-
ADRF6603 Gerber Files9/18/2011
製品概要
機能と利点
- フラクショナルNを内蔵した、Rxミキサー
- RF入力周波数範囲: 1100 MHz to 3200 MHz
- 内蔵LO周波数範囲: 2100 MHz to 2600 MHz
- 入力P1dB:14.6 dBm
- 入力IP3: 27 dBm
- 外部ピンを介してIP3を最適化
- ノイズ指数(SSB):
IP3SETピン オープン: 14.2 dB
IP3SETピンに3.3Vの時: 15.2 dB - 電圧変換ゲイン:6.7 dB
- 200ΩのIF出力インピーダンスにマッチング
- IF 3 dB帯域幅:500 MHz
- 3線SPIインターフェースを介してプログラム可能
- 40ピンLFCSPパッケージ(6mm×6mm)
製品概要
ADRF6601は、フラクショナルNのPLLとミキサーへのLO入力を発生させるVCOを内蔵した、高ダイナミックレンジのアクティブ・ミキサーです。
ADRF6602と ADRF6603は、PLL/ミキサーのファミリー製品で、2100 MHz ~2600 MHzの周波数範囲に対応しています。
PLLは、12 MHz~160 MHzの入力リファレンス周波数をサポートできます。PFD出力はチャージポンプを制御し、その出力はチップ外のループ・フィルターをドライブします。
ループ・フィルタの出力は、内蔵VCOに与えられます。2 ×fLOのVCO出力はLOデバイダとプログラマブルPLLデバイダに印加されます。プログラマブルPLLデバイダは、ΣΔモジュレータ(SDM)によって制御されます。SDMのモジュールでは、1~2047間でプログラムすることができます。
アクティブ・ミキサーはシングルエンドされた50ΩのRF入力を200Ωの差動IF出力に変換します。IF出力は最大500MHzまで動作することができます。
ADRF6603は最新のシリコン・ゲルマニウムBiCMOSプロセスを使って製造されています。この製品は、露出パドルを持つ40ピン、鉛フリーの6mm×6mm LFCSPパッケージを採用しています。性能は、-40~+85℃にわたって仕様規定されています。
アプリケーション
- 携帯電話基地局
製品ライフサイクル
最終販売
このファミリーの全製品について製造中止が予定されています。製品の最終購入をご検討の場合は、弊社営業担当、あるいは販売代理店にお問い合わせください。また、「製造中止情報」 をご覧いただき、最終受注期限および最終引き受け納期をご確認ください。
評価キット (1)
参考資料
-
RF/マイクロ波/ミリ波IC セレクション・ガイド11/2/2022
ソフトウェア & システム
ツールおよびシミュレーション
設計ツール
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。