MAX2116
モノリシックVCO付き、完全DBSダイレクトコンバージョンチューナIC
製品の詳細
- 完全集積化VCO
- 1Mbaud~45Mbaud、850MHz~2175MHzの動作をサポート
- 4MHz~33MHzに同調するLPフィルタ
- I²Cインタフェース付完全シンセサイザ
- アナログRF VGAおよびディジタルベースバンドVGA
- マルチチューナアプリケーション用複数I²Cへのアドレス
- シングルエンド(MAX2116)および差動(MAX2118) I/Qインタフェース
低コスト、ダイレクトコンバージョンチューナICのMAX2116/MAX2118ファミリは、ディジタルダイレクト放送衛星(DBS)テレビアプリケーション、商用VSATシステム、および衛星アプリケーションによる双方向インターネット用に設計されています。これらのデバイスは集積化と性能の標準を確立しており、設計に必要とされるRFの専門知識が大幅に緩和されています。また、独自アーキテクチャのMAX2116/MAX2118によって、ダイレクトメイン基板とチューナモジュールの設計が容易になります。
MAX2116/MAX2118デバイスは、広帯域I/QダウンコンバータによりL帯域信号をベースバンドに直接変換します。動作周波数範囲は、850MHz~2175MHzです。
各ICは、利得制御付LNA、I/Qダウンコンバータミキサ、およびベースバンドローパスフィルタの利得/カットオフ周波数制御を装備しています。RFおよびベースバンド可変利得アンプは、併せて79dB以上の利得制御範囲を備えています。
これらデバイスは、完全周波数シンセサイザだけでなく、完全モノリシックVCOも内蔵しています。さらに、追加チューナおよび復調器を駆動するために、バッファ出力とともに水晶発振器を内蔵しています。シンセサイザプログラミングとデバイス設定は、2線式シリアルインタフェースにより実現されます。マルチチューナアプリケーションの場合は、2線式インタフェースにより8個に選択的にアクセスできるので、、各デバイスを設定することができます。
低電圧CMOS復調器とのインタフェースを容易にして、MAX2116/MAX2118はオープンドレインインタフェース接続をプルアップする2個の2.85V安定化出力を備えているので、ノイズのある3Vレイルによる高感度チューナのアナログ信号の破損を防止します。
MAX2116/MAX2118デバイスは、利用できるDBS製品の中で最も汎用的なファミリです。シングルエンドおよび差動ベースバンド出力により、これらデバイスはほぼすべてのQPSK/8-PSK復調器とコンパチブルです。これらチューナは、超小型40ピンThin QFNパッケージで提供されます。
アプリケーション
- DSS (U.S.)
- DVB
- 衛星使用のインターネット
- VSAT
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
デザイン・ノート 2
技術記事 3
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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ブロードバンド 1 | ||
MAX2150 | 製造中 | シグマ-デルタ式フラクショナルNシンセサイザ内蔵、広帯域I/Q変調器 |
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