AD8122
製造中差動レシーバ、トリプル、300メートル・ケーブル用調整可能なイコライザ内蔵
製品の詳細
- ワイドバンド・ビデオ用の300メートル・ケーブルの補償
-- 60MHzのイコラズ帯域幅@UTPケーブルの300メートル
-- 120MHzのイコラズ帯域幅@同軸ケーブルの150メートル - 高速な時間領域性能
-- 1%へのセトリング時間:70nsec@UTPケーブルの300メートル
-- 2Vステップの立上がり / 立下り時間:7ns@UTPケーブルの300メートル - 3つの周波数応答ゲイン調整ピン:
-- 高周波部のピーキング調整(VPEAK)
-- 出力フィルタのカットオフ調整(VFILTER)
-- 広帯域領域のフラット・ゲイン調整(VGAIN)
- 選択可能なUTPまたは同軸の補償
- DC出力オフセット調整(VOFFSET)
- 低出力オフセット電圧:
±4mV@G=1 - RGBとYPbPrの両者を補償
- ヒステリシスを持った2つの内蔵コンパレータ:
-- コモンモード同期抽出のために使用可能 - 40ピン6mm×6mmのLFCSPパッケージを採用
AD8122は、トリプルの高速、差動レシーバで最大300メートル長のUTPまたは同軸ケーブルの伝送損失を補償する、イコライザです。ケーブルの逆周波数応答で最良の近似を行うために、さまざまなゲイン段がお互いに合計されます。各チャンネルは、高インピーダンス差動入力を特長としていますので、ケーブルに直接インターフェースするには最適となっています。
AD8122は、最適なケーブル補償のための2つの制御入力を備えています、1つのLPF制御入力は、UTPと同軸ケーブル間を選択する入力で、もう1つは出力オフセットの調整入力です。ケーブル補償入力は、異なるケーブル長の補償に使われます; VPEAK 入力は、高周波部のピーキング量を制御し、VGAIN入力は、広帯域領域のフラット・ゲイン調整をして、フラット・ケーブル損失を補正します。VFILTER入力は、各チャンネル上の出力ローパス・フィルタのカットオフ周波数を制御します。UTPと同軸ケーブル補償応答間の選択は、バイナリCOAX/UTP入力によって決定され、UTPアプリケーションでは開放のままにすることができます。VOFFSETピンで、出力のDC電圧の調整ができますので、DC結合システムで有効に使うことができます。
追加された柔軟性として、各チャンネルのゲインは、関係するチャンネルのGAINピンを使うことによって、×1または×2に設定することができます。
AD8122は、6mm×6mm、40ピンLFCSPパッケージを採用し、-40℃~+85℃の拡張温度範囲にわたって動作が規定されています。
アプリケーション
- キーボード・ビデオ・マウス(KVM)
- デジタル標識
- UTPケーブルを用いるRGBビデオ
- 業務用ビデオ・プロジェクタおよび分配器
- HD(高分解能)ビデオ
- セキュリティ用ビデオ
ドキュメント
データシート 2
アプリケーション・ノート 1
ビデオ 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。