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DS1305: シリアルアラーム付き、リアルタイムクロック Data Sheet (Rev. 4)1/1/1900PDF357K
製品概要
機能と利点
- 全計時機能を完全に管理
- リアルタイムクロック(RTC)は秒、分、時間、日、月、曜日、および年をカウント(2100年までうるう年を補正)
- データ記憶用96バイト、バッテリバックアップNV RAM
- 2つの時刻アラーム:秒、分、時、および曜日の組合せで設定可能k
- 標準シリアルポートによって大部分のマイクロコントローラと接続可能
- SPI (シリアルペリフェラルインタフェース)モード1と3、または標準3線式インタフェースをサポート
- クロック/RAMの連続したアドレスの読取り/書込みが可能なバーストモード
- 複数の電源端子によってバックアップ用バッテリの追加が容易
- 一次電源およびバックアップ電源用のデュアル電源端子
- バックアップ電源のトリクル充電出力オプション
- 動作範囲:2.0V~5.5V
- 20ピンTSSOPによって必要スペースを最小化
- オプションの工業用温度範囲によって広範なアプリケーションでの動作に対応:-40℃~+85℃
- UL® (Underwriters Laboratory)認定
製品概要
シリアルアラーム付き、リアルタイムクロックのDS1305は、簡単なシリアルインタフェースでアクセスできる完全バイナリコードの10進(BCD)クロック/カレンダを提供します。クロック/カレンダは、秒、分、時間、曜日、日、月、年の各情報を提供します。月の最終日は、うるう年の修正を含めて、31日より少ない月について自動的に調整されます。クロックは、24時間形式もしくはAM/PM表示付き12時間形式のいずれかで動作します。さらに、データ記憶用に96バイトNV RAMが内蔵されています。DS1305は、1つ以上の電源が有効レベルにある限り、発振器がイネーブルされれば、時間と日を維持します。インタフェースロジック電源入力ピン(VCCIF)を用いると、DS1305はSDOピンとアクティブローPFピンをインタフェースロジックに満足するレベルで駆動でき、混成電源システム内の3Vロジックへのインタフェースが容易になります。
DS1305は、2個の電源と1個のバッテリ入力ピンを備えています。これらの電源は、プログラマブルトリクル充電回路をサポートし、充電式エネルギー源(スーパーキャパシタや充電式バッテリなど)をバックアップ電源として使用できます。VBATピンを使用すると、デバイスを非充電式バッテリによりバックアップできます。DS1305は、2.0V~5.5Vで動作します。
2種類のプログラマブル時刻アラームがDS1305によって提供されます。各アラームは、秒、分、時間、曜日を組み合わせるプログラムに基づいて割込み信号を発生します。アラーム状態が無視されるようにするには、「Don't care」記述を少なくとも1つのフィールドに挿入します。時刻アラームは、アクティブにする割込み出力をプログラムによって2種類にすることも1種類にまとめることもできます。いずれの割込み出力も、デバイスがVCC1、VCC2、またはVBATから給電する場合に動作します。
DS1305は、シリアルデータポートに対する直接的なシリアル周辺インタフェースSPI™、または標準3線式インタフェースをサポートします。データが1バイトずつ、または多バイトのBurst Mode®で転送される場合には、単純なアドレスとデータフォーマットが使用されます。
製品ライフサイクル
製造中
この製品ファミリーの1つ以上の型番が生産/供給中です。新規の設計に適していますが、より新しい代替製品を提供している場合があります。
参考資料
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DS1305 Reliability Data1/12/2023PDF16K
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Oscillator Design Considerations for Low-Current Applications1/26/2011
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Selecting a Backup Source for Real-Time Clocks5/26/2006
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DS1305 RTCと8051互換マイクロコントローラとのインタフェース接続9/16/2005
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トリクルチャージャのリアルタイムクロックのスーパーキャパシタのバックアップ時間を推定する方法9/16/2005
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Interfacing an SPI RTC with a Motorola DSP11/21/2003
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Using the DS32kHz with Maxim Real-Time Clocks2/15/2002
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Design Considerations for Maxim Real-Time Clocks2/15/2002
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Interfacing SPI Real-Time Clocks (RTCs) with a Microcontroller5/22/2001
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Crystal Considerations with Maxim Real-Time Clocks (RTCs)3/29/2001
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Tips for Writing Bulletproof Real-Time Clock Control Code3/28/2014
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リチウムコインセルバッテリ:アプリケーション寿命の予測11/26/2012
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State Machine Logic in Binary-Coded Decimal (BCD)-Formatted Real-Time Clocks9/17/2012
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Interfacing an SPI-Interface RTC with a PIC Microcontroller8/25/2003
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Using the Dallas Tricklecharge Timekeeper6/7/2002
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