MAX2366
完全デュアルバンド直交トランスミッタ
製品の詳細
- デュアルバンド、トリプルモード動作
- -54dBc ACPRで+7dBmの出力
- 電力制御範囲:100dB
- 出力電力低減時に、消費電流が低減
- IFおよびRF LO用デュアルシンセサイザ
- 内蔵デュアルIF VCO
- QSPI/SPI/MICROWIRE対応3線式バス
- ディジタル制御動作モード
- 動作範囲:+2.7V~+5.5V
- シングル側波帯アップコンバータによりSAWフィルタ不要
MAX2366は携帯電話用デュアルバンド、トリプルモード完全トランスミッタであり、このアプリケーション用に現在最も集積度の高い最新アーキテクチャのソリューションです。このデバイスは差動I/Qベースバンド入力を受け入れ、直交変調器とIF可変利得アンプ(VGA)を通じてこの入力をIFに混合します。次に信号は外付けバンドパスフィルタに送られ、SSBミキサおよびRF VGAによりRFにアップコンバートされます。信号は実装PAドライバにより増幅されます。デュアルIFシンセサイザ、デュアルRFシンセサイザ、局部発振器(LO)バッファ、および3線式プログラマブルバスが、このICの基本機能ブロックを構成しています。MAX2367は、シングルエンド、シングルモード(PCS)動作をサポートしています。MAX2368はシングルバンド、セルラデュアルモード動作をサポートしています。
MAX2366を使用すると、アーキテクチャにフレキシビリティを持たせることができます。2個のIF電圧制御発振器(VCO)、2個のIFポート、2個のLO入力ポート、および3個のPAドライバ出力ポートによって、シングルレシーブIF周波数およびスプリットバンドPCSフィルタを使用し、帯域外ノイズ性能を最適化することができるからです。PAドライバによって、最大3個のRF SAWフィルタをなくすことができます。SPI™/QSPI™/MICROWIRE™対応3線式シリアルバスにデータをロードして、動作モードを選択してください。チャージポンプ電流、側波帯除去、IF/RF利得バランス、スタンバイ、およびシャットダウンは、シリアルインタフェースによって制御されます。
MAX2366/MAX2367/MAX2368は48ピンQFN-EPパッケージで提供され、工業用拡張温度範囲(-40℃ to +85℃)での動作が保証されています。
アプリケーション
- 高速データモデム
- 高速デジタルコードレス電話
- 衛星電話
- トリプルモード、デュアルモード、またはシングルモード携帯電話
- ワイヤレスデータリンク(WAN/LAN)
- ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)
- ワイヤレスローカルループ(WLL)
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