LTC3889

新規設計に推奨

デジタル・パワー・システム・マネージメント機能を備えた60Vのデュアル出力ステップ・ダウン・コントローラ

データシート (Rev. A)
製品セレクション・テーブル
利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」（リビジョン0）で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」（Rev.J）と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。
Viewing:

製品情報

  • PMBus/I2C 準拠のシリアル・インターフェース
    • 遠隔測定法リードバック にはVIN、IIN、VOUT、IOUT、温度及び障害が含まれています。
    • プログラマブル電圧、電流制限、デジタル・ソフトスタート／ストップ、シーケンス、マージング、OV／UV／OC、周波数、コントロール・ループ補償
  • 温度変化に対する出力誤差: ±0.5 %
  • 16ビットADCおよび12ビットDACを統合
  • ハイサイド電流検出アンプを内蔵
  • EEPROM およびフォールト・ロギングを内蔵
  • N－チャンネル MOSFET ゲート・ドライバーを内蔵
電力変換
  • 広い VIN 範囲:5Vから60V
  • VOUT0, VOUT1 範囲：1V から 40V
  • アナログ電流モードの制御
  • 最大６フェーズの精密なPolyPhase®電流共有
  • 52ピン (7mm× 8mm) QFN パッケージで提供

LTC3889は、I2CベースPMBus準拠のシリアル・インターフェースが備わったデュアルPolyPhase DC/DC同期型ステップダウン・スイッチング・レギュレータ・コントローラです。このコントローラには、プログラマブル・ループ補償が備わった高電圧入出力機能搭載の固定周波数、電流モード・アーキテクチャを採用されています。LTC3889は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース（GUI）を備えたLTpowerPlayソフトウェア開発ツールに対応しています。

EXTVCC ピンは最大14Vまでの電圧に対応しており、回路効率とダイ温度を最適化し、コントローラ出力がチップ電源に給電します。スイッチング周波数、出力電圧およびデバイス・アドレスは、デジタル・インターフェースおよび外部構成抵抗器の両方でプログラム可能です。パラメータはデジタル・インターフェースを介して設定でき、EEPROMに保存可能です。これら出力は、個別のパワーグッド・インジケータおよびFAULT関数が備わっています。

LTC3889は、断続（パルススキッピング）モードもしくは連続インジケータ電流モードに設定可能です。

アプリケーション
  • テレコム、データコム、およびストレージシステム
  • 工業およびポイント・オブ・ロード（POL）アプリケーション
LTC3889
デジタル・パワー・システム・マネージメント機能を備えた60Vのデュアル出力ステップ・ダウン・コントローラ
LTC3889 Application Circuit LTC3889 Pin Configuration LTC3889 Performance Graph
myAnalogに追加

myAnalogの製品セクション（通知受け取り）、既存／新規プロジェクトに製品を追加する。

新規プロジェクトを作成
質問する
サポート

アナログ・デバイセズのサポート・ページはアナログ・デバイセズへのあらゆるご質問にお答えするワンストップ・ポータルです。

ドキュメント

データシート 2

さらに詳しく
myAnalogに追加

myAnalogのリソース・セクション、既存／新規プロジェクトにメディアを追加する。

新規プロジェクトを作成

ソフトウェア・リソース

デバイス・ドライバ 1

ツールおよびシミュレーション

LTspice

下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:

  • LTC3889

LTpowerCAD 1

次のデバイス用の設計ツールがLTpowerCADでご使用になれます。

  • LTC3889

LTpowerPlay®

LTpowerPlay® は、旧リニアテクノロジーのデジタル・パワー・マネージメント（PSM）製品をサポートする強力なWindowsベースの開発環境です。

ツールを開く
LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 

LTpowerCAD

LTpowerCAD®は、電力段のデバイスの選択、詳細な電力効率の提供、ループのボーデ線図の安定性および負荷過渡応答解析の敏速な表示などを行うと共に、シミュレーション用にLTspiceにエクスポートできる電源設計プログラムです。

評価用キット

eval board
schematic 1
schematic 2
schematic 3
schematic 4
DC2595A

LTC3889EUKG 60Vデュアル出力降圧DC/DCコントローラ、デジタル・パワー・システム・マネージメント搭載

今すぐ購入 詳細を表示

製品詳細

デモ回路2595Aは、高電圧、デュアル出力の同期降圧コンバータで、60V 2相電流モード・コントローラであるLTC3889EUKGを搭載しています。LTC3889には、PMBusインターフェースとパワー・システム・マネージメント機能が搭載されています。

DC2595AはディスクリートMOSFETを出力段として使用します。このボードの入力範囲は36V～54Vで、デフォルトの出力は12V/20A（VOUT0）および24V/20A（VOUT1）です。DC2595Aには動的負荷回路も内蔵されており、トランジェント性能を容易に評価できます。

DC2595AはデフォルトではR168を介してVOUT0（12V）をLTC3889 EXTVCCピンに接続することに注意してください。そのため、LTpowerPlay®でDRVSETを0、1、または2に設定すると、DRVCCを6.3V、7.4V、または9Vに調整できます。VOUT0を12Vより高い電圧に設定する場合は、ICの損傷を避けるために、先にR168を取り外す必要があります。

DC2595Aは、デフォルト設定まで電力を供給し、シリアル・バス通信を必要とせずに設定抵抗またはNVMに基づいて電力を生成します。これにより、LTC3889のDC/DCコンバータ機能を簡単に評価できます。この部品の幅広いパワー・システム・マネージメント機能を十分に調べるには、GUIソフトウェアLTpowerPlayをPCにダウンロードし、LTCのI2C/SMBus/PMBusドングルDC1613Aを使用してボードに接続します。LTpowerPlayを使用すると、部品を随時再設定したり、設定をEEPROMに保存したり、電圧、電流、温度、および故障ステータスの遠隔測定を表示したりできます。
DC2595A
LTC3889EUKG 60Vデュアル出力降圧DC/DCコントローラ、デジタル・パワー・システム・マネージメント搭載
DC2595A Evaluation Board DC2595A Evaluation Board - Top View DC2595A Evaluation Board - Bottom View DC2595A_UG-1383 Application Circuit

最新のディスカッション

36 週前
what is the ambient temperature range
1 年前
I'd like to get the exact answer related to output voltage sensing function of LTC3889
1 年前
LTC3889 PMBUS library / Arduino?
EngineerZone®で関連するディスカッションを見る

最近表示した製品