MAX1425
10ビット、20Msps ADC
低電力、低歪み10ビットADC、61dB SNRを提供
製品の詳細
- ハイコモンモードノイズ除去のための差動入力
- 信号対ノイズ比
- 61dB (fIN = 2MHz)
- 59.3dB (fIN = 10MHz)
- 内部リファレンス:+2.5V
- 入力帯域幅:150MHz
- 幅広い入力範囲:±2V
- 低消費電力:172mW
- 3Vロジックコンパチブルな個別のデジタル電源入力
- +5V単一電源動作
MAX1425はサンプリング速度20Msps、10ビットのモノリシックアナログ-デジタルコンバータ(ADC)です。本製品はトラックホールド(T/H)アンプを内蔵しており、優れたダイナミック性能を提供すると同時に、外部部品点数を最小限に抑えています。入力容量が僅か8pFと小さいため、必要な入力電流を最小限に抑えています。広い入力帯域幅(最高150MHz)を持つ本製品は、アンダーサンプリング技術を採用しているデジタルRF/IFダウンコンバータアプリケーションに適しています。
MAX1425は広帯域T/Hアンプを使用した差動パイプラインアーキテクチャを採用しており、最大のスループットを提供しつつ、消費電力は僅か172mWまでとなっています。MAX1425は、3種類のリファレンス電圧(+3.25V、+2.25Vおよび+1.25V)を追加供給する内部+2.5Vリファレンスを生成します。これらのリファレンス電圧は、+2V~-2Vの差動入力範囲を持っています。アナログ入力は内部バイアスを通じてDCレベルを補正するため、AC結合アプリケーションで外部バイアスを行う必要はありません。
個別の+3Vデジタルロジック電源入力により、デジタル回路およびアナログ回路の分離を可能にしています。出力データは2の補数の形式になっています。MAX1425は省スペースの28ピンSSOPパッケージで提供されています。低データ速度のピンコンパチブル製品については、MAX1426データシートを参照して下さい。高データ速度製品については、MAX1424データシートを参照して下さい。
アプリケーション
- CCDピクセル処理
- IFおよびベースバンドデジタル化
- IR焦平面アレイ
- 医療用超音波画像
- レーダ
- セットトップボックス
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
---|---|---|
標準の高速A/Dコンバータ 5 | ||
MAX1426 | 製造中 | 10ビット、10Msps ADC |
MAX1444 | 新規設計に推奨 | リファレンス内蔵、10ビット、40Msps、3.0V、低電力ADC |
MAX1446 | 新規設計に推奨 | 10ビット、60Msps、3.0V、リファレンス内蔵、低電力ADC |
MAX1448 | 製造中 | 10ビット、80Msps、3.0V単電源、低電力ADC、内部リファレンス付 |
MAX1449 | 製造中 | 10ビット、105Msps、+3.3V単電源、低電力ADC、内部リファレンス付 |
評価用キット
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