ADP2371

製造中

高電圧、1.2 MHZ/600 KHZ、800 MA、低静止電流降圧レギュレータ、クイック出力放電機能付き

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製品情報

  • 入力電圧範囲: 3.2 V~15 V、出力電流: 800 mA
  • 静止電流: 省電力モード(PSM)で14 µA以下
  • 効率: 90%以上
  • Force PWMピン(SYNC)、600 kHz/1.2 MHz周波数ピン(FSEL)を装備
  • 固定出力: 0.8 V、1.2 V、1.5 V、1.8 V、2.5 V、3.0 V、3.3 V、5 V、および調整可能オプション
  • 100%のデューティ・サイクルが可能
  • 初期精度: ±1%
  • 低シャットダウン電流: 1.2 µA以下
  • クイック出力放電(QOD)オプション(ADP2371の場合)
  • 外部クロックへ同期可能
  • 0.75 mm × 3 mm × 3mmの8ピンLFCSP (QFN)パッケージを採用

ADP2370/ADP2371は、小型3 mm × 3 mmの8ピンLFCSP (QFN)パッケージを採用した高効率、低静止電流、800 mA降圧DC/DCコンバータです。このトータル・ソリューションには、3個の小型な外付け部品しか必要ありません。

この降圧レギュレータは、当社独自の高速、電流モード、固定周波数PWM制御方式を採用して、優れた安定性と過渡応答を提供しています。高効率同期整流子アーキテクチャの採用により外付け整流子は不要になりました。

ADP2370/ADP2371は、携帯型アプリケーションで最長のバッテリ寿命を保証するため、軽い負荷条件でスイッチング周波数を低下させる省電力可変周波数モードを採用しています。ADP2370/ADP2371は、3.2 V~15 Vの入力電圧で動作するため、複数のアルカリ/NiMH電池、リチユウム電池、または他の標準電源を使用することができます。

ADP2370/ADP2371では、動作周波数を設定する複数のオプションを提供しています。ADP2370/ADP2371は600 kHz~1.2 MHzの外部クロックに同期させるか、あるいはFSELピンを使って600 kHzまたは1.2 MHzで動作させることができます。効率よりノイズへの考慮の方が重要な場合には、ADP2370/ ADP2371をPWMモード(FPWM)で動作させることができます。

出力電圧が公称値の92%を下回ったことを表示するパワー・グッド出力を持っています。

ADP2371には、スイッチド抵抗と、デバイスがディスエーブルされたとき出力を自動的に放電させるクイック出力放電機能(QOD)が追加されていますが、これ以外はADP2370と同じです。

両デバイスとも、パワー・スイッチと同期整流子を内蔵しているため、外付け部品数が少なくて済み、高い効率が得られます。また、ADP2370/ADP2371は内部ソフト・スタートと使い易くするための内部補償も内蔵しています。

ロジックで制御されたシャットダウン時、入力が出力から切り離されるため、入力電源からレギュレータへ流入する電流は1.2 μA以下です。その他の重要な機能としては、バッテリの放電を防止する低電圧ロックアウト機能とスタートアップ時に入力過電流を防止するソフト・スタート機能などがあります。短絡保護回路と熱過負荷保護回路により、悪条件での損傷を防止します。

ADP2370/ADP2371では、0805コンデンサを1個、1206コンデンサを1個、4 mm × 4 mmのインダクタを1個使用します。トータル・ソリューション・サイズは約53 mm2であるため、多様な携帯型アプリケーションの要求を満たす非常に小型のフットプリント・ソリューションが実現されます。

アプリケーション

  • 携帯型およびバッテリ駆動の装置
  • 自動メータ・リーダ(WSN)
  • POSおよびトランザクション処理機器
  • POSおよびトランザクション処理機器
  • メディアフォーマット・ディスプレイタブレットおよびパッド

ADP2371
高電圧、1.2 MHZ/600 KHZ、800 MA、低静止電流降圧レギュレータ、クイック出力放電機能付き
ADP2370-ADP2371 Functional Block Diagram ADP2370-ADP2371 Pin Configuration
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ツールおよびシミュレーション

LTspice


下記製品はLTspiceで使用することが出来ます。:

  • ADP2371-1.2
  • ADP2371-1.8
  • ADP2371-3.3
  • ADP2371-ADJ

SIMPLISモデル 1

ADP237x Buck Regulator Design Tool

Microsoft Excel download tool from ADIsimPower to generate a power supply design complete with a schematic, bill of materials, and performance specifications.

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LTspice

LTspice®は、無料で提供される強力で高速な回路シミュレータと回路図入力、波形ビューワに改善を加え、アナログ回路のシミュレーションを容易にするためのモデルを搭載しています。

 


評価用キット

EVAL-ADP2370/71

ADP2370/ADP2371 評価用ボード

機能と利点

  • 組み立てと試験が完了した評価用ボード、キットごとに 2 つ
  • キットごとにフルセットの IC 電圧オプション
  • 別々の帯電防止袋に入った各 IC 電圧オプションの 3 つのサンプル
  • すべての IC 電圧オプションをすばやく評価できるキット
  • 製品ファミリーごとに 1 つのキットの注文のみが必要

製品詳細

ADP2371 は、高速出力放電機能を除き、ADP2370 と同じです。したがって、この評価用ボードはどちらの製品にも使用できます。ただし、RedyKit には ADP2370 チップのみが含まれています。ADP2371 チップが設計に必要な場合は、サンプル注文処理を利用してチップを入手してください。

この製品は、特定の電圧または特定の機能での個別の評価用ボードと RedyKit™ を備えています。RedyKit は、組み立てと試験の完了した 2 つの評価用ボードと IC レギュレータ用のフルセット製品(電圧)オプションを提供することで、製品評価を簡素化します。すべての IC オプションは、各ジップトップ式帯電防止袋にアナログ・デバイセズの部品番号がはっきりと印刷された状態で仕分けされてキットに格納されています。

 

単電源、電圧計、電流計、負荷抵抗を用意するだけで、ラインと負荷のレギュレーション、ドロップアウト、グラウンド電流などの簡単なデバイス測定が可能です。

EVAL-ADP2370/71
ADP2370/ADP2371 評価用ボード

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