ADP5600

製造中

負電圧LDOレギュレータを備えた、インターリーブ型反転チャージ・ポンプ

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製品情報

  • 入力電圧:2.7V~16V
  • 最大出力電流:−100mA
  • 内蔵パワーMOSFET:
  • 4通りの出力電圧調整オプションを、LDOで選択可能
    • −0.505V、−1.5V、−2.5V、−5V
  • 可変出力電圧範囲:−0.505V~ −VIN + 0.5V
  • プログラマブル・チャージ・ポンプ・スイッチング周波数範囲:
    • 100kHz~1MHz
  • SYNCピンを介した周波数同期
  • 高精度なイネーブルとパワーグッド
  • 内部ソフトスタート
  • 出力短絡/過負荷に対する保護機能
  • チャージ・ポンプ・フライ・コンデンサの短絡保護
  • LDO出力放電抵抗を内蔵
  • 16ピン、4mm × 4mm LFCSP

ADP5600は、低ドロップアウト(LDO)の負電圧リニア・レギュレータを内蔵した、インターリーブ型チャージ・ポンプ・インバータです。インターリーブ型チャージ・ポンプ・インバータでは、一般的な誘電型/静電容量型ソリューションに比べて、出力電圧リップルや反射される入力電流ノイズも低減されます。内蔵LDOは、十分な電源電圧変動除去比(PSRR)で良好なレギュレーションを実現するレールを提供します。

ADP5600チャージ・ポンプは、抵抗によるプログラミングまたは、スイッチング周波数範囲100kHz~1MHzにおける外部クロック同期を介して動作します。これより高いスイッチング周波数で動作させる場合は、小型の入力/出力/フライ・コンデンサを使用できます。高スイッチング周波数と、内蔵の電界効果トランジスタ(FET)、補償、ソフト・スタートを組み合わせることによって、負側レールのソリューション全体のサイズとしてはクラス最高レベルを実現します。

またADP5600は、堅牢なアプリケーションに適した、充実した障害保護機能も備えています。保護機能には、過負荷保護、フライ・コンデンサの短絡保護、低電圧ロックアウト(UVLO)、サーマル・シャットダウン機能などがあります。シーケンス制御を簡単に実現できるよう、ADP5600はパワー・グッド・ピンを備えています。

ADP5600の内蔵LDOは、当社独自の高度なアーキテクチャを使用して、高い電源変動除去を実現します。また、2.2μFの小型セラミック出力コンデンサだけを使って、優れたライン過渡応答および負荷過渡応答を実現します。出力は、SEL1/SEL2ピンを介して4つの固定出力電圧のいずれか1つに構成できるほか、外付け帰還分圧器を介して、-0.505V~ -VIN + 0.5Vで調整できます。

アプリケーション

  • バイポーラ/分離電源ADC/DAC/AMP/マルチプレクサ(MUX)アプリケーションにおける、負側レールの電源

ADP5600
負電圧LDOレギュレータを備えた、インターリーブ型反転チャージ・ポンプ
Fixed Output Voltage, V<sub>LDO_OUT</sub> = −2.5 V Adjustable Output Voltage, V<sub>ADJ</sub> = −7.5 V Pin Configuration
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評価用キット

eval board
EVAL-ADP5600

ADP5600評価用ボード

機能と利点

  • 入力電圧範囲:2.7V~16V
  • LDO出力電圧:SEL1/SEL2ピンを介して選択可能
    • SEL1 = 低、SEL2 = 低:−0.505V
    • SEL1 = 高、SEL2 = 低:−1.5V
    • SEL1 = 低、SEL2 = 高:−2.5V
    • SEL1 = 高、SEL2 = 高:−5.0V

製品詳細

ADP5600CP-EVALZ評価用ボードは、ADP5600インターリーブ型反転チャージ・ポンプと負電圧低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)の機能を検証できます。

ADP5600CP-EVALZを使用して、ライン・レギュレーション、負荷レギュレーション、効率性などの簡単なデバイス測定を評価できます。ボードの構成には、SELxジャンパを使用したLDOレギュレータの出力および外部クロックへの動作周波数の同期が含まれています。

ADP5600の詳細な説明はADP5600データシートに記載されていますので、この評価用ボードを使用する際は参照してください。

EVAL-ADP5600
ADP5600評価用ボード
ADP5600 Evaluation Board ADP5600 Evaluation Board ADP5600 Evaluation Board

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