モード動作中、MAX38890は、適応型オン時間と電流制限を使用したパルス周波数変調(PFM)制御方式を利用します。MAX38890がバックアップ・モードになると、BKBフラグがローになります。
外部ピンを使用することで、最大スーパーキャパシタ電圧、システム・バックアップ電圧(VSYS)、ピーク・インダクタ充電および放電電流など、様々な設定が可能になります。MAX38890はTrue ShutdownTM機能を実装しており、VCAPがVSYSを超えた場合は、SYSとCAPの接続を切断すると共にSYSのショートを防止します。
充電とバックアップは、それぞれENCピンとENBピンをローに維持することでディスエーブルにすることができます。バックアップ・システムのステータスは、2つのステータス出力を使用して監視できます。スーパーキャパシタが充電されていることを示すRDYフラグと、バックアップ動作が行われていることを示すBKBフラグです。
アプリケーション
- ハンドヘルド産業用機器
- バッテリ着脱可能なポータブル・デバイス/コンピュータ
- 工業用センサーとアクチュエータ
- アフターマーケット・オートモーティブ・トラッキング
ドキュメント
データシート 2
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
---|---|---|---|
MAX38890AATE+ | 16-LFCSP-3X3X0.75 | ||
MAX38890AATE+T | 16-LFCSP-3X3X0.75 |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
---|---|---|
該当なし | ||
4 27, 2024 - 2400 ASSEMBLY |
||
MAX38890AATE+ | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
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