ADRF6603
最終販売Rx用ミキサー、2100 MHz ~2600 MHz 、フラクショナルN・PLLおよびVCO内蔵
製品の詳細
- フラクショナルNを内蔵した、Rxミキサー
- RF入力周波数範囲: 1100 MHz to 3200 MHz
- 内蔵LO周波数範囲: 2100 MHz to 2600 MHz
- 入力P1dB:14.6 dBm
- 入力IP3: 27 dBm
- 外部ピンを介してIP3を最適化
- ノイズ指数(SSB):
IP3SETピン オープン: 14.2 dB
IP3SETピンに3.3Vの時: 15.2 dB - 電圧変換ゲイン:6.7 dB
- 200ΩのIF出力インピーダンスにマッチング
- IF 3 dB帯域幅:500 MHz
- 3線SPIインターフェースを介してプログラム可能
- 40ピンLFCSPパッケージ(6mm×6mm)
ADRF6601は、フラクショナルNのPLLとミキサーへのLO入力を発生させるVCOを内蔵した、高ダイナミックレンジのアクティブ・ミキサーです。
ADRF6602と ADRF6603は、PLL/ミキサーのファミリー製品で、2100 MHz ~2600 MHzの周波数範囲に対応しています。
PLLは、12 MHz~160 MHzの入力リファレンス周波数をサポートできます。PFD出力はチャージポンプを制御し、その出力はチップ外のループ・フィルターをドライブします。
ループ・フィルタの出力は、内蔵VCOに与えられます。2 ×fLOのVCO出力はLOデバイダとプログラマブルPLLデバイダに印加されます。プログラマブルPLLデバイダは、ΣΔモジュレータ(SDM)によって制御されます。SDMのモジュールでは、1~2047間でプログラムすることができます。
アクティブ・ミキサーはシングルエンドされた50ΩのRF入力を200Ωの差動IF出力に変換します。IF出力は最大500MHzまで動作することができます。
ADRF6603は最新のシリコン・ゲルマニウムBiCMOSプロセスを使って製造されています。この製品は、露出パドルを持つ40ピン、鉛フリーの6mm×6mm LFCSPパッケージを採用しています。性能は、-40~+85℃にわたって仕様規定されています。
アプリケーション
- 携帯電話基地局
ドキュメント
データシート 1
技術記事 1
評価用設計ファイル 1
製品選択ガイド 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ソフトウェア・リソース
評価用ソフトウェア 1
ハードウェア・エコシステム
ツールおよびシミュレーション
ADIsimPLL™
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
ツールを開くADIsimRF
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
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