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ADV7480

製造中

HDM / MHLレシーバ、デュアル・モード

利用上の注意

本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.J)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。

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製品情報

  • Mobile High-Definition Link(MHL)対応レシーバ
    広帯域デジタル・コンテント保護(HDCP)の認証と解読をサポート
    最大ピクセル・クロック周波数は75MHzで、最大720p / 1080i(60Hz)のHDTVフォーマットが可能
  • 高分解能マルチメディア・インターフェース(HDMI)対応レシーバ
    HDCPの認証と解読をサポート
    ピクセル・クロック周波数は最大162MHzであり、最大1080pのHDTVフォーマットと最大UXGA(1600×1200@60Hz)の表示分解能が可能
  • コンポーネント・ビデオ・プロセッサ
    Any-to-any 3×3カラー空間変換(CSC)マトリックス
    コントラスト、輝度、色相、飽和度ビデオ調整
    水平同期(HS) / 垂直同期(VS) / データ・イネーブル(DE)のタイミングのタイミング調整コントロール

  • シリアル・デジタル・オーディオ出力インターフェース
    HDMI / MHLオーディオ抽出に対応
    高度なオーディオ・ミュート機能
    I2S準拠、左詰めと右詰めのオーディオ出力モード
    8チャンネルTDM出力モードあり
  • Mobile Industry Processor Interface(MIPI)のカメラ・シリアル・インターフェース2(CSI-2)トランスミッタ
    HDMI / MHL / デジタル入力ポートの信号用に4レーン、2レーン、1レーン・マルチプレクシング・オプションをサポートする4レーン・トランスミッタ
  • 8ビット・デジタル入力 / 出力ポート
  • 一般事項
    2線シリアル・マイクロプロセッサ・ユニット(MPU)インターフェース(I2C準拠)
    温度グレード:-40℃~+85℃
    RoHS準拠、100ボール、9mm×9mm CSP_BGAパッケージ
    車載アプリケーション向けに認定

    詳細はデータシートをご参照ください。

ADV7480はスマートフォン又は他の民生用電子機器からの有線、非圧縮デジタル・オーディオ/ ビデオのリンクが必要とされる接続可能なヘッドユニット向けのHDMI® / MHL®組み合わせレシーバで、クラウド・ベースのマルチメディア・コンテンツやアプリケーションの車載情報娯楽システムへのストリーミング、統合をサポートします。

MHL 2.1対応のレシーバADV7480は最大ピクセル・クロック周波数75MHzをサポートしているので、24ビット・モードで最大表示分解能720p / 1080i(60Hz)が可能です。ADV7480はリンク層、トランスレーション層、CBUS電気的ディスカバリ、表示データ・チャンネル(DDC)の命令を処理するリンク・コントロール・バス(CBUS)を備えています。システム・プロセッサによるMHLサイドバンド・チャンネル(MSC)の命令の実行はI2Cバス、あるいは専用のシリアル・ペリフェラル・インターフェース(SPI)バスによって処理できます。CBUSに関連したイベントが起こったことを表示するために専用の割り込みピン(INTRQ3)が用意されています。

ADV7480はMHLソースに5V電圧バス(VBUS)信号を供給する電圧レギュレータの出力をダイナミックにイネーブ又はディスエーブルするイネーブル・ピン(VBUS_EN)を備えています。

HDMI 対応レシーバADV7480は最大クロック周波数162MHzをサポートするので、最大1080pのHDTVフォーマット、最大UXGA(1600×1200@60Hz)の表示分解能が可能です。このデバイスはcapability discovery and control(CDC)機能をサポートするconsumer electronics control(CEC)コントローラを集積しています。HDMI入力ポートには専用の5V検出機能とHot Plug™アサート・ピンがあります。

HDMI / MHLレシーバは長いケーブルでも確実なインターフェース動作を保証する適応型Transition Minimized Differential Signaling(TMDS)イコライザーを内蔵しています。HDMIとMHL両方の電気信号はADV7480の1つのレシーバ・ポートで受信することができます。HDMIとMHLとの自動検出はCD_SENSEピンを通してケーブル・インピーダンスの検出をすることにより実現されます。

ADV7480はHDMI / MHLレシーバからのビデオ信号を処理するコンポーネント・プロセッサ(CP)を1個内蔵しています。このデバイスは、HS / VS / DEタイミングのフリーラン、タイミング調整コントロールとともに、コントラスト調整、輝度調整、飽和度調整のような機能を提供します。

ADV7480は8ビットデジタル入力 / 出力ポートを備えており、8ビットインターリブ4:2:2のSDRモードとDDRモードの両方とも720p / 1080iの入力 / 出力ビデオ分解能までサポートします。

これらのビデオ入力ソースを最新世代情報娯楽システム・オン・チップ(SoCs)へ外付け部品無しにインターフェースできるように、ADV7480はMIPI® CSI-2トランスミッタを備えています。4レーン・トランスミッタは4データ・レーン、2データ・レーン、1データ・レーン・マルチプレクシング・オプションを提供し、HDMIレシーバ、MHLレシーバ、デジタル入力ポートからのビデオ信号を出力するために使用することがでます。

ADV7480にはMHL又はHDMIストリームから抽出したオーディオ・データ用に柔軟なオーディオ出力ポートがあります。HDMI / MHLレシーバは、オーディオ出力での可聴な外部騒音を防止するミュート制御のような、高度なオーディオ機能も備えています。さらにADV7480は時分割マルチプレクス(TDM)シリアル・オーディオ信号を出力するように設定することができるので、8チャンネルのマルチプレックスされたシリアル・オーディオ信号を1つのオーディオ出力インターフェース・ポートで伝送することができます。

ADV7480の設定は2線シリアル双方向ポート(I2C準拠)を介して行われます。

ADV7480は最新のCMOS製造プロセスで製造され、RoHS準拠の9 mm×9mm、100ボールCSP_BGAパッケージを採用しており、-40℃~+85℃の温度範囲で仕様が規定されています。

ADV7480には車載用と工業用があります。

アプリケーション

  • 携帯機器
  • 車載情報娯楽(ヘッドユニットとリアシートの娯楽システム)
  • HDMIリピータとビデオスイッチ

ADV7480
HDM / MHLレシーバ、デュアル・モード
ADV7480 Functional Block Diagram ADV7480 Pin Diagram
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